■キープ协会と环境教育
今回は、山梨県?清里高原にある公益财団法人?キープ协会(碍贰贰笔)から、増田直広さんが来てくださいました。キープ协会は、八ヶ岳の麓にあり、やまねミュージアムや山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター等、様々な施设を运営しています。
また恵まれた自然環境を活かし、多くの环境教育事業を1983年から行っています。増田さんは环境教育のエキスパート。パソコンをほとんど使わずに、巧みな話術で受講生を惹きつけます。
■1枚の不思议な写真から
まずは不思议な写真を见せて、何が写っているのかと寻ねます。ゴリラ?古坟?宇宙人?一度、思い込んだらどうしてもそう见えてきてしまいます。ネタバレになるので、これ以上详しく绍介しませんが、解像度を高めてみると、普通のスナップ写真でした。
「持続可能な社会」「自然を大事にしよう」といった言叶をいつも自分たちは当たり前のように使っているが、本当に伝わっているのか?自分たちの当たり前は、谁にとっても当たり前なのだろうか?1枚の写真をもとに、前提を疑うところから始めようと増田さんは言います。
■纸芝居プレゼンテーション法
人に伝える方法としてアナログも有効ということで、今回はパソコンを使わず紙芝居プレゼンテーション(KP法)で讲义をしてくださいました。増田先生は、环境教育について受講生と双方向のやりとりをしながら、手書きのキーワードをテンポ良くホワイトボードに貼り付けていきます。内容もさることながら、こうしたコミュニケーションの手法にも学ぶところが多かったです。
■インタープリテーションとは?
インタープリターは見えるものを通して意味や価値、つながりを伝えるという「翻訳者」のことです。今回はTracksというアメリカの环境教育のプログラムを通して、インタープリターの疑似体験をさせていただきました。
アメリカのとある所で1亿年ほど前の地层から见つかったという、2种类の足あとの化石。最初は次第に接近していき、次第に重なってもみ合いになった形跡があり、その后は1头になって歩いて立ち去っています。ここに秘められたストーリーを読み解こうというものです。
求爱中のオスをメスが受け入れた、あるいは捕食者との攻防ではないかとか、果てはスキップした后、片方が相手を肩车して2头でどこかへ消え去った説など、奇想天外な発想に教室が笑いに包まれました。
実はこの化石を読み解く作业に正解はありません。というより全てに正解の可能性があるそうです。このプログラムを通じて、インタープリターの仕事を疑似体験することができました。
■インタープリテーションの公式
インタープリターと、科学技术と人を橋渡しする科学技术コミュニケーターにはかなり共通点がありそうです。増田さんは以下のようなインタープリテーション(IP)の公式を紹介してくれました。
滨笔の成果=(&濒诲辩耻辞;人を知る&谤诲辩耻辞;+&濒诲辩耻辞;资源を知る&谤诲辩耻辞;)&迟颈尘别蝉;&濒诲辩耻辞;技术を知る&谤诲辩耻辞;
まずは、対象者であったり自分であったり、人を知ること。
そして資源というのは、題材や材料のこと。増田さんの場合は清里の自然であり、私達の場合は科学技术ということになります。
それらを足したものに、技術を知ることを掛けます。技術とは、讲义形式で伝えるのか、それともワークショップ形式なのか、あるいは道具を作るのかといったテクニカルな部分のことです。
■&谤诲辩耻辞;持続可能な社会&谤诲辩耻辞;を言い换えてみよう
増田さんは持続可能な社会を作りたくて环境教育の仕事を続けているそうです。増田さんなりに人に伝わる表現で言い換えると、「誰にとっても平和な社会」です。最後に、“持続可能な社会”を別の言葉で表現するとどうなるか、受講生たちが自分なりに考えてみることで締めくくりました。
「无理をせずに続けていけることができる仕组みがある社会」「未来を梦见ることができる社会」「100年后も今のバランスが保てている社会」等、たくさんの意见が出ました。
改めて、科学技术コミュニケーターの役割や、伝わる言葉の使い方について考える良いきっかけとなりました。増田さん、ありがとうございました。



