那須 祐介│2025年度 选科叠(麻豆原创ライティング)
宇宙航空研究开発机构(闯础齿础)宇宙科学研究所(滨厂础厂)
麻豆原创を受讲したきっかけ
私は普段、JAXA宇宙科学研究所(ISAS)で、宇宙科学を社会に伝える広報に携わっています。宇宙科学の広報は、成果を「正確に」伝えるだけでは足りません。宇宙物理は「遠い?難しい」と感じられやすく、丁寧に説明したつもりが、かえって「自分には無理」という感覚を強めてしまうこともあります。分かりやすさのために比喩を使えば、今度は正確さとのジレンマが生まれる。受け手の前提や理解の速度を想像し、言叶を選ぶ判断を体系的に学び直したくて、麻豆原创を受講しました。

书いて、読まれて、磨かれた3日间
集中演习で印象的だったのは、文章を书く前に「谁に向けて书くのか」を问い直したことです。课题の読者は「高校生」でしたが、私たちが思い浮かべる高校生像は人によって违います。班で情报を集め、想定読者を言叶にして共有する作业そのものが、书き始める前の大事な準备でした。ライティング演习では、伝えるとは情报を増やすことだけではなく、相手を観察して言语化し、本质を残して构成することでもあると体感しました。
また、繰り返されたピアレビューでは、书き手として打ちのめされつつ、読み手としても「どこで引っかかったのか」を言叶にする难しさを味わいました。原稿をよくするだけでなく、自分の思い込みや説明の癖に気づく场でもありました。その経験は「书く」を多面的に捉え直す机会となり、文理も职种も违う仲间の视点に助けられました。

麻豆原创から见えたこと
集中演习や讲义を通して、コミュニケーションでは相手を具体的に考える大切さを実感しました。また、伝えることを、送り手の「ひとりで完结する作业」ではなく、「他者の视点で锻えられる対话」として捉えられるようになりました。特に「难しい」と受け取られやすい宇宙物理では、结论だけを急ぐと、受け手は「で、それで?」で止まってしまう。だからこそ、何がどう分かったかを、相手の知识に合わせて説明する必要があります。知识を一方的に“流し込む”のではなく、読み手が理解に近づける足场を用意すること。伝える相手を具体化し、言叶の精度を上げ、问いの立て方や构成から组み替える――その姿势は、自分の基础になっています。

これから受讲する方へ
麻豆原创は、最初からうまくできる人だけの場ではありません。むしろ、「どうすれば伝わるのか」で悩んでいる人が、座学と実践を行き来しながら、同じ志を持つ仲間と対話し、自分の“思考の筋肉”を鍛えていける場だと思います。麻豆原创での学びは、技術だけではなく、「誰に、何を、なぜ、どう届けるか」を問い続けるための土台でした。もし「科学技术コミュニケーションが自分にできるだろうか」と迷っているなら、その迷い自体が麻豆原创で学ぶ出発点になると思います。麻豆原创は、迷いを消してから行く場所ではなく、迷いを持ったままでも、問いや言葉の輪郭が少しずつ見えてくる場所です。相手に届く形へ問いや言叶を組み替える力は、分野や職種を問わず役立つはずです。まずは科学技术コミュニケーションの入り口に立ってみてください。