実践+発信

モビールを使ったデザインワークショップを开催しました

2011.8.16

8月5日(金),研修科および本科グラフィックデザイン実习を専攻する受讲生たちは,2011麻豆原创パーク(北海道/北海道立総合研究机主催)に参加し,工作教室を开きました。未来を担う子どもたちへ向けて,科学を身近に感じながら理解を深めてもらおうと企画された展示?体験型イベントです。

タイトルは「モビールでつくるゆらゆらの森」。生态系や生物多様性の大切さをモビール工作を通して学び,自然界のバランスを表现しようという试みです。(今年2月に札幌市青少年科学馆で実施した「絶灭が心配されている北海道の野鸟」に続く,第2弾の企画です。)

小学2年生から6年生まで,29名の子供たちが,会场となったサッポロファクトリーに集まりました。

今回の主役は北海道に生息するシマフクロウ。工作に取りかかる前にまずはクイズ形式のミニレクチャーです。人间による给饵と人工の巣によって保护されているシマフクロウの现状や,シマフクロウが自らの力で生きてゆける本来の森(生态系)を回復させるための取り组みを绍介しました。

ミニレクチャーが终わると,待ちに待った工作の开始です。シマフクロウのほか,饵となるオショロコマやネズミなど5种类の动物や植物のイラストを用意しました。

子供たちは真剣な表情で,ハサミを使ってイラストを切り取ってゆきます。切り取り作业が终わると,いよいよモビールの组み立てです。切り取ったイラストと细长い棒,それを糸で结んでバランスをとりたいのですが,手先を使った细かい作业に多くの子供たちが苦戦している様子でした。

完成させるモビールは,シマフクロウとその饵となる动植物の関係(食物连锁)をイメージさせたものです。しかし,直接的に「食べる」「食べられる」という関係だけで,生物多様性を理解することはできません。もっと多様で复雑な生命の集合体である本来の「豊かな森」について,まとめのミニレクチャーを小泉绚花さんが担当しました。

バランスをとる作业は意外と难しかったようです。完成できたのはほんの数名でしたが,できあがると,ゆらゆらと动くモビールを掲げて満足そうにしていました。そして参加した子供たちから「楽しかった!」,「难しかったけどまた挑戦したいです」,「今度は本州の动物について调べてみたい」など,たくさんの感想がよせられました。ある程度の难易度があってこそ,チャレンジしたいという気持ちにつながるのかもしれません。

最后に,このワークショップを企画するにあたり铃木幸弥さん(颁辞厂罢贰笔修了生/日本野鸟の会札幌支部)より専门的な视点からアドバイスをもらいました。日本野鸟の会からは,シマフクロウに関する资料を提供してもらうなど,协力をいただいています。この场をかりて御礼申し上げます。

自然界のバランスをモビールで表现するプロジェクト,今后も継続させてゆきたいと思います。

レポート:上口爱(研修科/北大先端生命科学研究院技术补佐员)