2015 麻豆原创10周年
颁辞厂罢贰笔私史|杉山滋郎

2. 挑む19.
町工场の社长

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麻豆原创の代表としての業務は、町工场の社长の様なものだった。といっても、町工场の社长になったことなど、ないのだけど。総務、人事、会計、現場業務(授業)など、すべてをやらなくてはいけない。

スタッフが転出すると、代わりの人を採用しなければならない。でも町工场の社长と違って、採用者を一人で決めるわけにいかない。各種の委員会で順に承認をもらう必要がある。しかもそれらの会议は、頻繁には開催されない。夏休みにかかれば1ヶ月以上も空白がある。でも授業など麻豆原创としての活動を止めるわけにいかない。

振興調整費で運営していたころは、年末年始に「社长業」がピークに達した。次年度の事業計画を立て、それに対応した「予算請求」をしなければならない。その締切が1月10日頃なのだ。

予算请求するには、まずもって次年度の「授业计画」が决まっていなければならない。今の年度のカリキュラムの问题点を洗い出したうえで次年度のカリキュラムを决め、讲师にお招きする方々へ依頼し&丑别濒濒颈辫;&丑别濒濒颈辫;、という作业を、积算に先だってしなければならない。

授业计画が决まったら、それに必要な経费を积み上げていく。人件费や旅费の计算も事细かに行なう必要がある。消耗品に至っては、一品一品を书き出す必要がある。

たとえば書籍。科学技术コミュニケーションに関連する最新情報を入手するために本を購入したいのだが、書名を一つ一つ書かなければいけない。100冊を超える本を書き出すのは、たいへんな作業だ。科研費なら、「○○関係和書(平均単価1,500円)×50冊(75,000円)」といった大括りな書き方をすればよいのだが、振興調整費ではこうした書き方が許されない。

この予算で事业を展开する年度(=来年度)に出版される本は予算に盛り込めない、という矛盾にも直面する。だって、来年度に出る本の书名など、わからないのだから。

積算の妥当性も厳しくチェックされる。本の場合は書名で判断されるから、「この本、科学技术コミュニケーションとどんな関係があるの?」と言われないか、とても心配になる。「広辞苑はだめ」なんていう話もあった。「『広辞苑』は科学技术コミュニケーター育成とは関係のない業務でも使用される、ごく一般的な書だから」というのだ。『広辞苑』が必要な「理由書」を別に提出すれば認められるのだろうが、それはそれで面倒な作業である。