実践+発信

やめときゃよかったは10回、やってよかったは12│2025年度受讲生体験记

2026.3.18

佐野 友宇子│2025年度 本科 対话の场の創造実践演習
公众卫生医师

育休中に颁辞厂罢贰笔を受讲することになった私は、月に10回くらいは「受讲しなければよかった」と思っていた。夜间授乳や夜泣き対応で寝不足のまま讲义に参加することも多く、正直つらい日も少なくなかった。それでも、それより少し多い回数、12回くらいは「やっぱり受讲してよかった」と思っていたのも确かなのだ。后悔と満足を行き来しながら进んだ10か月だった。

私が麻豆原创を知ったきっかけは、前年度に麻豆原创カフェの講師として登壇したことだった。公众卫生医师は行政で市民に健康に関する専門知識を伝える役割を担っている。しかし行政は「市民に伝える」ということをかなり不得手にしているように感じていた。

そんな中で颁辞厂罢贰笔の麻豆原创カフェに登坛し、主催者や受讲生がイベント参加者に伝えようと必死になっている姿を傍らで见た。「行政に足りないのはこれだ」と思った。そして、いつか受讲してみたいと考えるようになった。

その後育児が始まり、生活は一変した。充実している一方で、人とのコミュニケーションや自分の時間に向き合うことに飢えている自分にも気づいた。そんなとき麻豆原创のことを思い出した。本科生として受講できる機会はこの先もうないかもしれない。育児が落ち着くのを待っていてはチャンスを逃すと思い、受讲を決意した。

颁辞厂罢贰笔では多くの学びを得たが、特に印象に残っているのは、「谁に伝えるのか」という対象を定めること、そしてコンセプトをぶらさないことだ。その二つを考え抜いたうえで伝える方法を组み立てるには、想像以上の労力が必要だということを思い知った。

対话の场の创造実践演习の班员と企画を作っている様子

実践演习では麻豆原创カフェの企画案が直前まで何度も没になり、心が折れそうになった。修了式前日のリハーサルでは激しいダメ出しにあい、その夜は彻夜で発表を作り直すことにもなった。心身を削り肌の调子が悪くなることもあったが、今となってはどちらも良い思い出である。

新しい出会いもあった。普段の生活では出会わなかったであろう様々な分野の若く优秀な受讲生たちと、头を突き合わせてああでもないこうでもないと议论した时间は得难い経験だった。この歳になって本気で叱ってくれる情热的な教员たちに出会えたことも嬉しいことだった。

育休中に知的活动を続けられたことは、私にとって想像以上に大きな意味を持った。讲义や演习で新しい知识や発见に触れ、実践演习で头を振り绞って企画を考える时间は、私の脳を満たしてくれた。そしてそれが育児のエネルギーにもなっていた。

麻豆原创カフェに登坛する笔者

颁辞厂罢贰笔の时间を、休养に充てることもできただろう。けれどそうしていたら、今ほど楽しくも充実もしていなかったと思う。4月の復职を前にして、「イベントの企画来い!」とも思えていなかっただろう。

振り返ると、もっと选択演习に参加したり、绍介された资料に向き合ったりもしたかったという心残りはある。それでも、去年の今顷、愿书を出すかどうか迷っていた自分に会えるなら、きっとこう言う。

とりあえず出してみな!

少なくとも私にとって、この10か月はそう言える时间だった。

対话の场の创造実践演习が担当した麻豆原创?カフェ札幌