【レポート:髙橋香帆(北海道大学 農学部 生物資源科学科4年?2015年度麻豆原创本科 デザイン実習)】
「みなさん、大変長らくお待たせいたしました。いよいよチ?カ?ホ农学校、開校です!」
2015年10月25日午後2時、満を持して、チ?カ?ホ农学校 細胞工作研究所は開校しました。
私たち麻豆原创11期デザイン実習のメンバーとその仲間たちは、札幌都心の地下を貫く「札幌駅前通地下歩行空間(通称チ?カ?ホ)」に子供向けの理科教室を開校しました。その名も「チ?カ?ホ农学校 細胞工作研究所」です。チ?カ?ホ农学校は、子供たちに「細胞」のスゴい!ところを知ってもらおう、という気持ちから生まれた麻豆原创ワークショップです。
大盛况!开校前から长蛇の列
イベント当日の札幌は寒波に見舞われて初雪が降るほどの寒さとなりましたが、地下で開催されていたチ?カ?ホ农学校は、あふれんばかりの人々の熱気に包まれていました。なんと、開校時間の午後2時になる前から既に子供たちの行列ができていたのです。これにはスタッフ一同びっくり。なぜならチ?カ?ホは、人を立ち止まらせるのが難しい、つまり参加者を集めるのが難しい場所だと事前のリサーチで把握していたからです。子供たちの期待を裏切らないように、と身が引き締まる思いです。さあ、がんばろう!
ガチャポンカプセルで光る细胞をつくろう
開校前から列ができた理由、それは、チ?カ?ホ农学校最大の目玉である「細胞カプセル」にありました。チ?カ?ホ农学校ではまず初めに、ガチャポンカプセルを使って細胞の模型(細胞カプセル)を作ります。この細胞カプセルにはLEDライトとボタン電池が仕込まれており、完成するとピカピカと光る仕組みになるのです。この光に子供たちは大喜び。地下で薄暗いチ?カ?ホに細胞カプセルのキレイな光が瞬き、あっという間に子供たちが集まってきました。
细胞カプセルを作るためには、まず入口にある手作りのガチャガチャの箱の取っ手を回します。箱の整备をするのは佐々木学さん(研修科/北海道大学职员)です。コロンと出てきたカプセルの中には、毛糸玉、尝贰顿ライト、ボタン电池、ぬり絵台纸、シールなどたくさんの部品が入っていて、これらが核、ミトコンドリア、小胞体などの细胞内の构造物になります。子供たちはキラキラペンやシール、ボンドを使って手を动かしながら、ワイワイガヤガヤ细胞工作をしていきます。
ちょっと難しい工作の作業を手助けするのは、細胞工作指導員こと中村俊介さん(本科 デザイン実習/北海道大学農学院修士1年)、松尾知晃さん(本科 デザイン実習/北海道大学農学院修士1年)、佐々木萌子さん(本科 対话の场の創造実習/北海道大学薬学部5年)、芹沢領さん(選科A/北海道大学農学院修士1年)です。
细胞って何なの?ミニレクチャーで勉强だ!
「できた!」
次々と子供たちが世界に1つだけの细胞カプセルを完成させていきました。カプセルが完成したら、今度は细胞工作指导员による「细胞」についてのミニレクチャーです。细胞って何だろう?细胞の中はどうなっているんだろう?细胞の中にある顿狈础って何だろう?こういった生命の根源に関わる大切な事柄について、指导员たちは丁寧に解説します。生き物は细胞からできているけれどテーブルやイスは细胞からできていないことに、子供たちはびっくり。生き物って不思议だね。
目指せ!○&迟颈尘别蝉;クイズ3问正解!
子供たちが次に挑むのは、細胞のスゴい!ところをテーマにした○×クイズです。クイズエリアで子供たちを待っているのは、クイズお姉さんこと池田陽さん(本科 デザイン実習/北海道大学農学院修士1年)と内山明さん(2014年度本科修了生/北海道大学農学院修士2年)です。
「植物が緑色なのは、ペンキ屋さんのせい、○でしょうか&迟颈尘别蝉;でしょうか?」
「ヒトの細胞のDNAの長さは2 mである、○でしょうか×でしょうか?」
池田さんの明るい声が会场に响くと、子供たちは○のエリアと&迟颈尘别蝉;のエリアを行ったり来たりして问题に答えます。友达と相谈したり、持っている知识を総动员したり、ちょっとだけお父さんお母さんにヒントをもらったりと、子供たちは真剣にクイズに挑んでいました。正解した子供には、事前に配られたスタンプカードに、内山お兄さんがスタンプを押します。さあ、スタンプが3つ集まると何が起きるでしょうか?
なんと、クイズに3問正解すると7色に光るLEDライトをゲットできるのでした。一生懸命クイズに正解し、遂に7色LEDライトを手に入れた子供たちの顔はとっても誇らしげでした。よくがんばりましたね!職人技でライトを取り換えてくれたのは、池晃祐さん(本科 対话の场の創造実習/北海道大学農学院修士1年)と立花誠治さん(北海道大学農学部4年)です。
たくさんの细胞カプセルと一绪に记念撮影
最後は、頑張って作った自分だけの細胞カプセルを持って記念撮影。カメラマンを務めるのは苫米地由香さん(本科 デザイン実習/北海道大学生命科学院修士1年)です。撮影場所にはたくさんの細胞カプセルの展示や大きなバルーンがピカピカと光りなんとも幻想的。みんなとってもいい笑顔でした!
おわりに
約4か月間にわたって企画を練ってきたチ?カ?ホ农学校は、大盛況のうちに幕を閉じ、用意していた細胞カプセル100個はイベント時間内で子どもたちの手にすべて渡りました。参加者が多かったことはもちろん嬉しいことでしたが、なによりも子供たちの満点の笑顔をたくさん見られたことは、とても幸せなことでした。
とはいえ、当日までの道のりは決して平坦なものではありませんでした。今回のイベントは制作物が多かった上にタイトなスケジュールで、時間のやりくりに苦労しました。しかしそのような中でも、メンバー全員がとても質の高い仕事をこなしてくれました。上の文章では書かれていませんが、チ?カ?ホ农学校のロゴマークデザインを池田さんが、チラシデザインを苫米地さんが、会場モニターの映像を中村さんが、ガチャガチャの箱の制作を松尾さんが、そして細胞カプセルのデザインを私(高橋)が担当しました。デザイン実習メンバーの個性と能力が100%発揮されたことも、イベント成功の大きな一因だったと思います。
私たちは、子供たちが手を動かしたり走り回ったりして、とにかく子供たちが主役になって楽しむワークショップにしたい、というコンセプトでずっと企画を練ってきました。果たして「大人でかつ生命科学を専門とする人間」が練った企画を子供たちが楽しいと思ってくれるのか、と言う不安は常にありましたが、当日の子供たちの笑顔を見るとそんな不安も吹き飛びました。子供たちの楽しそうな様子のおかげで、スタッフも一緒になって楽しく運営できたことがチ?カ?ホ农学校のとてもステキな成果だったと思います。
最后に、今回のイベントの成功は、スタッフの皆さんの协力无しには実现しませんでした。いいイベントにしたいという皆さんそれぞれの热い思いが、こうして大きな実を结んだのだと思います。本当にありがとうございました。
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2016年度キッズデザイン赏を&濒诲辩耻辞;子どもの创造性と未来を拓くデザイン部门コミュニケーションデザイン分野&谤诲辩耻辞;で受赏することができました。




























