本科受講生の松原忍さん(北海道大学環境科学院修士1年)の作品が青山芸術祭のデザインコンペティション「DESIGN AWARD 2010」で入选しました。
今年で10年目を迎えるこの企画は,东京青山のメインストリートを街灯フラッグで饰るイベントです。
2010年のテーマは「生命体を探せ」。
6月から本格的にスタートした颁辞厂罢贰笔グラフィックデザイン実习生5名がこの企画に挑戦し,松原さんの作品は见事,青山の街を饰るフラッグとして採用されました。10月11日(祝)から10月31日(日)まで,青山?表参道の通りを饰る予定です。なお,审査の様子が下记ブログで绍介されています。
http://aoyamainfo.exblog.jp/
松原さんからのメッセージを绍介します。
タイトル「生命を描く少年」
松原忍(北大环境科学院修士1年)/
颁辞厂罢贰笔本科/グラフィックデザイン実习専攻
初めてグラフィックデザインに取り组んだ私は,「生命体を探せ」という言叶から思いついたものすべてをラフスケッチに描いてみることから始めました。生命体か???理系の私が最初に思いついたのは,微生物や顿狈础でした。でもしっくりくるようなデザインは思いつきません。もっと谁にでも分かるような,日常的な光景から生命体を探そう。そこから,赤ちゃんが一人游びをするとき,赤ちゃんにしか见えない游び相手がいるんじゃないか,手书きの文字には人间の生命体らしさがあるんじゃないか,昔の人はりんごの落ちる様子を见て生命体の仕业と考えていたんじゃないか???など目には见えないところに,生命体を见いだすようになりました。りんごの落ちる现象は,现在では方程式一つで説明できてしまいます。昔の人たちより现在の私たちは多くのことを知っていて説明できるけど,「生命体の仕业」と考えていたころの人间の想像力は现代の私たちよりも优れていたのではないかと思いました。
そして,人间が作り出した架空の生命体という考えから思いついたのが,今回デザインした「星座」でした。无数に散らばる星を线でつないで,生命体を描き出す。そこから,多くの神话も生まれました。星座を作りだす作业はきっと,わくわくとした気持ちにあふれていて,时间が経つのも忘れて梦中になってしまうものではないかと思います。その时だけはどんな大人でも,少年のような姿になる。人间の想像力や好奇心が,夜空に生命体を生み出すエネルギーを持つことを表现しようと考えました。はじめは,プラネタリウムのような星が映し出された壁に,落书きをしている男の子を书きました。そこから,大津先生のアドバイスをいただき,プラネタリウムが夜空に,少年ははしごに登る姿を経て,最终的にはペガサス座に乗せてしまい,夜空を駆け回る姿になりました。
最初に描いたラフスケッチから,大きな変化を何度か繰り返し,わたしが描きたかったわくわくとした気持ちを表现することができたのではないかなと思います。今回の制作过程ではデザインの产みの苦しみというのを少し味わうことができました。でも,それ以上に楽しい时间を过ごすことができました。この経験をこれからの颁辞厂罢贰笔にいかしてがんばっていきたいと思います。