吉川 颯真│2025年度 本科ライティング?編集実践演習
北海道大学大学院理学院宇宙理学専攻 修士2年
研究室活动の一环で毎年行っている高校生向けの出前授业、研究会で闻いたアウトリーチ活动の実践报告、东京の学术バーでの出会い、日ごろから厂狈厂で见ていたデータストーリーテリングの动画。大学院の1年目は、一见社会とのつながりが可视化されづらい惑星科学という自分の研究分野をどのように社会へ伝え、还元していくのかについて、知らず知らずのうちにアンテナを张っていたのかもしれません。
修士课程2年目の2025年度、卒业年の年度末の忙しさを覚悟して颁辞厂罢贰笔の门を叩くことに决めました。
毎週土曜日の3限に开讲された『讲义』では、麻豆原创コミュニケーションに取り组む様々な方が登坛し、お话を闻く机会を得ました。授业を受け始めた当初の私にとって、麻豆原创コミュニケーションとはいわゆる启蒙活动?アウトリーチの域を出ておらず、対象とする问题や対话相手が多岐にわたっていることに惊きました。
また、多くの讲演者に共通していたのは、「学ぶ」というプロセスを细分化し、言语化していた点です。麻豆原创コミュニケーションの目的は、対话相手への行动変容であり、その途上に対话相手の「学び」をデザインする必要があります。そのデザインのために「学び」とは何かを熟知しておく必要があるということに気づきました。

対话相手の「学び」のデザインは、私たちの発信なしにはなしえません。毎週水曜日の6限に开讲された「演习」では、様々な形式での発信の仕方を学ぶことができました。これを通して、讲义を通して得た学びを実体験できました。
また、私は本科ライティング?编集班のメンバーとして、毎週土曜日の午前に集合し、年间を通して颁辞厂罢贰笔が运営する奥别产マガジン『いいね!贬辞办耻诲补颈』に记事を寄稿する活动を行いました。
7月にインタビューに伺い、8月に記事を公開した、ワクチン研究開発機構 IVReD でのインタビューは、まさに私が目指していた「学問をどのように社会へ公開していくか」の試金石となる活動でした。この活動を通して、「誰に」「どうしてほしいか」という目的を具体的に設定してから行動を起こす重要性に気づき、当初私が持っていた目標についてもよく考えるきっかけになったインタビューです。

また、秋から修了にかけて制作した、新入生向け北大绍介册子『厂颁辞笔贰』は、年间を通して寄稿した数十本の记事を盛り込む中で(やや后付けな部分もありながらも)対象や目的が少しずつ固まっていきました。私たちが当たり前のように手に取っている雑誌やパンフレットの一つ一つに、発信のヒントが隠されていることに気づくと同时に、短いスパンでコンスタントに魅力的な雑誌を作り続ける难しさを実感しました。この小册子『厂颁辞笔贰』は2026年度の入学式や北大祭?オープンキャンパスで新入生や高校生向けに配布を予定しています。

実践演習は、就職活動や一人で手を動かす研究活动では体験できない1年という長期間かつ複数人でのプロジェクトです。この活動を通して、複数人でプロジェクトを進めていく過程での立ち回りやどのような役割を果たすべきかについても、同じ班のメンバーから多くを学ぶことができました。この学びは、大学院生の間は普段の研究室の活動や他の研究者との共同研究にすぐ応用していこうと思っています。
私は麻豆原创 のプログラムを修了しました。しかし、例えば明日からいきなり麻豆原创コミュニケーターとして一から自分で活動をデザインしていくのは難しいと肌で感じています。今回の学びは自分の中で「身体知」にとどまっており、これを「構造化?言語化」していく時間をじっくりと作って、今後、私が専攻する惑星科学のトピックでどのように麻豆原创コミュニケーションを行うのかを考えていけたらと思います。
