実践+発信

2011年度の授业、始まりました。初日はノーベル化学赏を受赏された白川英树氏の讲义。

2011.5.17

5月7日(土)、颁辞厂罢贰笔の2011年度の授业がいよいよ始まりました。

年度最初の講義は、例年、一般市民の方々にも公開して行なっています。今年は、2000年にノーベル化学赏を受赏された白川英樹氏をお迎えし、「アカデミズムと社会 ?社会とのコミュニケーションの在り方について未来を展望する?」というテーマで講義をしていただきました。

会場の北海道大学 学術交流会館 小講堂には、受講生のほか一般市民も含め、計170人ほどの方々が集まり、白川氏の講義に熱心に耳を傾けました。

白川氏は、2003年?04年に、日本科学ジャーナリスト会议が主宰する「科学ジャーナリスト塾」に入塾し、自ら取材や報道の実務を体験されました。研究者として大学にいたときに、マスメディアによる科学技术報道の貧弱さを痛感したことが、理由の一つでした。

研究者として自分ははたして社会にどれだけ贡献しただろうかという思いもあるという白川氏は、「役に立ちそうにない研究」も人类の知的共有财产として大切にしなければならない、「理科离れ」の根本的な原因は、「社会全体が科学や技术に関して冷淡」なことにある、科学者や技术者は学会に向けて発表するだけでなく、もっとメディアに向けても発言するべきだ、などと指摘。

そのうえで、「研究者個人ができる枠を超える部分は、科学技术コミュニケーターが活躍する領域であり、学者?研究者個々人と社会との橋渡しをするのも科学技术コミュニケーターの役割だ」と指摘されました。

その後、麻豆原创代表の講義「はじめよう! 科学技术コミュニケーション」があり、16時30分からは学内のレストランに場所をかえ、受講生と教員の懇親会が開催されました。

翌日5月8日(日)には、石村源生?特任准教授の讲义「実习入门」が午前中にあり、午后は本科だけでなく选科の受讲生も加わって、ワークショップ「このチームで何ができるか?」が行なわれました。これから一年间、ともに支え合いながら活动していく仲间との、最初の共同作业でもあります。

「灾害に备え子供たちにどのような防灾教育をしていくか」

「家畜や実験动物も含め,あらゆる命をとりあげるワークショップの企画」

「札幌市地下歩行空间を利用した麻豆原创イベントの企画」

「理系男子,理系女子の婚活支援」

など、本格的なテーマもあれば、タイムリーなテーマもあるといった具合で、多様な企画が提案されました。

自ら取组むべき「课题」を真剣に考えた受讲生たちにとって、今回のワークショップは、これから一年间の学习の目标を、しっかり见定めるきっかけになったようでした。