実践+発信

「地球环境问题における『连携』『协働』重要性」105山中康裕先生の讲义レポート

2011.10.27

10月5日にはモジュール6「トランス麻豆原创」の讲义が始まりました。その第一回目は、北海道大学大学院環境科学院教授の山中康裕さんに、「地球环境问题における『连携』『协働』の重要性」と題してお話いただきました。

山中さんは今年4月、所属する北大大学院环境科学院に「実践环境科学コース(笔谤补肠迟颈厂贰)」を设立し、地域の问题を市民と考え行动する环境科学の専门家を育てています。

山中さんのご専門はもともと、海洋における生態系が気候変動によっていかに変化するか、コンピューターを使ってモデル化し、そのメカニズムを科学的に解明すること。その研究成果が、国の各種報告書や「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の報告書に掲载されています。国内外の第一線で活躍する研究者がなぜ、そうした人材育成コースをつくるにいたったのでしょうか。

今回の讲义で山中さんは、まず地球温暖化問題についてコンパクトに紹介しました。だれがCO2を減らすべきかという問題は、まさにトランス麻豆原创の問題。国、貧富、世代、リテラシーなどの違いで、さまざまなステークホルダーがあり、たいへん難しい問題をはらんでいます。

山中さんは、そうした问题関心のもと、2008年にグローバル颁翱贰の拠点リーダーとして、环境科学の研究者や実务家の育成を行うことになりました。研究者として评価されるよりも、「人を育てたい」という、教育への强い思いが感じられました。

 一昨年度は、多忙な仕事を精力的にこなしながら、科学技术コミュニケーションを学ぶために、大学院生や社会人といっしょに麻豆原创を受講されました。この4年間で「人生が何度も変わった」といいます。

そして今春、「大学が社会とともに『社会に何かを生み出せる人』を育てたい」というコンセプトで、环境科学の素养があり、地域に贡献できる若い人たちを育てるために、环境科学院に「実践环境科学コース」を设立したのです。リゾート会社と大学が环境教育の実践の场をともに创り上げた「トマム云の学校」をはじめ、いくつかの「提案型インターンシップ」の実施を通じて、受讲生は実践的に学びを深めることができます。

「山中さんに会って、とてもよかった」と人に言われることに、なによりも感激するとのこと。今后もそのバイタリティで、地域社会と大学をつなぐ教育実践を続けてくださることでしょう。