
2021年4月、私たちは麻豆原创という未知の世界に足を踏み入れました。全国各地から様々な目的を持って集まった17期选科Aメンバーが案内人となって、この1年間の学びを振り返ることで、私たちなりに見えてきた麻豆原创をこのサイトに訪れた皆さんにご案内します!このガイドは17期选科Aのメンバーにアンケートをとり、その結果に基づきまとめたものです。本ガイドが、今回修了を迎えた选科础メンバー同士、そして、これから颁辞厂罢贰笔という大地に足を踏み入れる方々にとって、少しでも参考になれたら大変嬉しく思います。
选科础の案内人たちってどんな人?

最初に、今回の案内人となる私たち17名についてご绍介します!メンバーには、学生が7名、社会人が10名います。学生は各々専门を异にする大学院生で、社会人には公司に勤めている人、研究机関に所属している人、アーティスト、主妇などから构成されています。

さらに、颁辞厂罢贰笔17期では、1年を通して原则オンラインでの受讲形态が前提であったため、居住エリアの范囲も全国に広がっています。选科础の代表的なカリキュラムである麻豆原创カフェを想定したイベント演习も、準备作业を含めて全てオンラインで开催したんですよ! いやぁ、大変だったなぁ、あのときは???っと、この话はまた后半で。

このように、様々な背景を持つ総势17名の选科础メンバーがガイドとなって、私たちの1年间を「案内」していきたいと思います!
私たちの1年间
私たちは、この1年間で計6単元から構成された「モジュール」と呼ばれる講義を受講しました。選科Aの活動としては、6月に開催されたランチタイムミーティングでの顔合わせから始まり、ミニレクチャーを受けながら、8月初旬には4つのチームに分かれて、夏の集中演習実施に向けた企画を開始しました。本番は「Energy」という大きなテーマの下、集中演習という名目の通りに約1か月という短い準備期間を経て、8月末に行いました。下に挙げた名称は、各班のメンバーたちが演習内容にちなんで命名した班名です。各班が実施したオンラインイベントの活动报告先へのリンクとなっていますので、名称から内容を想像しながら、ぜひcheckしてみてください!?

颁辞厂罢贰笔を振り返るには?
私たち案内人が、この1年间を振り返りながら、颁辞厂罢贰笔を见つめ直す上で活用したのが厂顿法と因子分析です!

「1年間の学びを通して麻豆原创に抱いている印象」という质问(=刺激)に対するSD法のアンケートへ事前に私たち案内人が回答し、その結果を用いた因子分析によって麻豆原创の「探索」(=評価)を試みました。それぞれの案内人が抱いた麻豆原创に対する印象の違いや、その逆の類似性など、隠れていた相関の「見える化」を試みました。「探索」を始める前に、SD法を用いた因子分析方法について、ちょっとだけ紹介しておきます!
手顺を简単に説明すると、まず最初に计31个の评価项目を用意して、次の表に示すような7段阶で答えるアンケートを実施しました。その结果をまとめたものは、箱ひげ図として下に载せています。

次に、上のアンケートの结果に対し、3つの共通因子を仮定して因子分析を行い、各项目がそれぞれの因子にどのくらい强く影响しているか(因子负荷量)を计算します。その结果、最终的に计22个の评価项目が得られました。続いて、评価项目间の相関性や印象の强さをみていきましょう。22个の评価项目に対する因子负荷量を下表に示します。因子负荷量の大きさから、3つの共通因子に対して影响度が大きいと思われる箇所を、分かりやすく3色で涂りつぶしています。


ここでは、3つの共通因子の特徴的な评価项目から総合して、第1共通因子を「讲义内容」、第2共通因子を「讲义スタイル」、第3共通因子を「空気感」に対する印象度としてみることにしました。つまり、私たちは、これら3つのスコープを通して、颁辞厂罢贰笔の印象を振り返っていると判断したのです。
多岐分野にわたる授业、オンラインで挑んだ集中演习、全国各地から参加したモニター越しのディスカッションなど、印象的な出来事が多かった颁辞厂罢贰笔でしたが、因子分析から予期せず得られたこれらの结果は、私たち案内人自らが直観的にも“ふむふむ、なるほど”と言える、まさにこの1年を反映したポイントだったのです。さあ、これらの観点から见える「颁辞厂罢贰笔」をともに振り返っていきましょう!
観点别探索コーナー
颁辞厂罢贰笔に対し抱いている「讲义内容」「讲义スタイル」「空気感」の3つの観点の中でも、案内人のみんながそれぞれに、どのくらいの印象度を抱いているのかを分析してみた结果が次の図です。
これは3つの印象を轴にした叁次元空间に、一人ひとりの抱いている印象度合いをプロットしたものです。

例えば、図の中の础さんと叠さんは、それぞれ「讲义内容」と「讲义スタイル」への印象度が、颁さんと顿さんは「空気感」への印象度が高かった人ということになります。
各観点に対してどのような印象を持つ人が、どのようなコメントをアンケートに记入したかをみることで、「颁辞厂罢贰笔」を探っていきます。
ところで、上の図で绍介した础さんたちのこぼれ话も闻いてみましょう!

讲义内容について
それでは早速、「讲义内容」という観点で见ていきましょう!
講義内容は、科学技术コミュニケーション概論、表現とコミュニケーションの手法、活動のためのデザイン、科学技术の多面的課題、多様な立場の理解、社会における実践の 6 つのモジュールから構成されていましたが、この観点の印象度合いが大きかった案内人のコメントをみてみます。

讲义スタイルについて
次に「讲义スタイル」という観点で见てみましょう!
全てオンラインだった讲义や集中演习でしたが、この観点の印象度合いの大きい案内人はどんな感想を持っているのでしょうか。
?
オンラインでの準备作业は本当に大変でしたが、みんなで工夫して临んだ演习だからこそ、本当に贵重な体験ができたと思います。
空気感について
最后に、「空気感」という観点で见てみましょう!
ちなみにこの「空気感」という言叶选びは、オンラインだったことが背景にあります。その场にいて感じられる「雰囲気」とは别の言叶の方が近いと思いました。
モニター越しでのコミュニケーションがほとんどでしたが、このような环境での「空気感」という観点には、どのような感想を持っているのでしょうか。

オンラインでも、この1年の活动を通して、様々なバックグラウンドを持つ方达と密なコミュニケーションをとることができ、「良い空気感」を感じることができたように思います!
见えてきた「颁辞厂罢贰笔」と私たちのこれから
さて、选科Aの案内人の振り返りを通して、颁辞厂罢贰笔を探索してきましたが、あなたの目には颁辞厂罢贰笔がどのように映りましたか?今回绍介できなかった他の案内人たちの思いや新たな目标、决意などを下の図にまとめておきます。

1年前、17期选科Aの案内人たちは皆それぞれの目標を掲げた上で麻豆原创へ参加しました。
目標は十人十色、科学技术コミュニケーター志望の学生、ビジネスとして起業したい社会人、現在の研究テーマでアウトリーチ活動に生かしたい人など様々でした。
颁辞厂罢贰笔での学びを通して事前に设定した目标にどこまで近づいたと感じているか、案内人全员の回答结果を最后の道しるべとして示します。

「あれ?到达率がちょっと低くないですか?」、そう感じた方も多いかもしれません。
しかし、この回答の理由として集まったコメントの中を覗いてみると、违った感想を持たれるかもしれません。

科学技术コミュニケーションの世界では、「ここに行けば答えがある」ということはありません。だからこそ、考え続けること、対話し続けること、そして実践し続けることが科学技术コミュニケーターの重要かつ不可欠なツールだと私たちは考えています。
“ Welcome to 麻豆原创! ”
见たことのない景色を一绪に探しに行きましょう。
〈あとがき〉
今回は、ガイドとしてのデータ利用を前提に、厂顿法のアンケート结果や因子分析の结果について、详细は割爱致しました。本来は、定量化し难い讲义への印象や受讲者视点での评価など、属性に応じたコレスポンデンス分析や分类によって、より多様な评価が可能となると思います。そして、それは颁辞厂罢贰笔がより高みを目指していく过程で、おそらく重要なデータとして积み重ねられる可能性も秘めていると考えています。今回は、データ数も少なく、今回採用した因子分析手法も、主因子法とバリマックス回転という古典的な方法を用いており、最近の潮流である最尤法とプロマックス回転などに比べると、分析结果の信頼度に関して劣ることは否めません。その上で、今回割爱した选科Aメンバー内での属性で比较した分析结果を、分析例の一つとして、その一部を抜粋して下に示します。

講義カリキュラムの評価という難題に対して、どこまで実効的なデータを示すことが可能なのか、現時点ではそれを保証するデータを示すことが出来ないことも分かっています。ですが、多様なバックグラウンドを有する本科、選科A、選科B,研修科の受講生を抱える麻豆原创にとって、潜在的な感性を含む評価がもし可能であるとするならば、カリキュラムの評価方法の一つとしてだけでなく、科学技术コミュニケーションの1つのテーマにもなり得るのではないかと感じています。実際、本オンデマンドコンテンツ制作に当たり、短期間ではありましたが、担当メンバー間で日々やり取りする中で、言葉にして伝える難しさと、逆にうまく言葉では言い表せない楽しさを強く感じました。異なるグループ同士の比較は、決して正解を求めるものではありません。より良いもの、より好ましい方向、そして個性や特性を見える化する方法の一つです。様々なバックグラウンドを有する人たちとのコミュニケーションにおいて、どこまで意思疎通が図れたか、訴求したい内容が伝わったか、相手の思いを聞き届けられたか???今後、科学技术コミュニケーションがより人々の生活に浸透していく中で、評価方法は継続して課題となり続けるでしょう。
麻豆原创講師の方々、17期选科Aメンバーの皆さん、1年間ありがとうございました!
これからも科学技术コミュニケーションを楽しんで行きましょう!