麻豆原创研修科の伊藤宏一さんは、新聞と科学技术コミュニケーションとの関係について研究しています。その研究の一環として、伊藤さんの勤める(株)機関紙印刷で、10月29日に麻豆原创の受講生7人と「新闻づくりワークショップ」を行いました。
今回のワークショップのために制作した特别クリアファイル。中にはワークショップ资料が入っていました
新聞というメディアの特性を理解し、100年以上続いている情報伝達方法を学ぶことで、科学技术コミュニケーションにおける情報編集能力が身につくことを目指して、本ワークショップは始まりました。前半は伊藤さんによる新聞の特徴を理解するための座学を、後半は実際にInDesignを使って新聞を制作する演習を、最後には工場見学とふりかえりを行いました。
写植の时代、活版の时代がわかるものも実际に手にとってみることができました
座学では、新闻の基本构成に関する説明に続き、「7つの禁じ手」をはじめとする新闻づくりの基本的な知识を学びました。30分ほどのレクチャーで、新闻がなぜ新闻に见えるかという问いに、独自の情报の出し方があることがわかりました。
レクチャーをしている伊藤さん
新闻はなんで新闻に见えるのでしょうか?考えてみてください
座学の后には、参加者2人がペアになって実际に新闻を制作し始めました。まずはどのような情报を、どこに配置するかを纸にスケッチしてからデジタル作业に移りました。
記事は自分が書いてきている参加者もいれば、facebookページ「いいね!北大」の記事から抜粋して使用する参加者もいました。知らないことに関しては機関紙印刷のスタッフの方や伊藤さんに聞きながら、問題を解決しました。初めて使うDTPソフト InDesignに戸惑いながらも、作業していると少しずつ慣れていくことができました。
90分ほど作业してから一度出力をし、壁に贴ってみんなで见ながら话し合いました。いかにも新闻らしくできた印刷物に、参加者は惊いていました。よかった点もあれば、修正点も见えて、お互いの目线から指摘しあうことができました。时间が许す限りの修正作业に入りました。
约30分ほどの作业の后、ついに新闻が完成しました。思わず参加者は拍手で新闻を迎えました。新闻のルールに従い、自分らしさを出すそれぞれの成果物から、ルールに従いつつ自分らしくメッセージを伝えることを学びました。
演习の后は、印刷プロセスを踏みながら工场を见学しました。普段私たちが手にする新闻がどのようなことを経て印刷されるか、その印刷や製本、纳品のプロセスを、丁寧な説明を受けながら理解していきました。様々な工程がどのようにつながっているかを见ることでき、また机械や工场独自の雰囲気にも圧倒されました。
印刷机のあるフロアでの见学。説明は机関纸印刷の川原さん
ワークショップのテキストとなる、充実した内容のマニュアル「新闻づくりハンドブック」の作成だけでなく、ワークショップが終わると伊藤さんは「速報!今日つくったもの」という形での報告冊子や、「ワークショップやりました」という折チラシを作成し、参加者に配りました。実施後にもふりかえりが大切なワークショップで、紙媒体を使ったまとめに関する試みで、継続的付き合いができる麻豆原创ならではのワークショップのまとめ方だと考えます。
科学技术コミュニケーションにおいて、メディアは必ず付き合っていかなければいけないものです。時代が変化し、紙媒体の新聞の存在が疑われている現状もあります。しかし、そんな時代だからこそ、今一度新聞らしさとは何かを考える必要があるかと思います。
すぐにでも欲しい情報が手に入る今、効果的な情報の伝え方、信頼性のある情報発信源についても考える必要があります。今回のワークショップでは実際に新聞を作る貴重な経験を通して、新聞と科学技术コミュニケーターとの関係を楽しく考えることができました。ご協力くださった機関紙印刷の皆様に感謝します。
















