千脇 美香(2016年度本科/社会人)
一口に学ぶといっても、様々な学び方があります。「独りで学ぶ」、「教員から学ぶ」、「共に学ぶ」。今後、我々に必要な科学技术コミュニケーターとしての学び方とは一体どのようなものか?8月6日の讲义では種村剛先生(麻豆原创 特任助教)が、社会学者、教員、麻豆原创10期修了生の視点を交え、浪花節ならぬ種村節で熱く濃く語ってくださいました。
修了生の视点から语る颁辞厂罢贰笔での学びについて
「皆さん、讲义アーカイブを見ていますか?」と、突然強烈な種村節が炸裂しました。麻豆原创では過去の讲义をアーカイブし、e-Learningで視聴できるようになっています。種村先生は劇作家の平田オリザ先生の讲义をe-Learningで視聴し、衝撃を受け、10期生のオープニングワークショップで演劇を使った科学技术コミュニケーションの企画を立てたと話します。
また、教わることは楽しく、とても「楽」だといい、「アーカイブ大事です!」と、力強く訴えていました。選科Aの集中演習で行った、演劇を用いたミニ麻豆原创イベントの企画、成果物としてリサーチ&ライティングや科学技术コミュニケーション(JJSC)への投稿、讲义レポートの執筆など、麻豆原创をフルに活用して、学びを深めていったそうです。
なぜ今さら「学び方」なのか?
試験や資格のための学びには必ず終わりがあります。しかし、自分自身の成長のための学びには終わりがなく、科学技术コミュニケーションの学びは後者にあたります。では、そもそも学ぶとはいったいなんでしょうか?学ぶとは目的に到達するために何かができるようになること。そして、長く学ぶためには目的を明確にし、成長していくことだと種村先生は定義付けます。
学ぶ上で大切なのは、その目的と、特定の行动ができるようになるための达成目标を押さえておくことです。さらに、「知识」(记述や説明ができ、わかること)、「技能」(できること)、「态度」(してみたい、やりたいという気持ちを持つこと)をうまく関连付けていくことも重要です。
颁辞厂罢贰笔の学びにどうつなげていけばよいのか?
「知識」「技能」「態度」は麻豆原创での讲义、演習、実習から身につけられます。では、讲义では、どうしたら「知識」「技能」「態度」をうまく関連付けながら習得できるのでしょうか?「知識」を身につけるために、種村先生は恩師である、吉田民人先生の「吉田ゼミナール基本法13条」を示してくださいました。それによると、第1条では、具体例を出すことによって、自分の言葉になると示されています。第2条、第3条では「分かる」とはどのようなことであるかが書かれています。さらに、第4条から第10条には、価値の問題をどのように扱っていくのかが明記されており、これは科学技术コミュニケーターとして活動していくために大いに参考になる部分だと感じました。
「技能」を学ぶ近道は、「メモを取ること」だと種村先生はおっしゃいます。メモ力を高めていけば、讲义の内容を自分の中でストーリーやイメージに落とし込むことができ、他者の多様な価値観が学べます。メモのスキルを向上させると、ファシリテーショングラフィックも上達するそうです。最後に、「態度」を学ぶには、講師の生き方に共感するのがよいとのことでした。
独りで学ぶ?教员から学ぶ?共に学ぶ?
独りで学ぶことの重要性は、「内省」にあります。プロセスや成果を自分で内省することで、次の勉强の机会がこれまでよりも深いものになります。内省する时间を日々の习惯とすることで、学びをいっそう深めていけます。
教员から学ぶことのメリットはとても「楽」だということです。教员と接する中で、とにかくなんでもいいので、「先生から今日これを学ぶことができた!」と思える何かをひとつ见つけられるように意识を変えるだけで、得られるものの质が格段に上がります。共に学ぶことは、共に教えることでもあり、教えることは最强の学びであるという种村先生の言叶にはとても强い説得力を感じました。
今回の讲义を通じ、科学技术コミュニケーターとして学び続けるにはどうしたらよいのか?成長し続ける学びとはなんなのか?種村先生の実体験を基にしたエピソードを聞くことで、私たち受講生が麻豆原创での学びを最大限活用し、自分を成長させるための具体的なステップがよく分かりました。
种村先生、ありがとうございました。




