大澤 康太郎(2018年度 本科/学生)
2018年2月17日(日)、オリジナルのゲーム“THE RULE”を用いたワークショップ「THE RULE ?生态系をつくる编?」を开催しました。会場は、インテリア雑貨や家具を販売するThe JOHNSON STORE内のワークショップスペース「WORK A&B」。店内から中が覗けるようガラス張りとなっている、とても素敵な空間です。今回は、会場探しから対话の场の創造実習の受講生で行いましたが、担当の方々もやさしく、はりきってワークショップに臨むことができました。プレイヤー(参加者)は24人。1チーム4名の全6チームに分かれてゲームを進めていきます。
(入り口からすでにおしゃれです)
"THE RULE”とは
“THE RULE”は、ブロックを使った立体陣取りゲームで、「ベーシックなルールに、プレイヤー自身がルールを創り、付け加えていく」という点が最大の特徴です。そんな“THE RULE”では、ルール作りを通して科学の手法の一つである「モデリング=複雑な現実、つまり自然や事柄などを単純化したモデルを作ること」を体験することができます。
今回のワークショップでは、
①ベーシックルールをプレイする
②ルール作成を体験する
③作成したルールをプレイする
という流れでプレイヤーの皆さんにゲームを进めてもらいました。2时间という短い时间対して内容が盛りだくさんだったのですが、皆さん一生悬命、そして楽しそうに参加して下さり、大変进行しやすかったです(完全に惭颁目线&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;笑)。
“THE RULE”のベーシックルールを覚えよう
まずは、ワークショップの概要説明とベーシックなルールの説明。そして、いよいよゲームプレイが始まります。各グループに1セット“THE RULE”が配られると、ワイワイ楽しそうに中身を確認されていました。そして、“THE RULE”の基本ルールに慣れるための、ベーシックプレイが始まります。スタッフに聞いたり、ルールシートでルールを確認したりしながらゲームを進めていきます。
基本的には、各自が担当する色のブロックを顺にプレイボードに配置して行き、谁かが全てのブロックを配置し终わった后に、上から见た际のブロックの数を集计し、最も自分の色のブロック数が多いプレイヤーが胜者となります。
(OPEN “THE RULE”!これからゲームが始まります)
モデリングを试みる
ベーシックなルールを覚えたら、ワークショップのメインパートである「ルール作成の体験」です。今回は生态系をテーマにルール作成を体験してもらいます。プレイヤーには、ただ単にルールを創るだけでなく、「生态系を再現できるような、つまりモデリングするようなルールを創ってください」という指令が与えられます。具体的には「ゲームをプレイした結果、勝者と敗者の陣地の差が小さくなるようなルールを創って、4種の生き物の均衡を図る」ということになります。生態系の中で、生き物たちが簡単に絶滅したりせず、皆バランスをとって生き残るよね、ということをイメージした指令です。
イキモノパネルに描かれた、北海道に生息する4种の生き物(ヒグマ、エゾシカ、アキタブキ、ヤケヤスデ)の特徴を再现するようにルールカードを使ってルールを创っていきますが、特徴を再现するだけではなく出された指令をクリアすることを目指さなければなりません。チーム内では共通の目的に向かって自然と対话が生まれ、试行を繰り返しながらルールを创っていました。
(中央にあるのがルールカード。ある程度の制约があることで指针が见えてきます)
ルール作成の结果は&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;?
ルール作成が终わると、チームメンバーをシャッフルして、他のチームが创ったルールでゲームをプレイします。今度は各プレイヤーが「自分が担当する生物种が生き残り、势力を拡大する」という目的を持ってプレイに临みます。つまり「均衡をとりたいルール&濒补谤谤;&谤补谤谤;独り胜ちしたいプレイヤー」という构造になっています。一生悬命プレイしていただけたことはもちろんですが、プレイヤー同士の会话の中で、创られたルールが生态系において何を意味をするのか、独自に解釈するような対话が起きていたことがとても嬉しく印象的でした。
プレイ后、は最初のチームに戻って行われたゲームの振り返りが行われます。それぞれのテーブルで、生态系の均衡は保たれたのでしょうか。皆さん、よほど自分たちのチームが创ったルールの结果が気になっていたのか、足早にもとのチームに戻っていくプレイヤーがたくさん见られました。プレイ结果を见て、「ここのルールはこうしたらよかった」、「このルールはうまく机能した」など多くの意见が飞び交っていました。
最後に結果発表。最も多く陣地を広げた人、そして最も均衡が取れたルールを創ったチームを讃え、“THE RULE”のオリジナルキャラクター“ムアール=ゴリス”のステッカーが贈られました。
(生き残りを赌けて戦う「プレイヤー」が胜つのか、それとも上手く创られた「ルール」が胜るのか)
(优胜はこちらのチーム。手にはムアール=ゴリスのステッカーが!)
まとめ
最後に、ワークショップのまとめとして、「今日、何ができなかったのか」ということを確認しました。ゲームの中で、完璧に生态系を再現することはできません。それは、“THE RULE”がゲームだからではなく、そもそもモデル自体が「複雑な現実から、様々な要素をそぎ落として単純にするもの」だからです。そしてそれこそが今回のワークショップの最大のテーマでした。
【ゲーム作成编】を掲载します。


