2012年11月24日(土)16時半から、紀伊国屋書店札幌本店1階インナーガーデンで、第66回麻豆原创?カフェ札幌「ボク、生物”ロボット”?科学が生み社会が育てる人工生命?」が开催されました。ゲストは、北海道大学大学院?地球環境科学研究院准教授の山崎健一(やまざきけんいち)さんです。大きなクリスマスツリーが飾られた会場は満席となり、立ち見も出る盛況ぶりでした。


今回のテーマは「合成生物学」。生物を「合成」するという、まるで厂贵のような话ですが、现代の分子生物学の技术では実现可能だというのです。それどころか、世界中の大学生チームが合成生物のアイデアを竞う「国际生物ロボットコンテスト」(颈骋贰惭)まで开かれ、「生物版ロボコン」とも言われています。
山崎さん率いる北海道大学チーム「」は今年で3年目。アジア大会で金赏も受赏しました。今年の报告会は、12月11日(火)18时から19时半まで、同じく纪伊国屋书店で「」と题して开催される予定です。
生物を合成するとはどういうことでしょうか。まずは高校生物のおさらいから始まり、遗伝子の仕组みや、顿狈础の构造、基本的な役割についてお话がありました。また山崎先生たちが作った生物ロボット「女性ホルモンを検知すると青くなる植物」の実物も持ってきて顶き、休憩时间に来场者が自由に顕微镜で観察できるようにしました。他にも「环境中の有害物质である水银を吸収してしまう大肠菌」や「酸素浓度に応じて异なる蛍光を発する大肠菌」など、アイデアあふれる生物ロボットを写真等で绍介しました。

今回の麻豆原创?カフェでは、来場者との双方向コミュニケーションを生み出すために「クリッカー」という、リモコンのような装置を使ってみました。クリッカーは、選択式の质问に対し、来場者が手元のコントローラーから送信した回答を瞬時に集計できるシステムです。
Q. 生物を合成できるという研究結果を知っていましたか?
1. 知っていた 2. 知らなかった
Q. 大腸菌の遺伝子の数は何個?
1. 400個くらい 2. 4000個くらい 3. 40000個くらい 4. 400000個くらい (正解: 2.)

このように、途中でアンケートやクイズを出题し、それぞれの选択肢に何人回答したか画面に表示されます。正答や回答者の分布を见て、山崎さんが解説しながらカフェは进行します。
カフェの后半では、参加者に「こんな生物あったらいいな」という生物ロボットのアイデアを募りました。「放射性物质を除去する生物」や「ウソ発见生物」など、ユニークなアイデアが来场者からたくさん寄せられ、山崎さんも感心しきりです。
会场では当日、「バイオアートギャラリー」のポスターを展示しました。顕微镜を通して见た生物の美しさを表现した作品で、山崎さんが率いる「颈骋贰惭」の北海道大学チームの学生が制作したものです。美しいポスターは、会场でとても目立ち、通りすがりの买い物客の方も足を止めて鑑赏していました。
また会場では、11月15日に発売されたばかりの山崎さんの新著「遺伝子デザイン学入門 I ?かんたんデザイン編」(北海道大学出版会)を販売。購入した参加者に、山崎さんが丁寧にサインをしていました。来場者の皆さんの好奇心と熱気に、山崎さんや私たちスタッフも感激し、大いに刺激も受けました。会場まで足をお運び頂いた皆様、本当にありがとうございました。
(レポート:2012年度本科 前田 明裕)

ゲストの山崎健一先生と
2012年度本科?麻豆原创カフェ実習3班:石井彩映子/北野慈和/前田明裕/松原一樹