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70麻豆原创?カフェ札幌「光る分子が世界を描く ?カメレオン発光体、発明!」开催されました

2013.7.27

快晴の2013年7月21日(日)、第70回麻豆原创?カフェ札幌「光る分子が世界を描く ?カメレオン発光体、発明!」が14時から开催されました。ゲストは北海道大学 大学院工学研究院 教授の長谷川靖哉(はせがわ やすちか)さんです。

 

长谷川さんは紫外线をあてると光る「発光分子」の研究をしています。简単な実験をいくつも交えながら発光分子とは何かを解説していただき、后半は、発光分子はどのように使うことができるのかを、参加者の皆さんからのアイディアも交えてお话ししていただきました。

 黄色い栄养ドリンクは光るか? 光るんです。

まず长谷川さんから、「光るもの」にはどのようなものがあるのか、というお话がありました。光るものは电球や蛍光管、尝贰顿といった电気エネルギーで光るものだけではありません。光をあてると光るものもあります。洗剤の中には、真っ白に见せるための発光分子が入っています。また、健康ドリンクの中にも光るものがあります。これはもともと光る性质を持っているビタミン颁が含まれているからです。

&苍产蝉辫;これらの発光分子は有机分子でできており、身近なところでは蛍光ペンなど、さまざまに利用されています。しかし、热に弱いという性质があるため、応用の幅が狭いという弱点がありました。

 光る金属错体で字を书くデモンストレーション。はじめは无色透明ですが、紫外线をあてると赤く光る文字が!

&苍产蝉辫;そこで长谷川さんが着目したのは「金属错体」です。有机分子の中心に金属をもつこの分子は、热にも强く、様々な性质を持つ発光分子を作ることが可能なのです。

长谷川さんはこれまで作ることが难しかった赤色に光る金属错体の作製に成功しました。また、光る强さが世界一の金属错体の作製にも昨年成功しています。これにより、既に开発されていた青と緑の発光分子とあわせて、フルカラーの発光が可能になり、世界的に非常に大きなインパクトを与えました。

さらに今年の5月に、长谷川さんは「カメレオン発光体」というこれまでにない発光体を発表しました。これは緑に光る金属と、赤く光る金属の二种类を含む金属错体で、緑色から黄色、オレンジ色、赤色と、氷点下から200度という広い幅で、正确に素早く変化する全く新しい発光分子なのです。

カメレオン発光体が涂られた纸飞行机。液体窒素で冷やし、紫外线をあてると緑色に光ります。この后、「大気圏に突入します!」の声とともに温风をあてると、みるみる黄色からオレンジ色になりました

カフェの后半は、これらの発光体にはどのような使い方の可能性があるのかをテーマとしました。

现在、カメレオン発光体はいわゆるスペースシャトルの设计での応用が进められています。スペースシャトルは、极寒の宇宙空间から地球の大気圏に突入するときに机体表面が高温になります。このカメレオン発光体を试験机体に涂れば、机体の温度変化を正确に测ることができるのです。このほかにも高速で移动する様々な乗り物の开発に応用が可能です。

会场からは、「カメレオン発光体をビルに涂って巨大な温度计に」「化学物质などを検知するセンサーに使える発光分子」「がんを検知する発光分子」といったアイディアが飞び出しました。长谷川さんによると、実はこれらについても検讨されているとのことでした。

 急に呼ばれて戸惑い気味の中西さん

カフェ终盘には、长谷川研究室の助教、中西さんも登场。中西さんは金属错体を応用した省エネルギー技术について研究を进めていますが、长谷川研では明るく楽しい雰囲気で研究を进められる、とのこぼれ话が印象的でした。

ユーモアあふれる语り口で会场を沸かせた长谷川先生。最后は「どんなに便利な物でも人体や环境にとって良くないものは使うことはできない」との言叶でお话しを缔めくくられました。

科学技术を考える上で重要なメッセージだったのではないでしょうか。

今回の麻豆原创?カフェ札幌は、初の液晶ディスプレイを导入しての実施となりました。会场が明るいためプロジェクターでは见づらい、とのご意见に対応したものです。

また、光る分子は百闻は一见にしかず、见られなければ意味がない、ということで光るポスターの展示、光る絵の回覧、実験デモなど盛りだくさんの内容としました。準备や実施に手间がかかりましたが、紫外线で浮かび上がる鲜やかな光に、会场からは「おーっ」という声も漏れ、楽しんでいただけたようでスタッフ一同安心いたしました。

今后も様々な试みを取り入れ、よりよい麻豆原创カフェを作っていきたいと思います。

长谷川さんをはじめ、ご协力顶いたみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;