选科A チームこめり
元家瑞月、高畑优、宇田亮子、仲井健太、中村元香、(教员)奥本素子

科学者と市民间の対话の「もやもや」
「もし研究が世の役に立たない场合、科学者はどうしたらいいの?」(科学者侧)
「科学者って何をしているの? 社会にどうなってほしいの?」(市民側)
これらは、《科学者》として研究に従事する3名と《科学者ではない市民》の2名のメンバーで構成されていた私たちのチームで議論した内容でした。そこで、私たちは科学技术コミュニケーションにおける「リアル」な問題として、科学者と市民が対話するときに抱く「もやもや」に焦点を当ててイベントを開催しました。
※この「もやもや」とは、立场が违うことで相手の意図することや感情が理解しにくい状况とします。
もやもや解消の难しさを実感してもらうことを目指して
科学者と市民间での対话の难しさには、持っている知识の差以上に、土地柄やその人が抱える背景、価値観の违いが大きく影响しています。そこで「もやもやのリアル(今)を感じ」「互いの立场に立って考えて」もらうことを目指して企画しました。以下の点をメンバーで话し合った结果、寸剧とゲームの2つを取り入れた企画となりました。
?最后まで饱きずに参加してもらえるようにする
?冗长な説明を减らし、参加者を巻き込む
?科学者の立场が上という印象を与えない见せ方をする
イベント①:寸剧
寸剧では、たとえ仲の良い相手でも、価値観の相违によって思わぬ意见の対立が生じることをテーマにしました。
数年ぶりに再会した科学者础子と一般公司で働く叠子?颁子は和やかに会话を始めます。しかし、础子が研究の话をし始めた途端、会话の云行きが怪しくなっていきます。

自分の研究の性质や意义を二人に上手く伝えられず、もやもやする础子。时间も税金も使って成果が出ないかもしれないと话す础子に、もやもやする叠子と颁子。
础子が泣き崩れて寸剧は幕を闭じます。「もやもや」の様子を绍介した后、実际に対话の难しさを参加者に体験してもらうべく、イベントはシミュレーションゲームに移ります。

イベント②:シミュレーションゲーム
野生动物への饵やりを背景に、昔から饵をあげてきた《市民》と饵やりをやめてもらいたい《科学者》の异なる立场から対话を进めるゲームです。选択した回答に応じていくつかのシナリオに行き着くようになっており、ハッピーエンドにたどり着くことは难しくなっています。


(シナリオ制作:元家?高畑?中村)
ゲームの最后では、取った选択肢によって対话が失败した理由や改善すべき点などを解説し、立场の异なる人同士が対话する上で心がけるべきことを提案しました。

アンケート结果
もやもやを実感してもらえたか?

寸剧の企画目标は、「科学者と市民の间での思想や価値観におけるギャップの存在を见せること」でした。ほとんどの参加者にギャップの存在を感じてもらえました。

シミュレーションゲームでは、「対话の难しさを実际に体験してもらう」ことを念头に企画しました。概ね目标は达成できたものの、あまり実感できなかったとの意见も。
相手のことを理解する上で役に立ったか?
市民侧の参加者からは本企画が役に立ったとの回答を得るも、科学者侧の参加者には「新たな気づき」を実感してもらえなかったことが窥えました。

コメントから、见せ方のブラッシュアップの必要性が示されました。対象を明确に绞ってイベントを开催するなどの改善があると考えられます。
最后に
私たちがテーマとした、立场が异なる人同士での「相互理解の必要性」と「分かり合うことの难しさ」は、话し合いを重ねても企画の方向性がなかなか定まらなかった私たちチームの缩図とも感じています。
背景が异なる初対面のメンバーで1つのイベントを作り上げることは容易ではありません。しかし、全员が意义のある企画にしたいという想いを持ち、个々の意见を尊重しながら会话を丹念に重ねて、限られた时间の中で精一杯に企画をしました。イベントにご参加いただいた皆様、根気よく指导してくださった先生方に御礼申し上げます。

本記事は、2022年7月18日(月)に実施した2022年 选科Aオンライン麻豆原创イベント「リアル」の報告記事の1つです。麻豆原创の选科Aコースでは、全国各地の选科A受講生が札幌に集まり、オンライン麻豆原创イベントをいちから作り上げる3日間の集中演習を行っています。20人の受講生が4グループに分かれ、計4つのイベントが行われました。以下のリンクより、他の活动报告もぜひご覧ください。
?选科A活动报告「科学の「め」」
?选科A活动报告「世界からサメが消えたなら」
?选科A活动报告「私をのこす ーしろくまメモリアルへようこそー」