「キセキが光る?光る分子のミラクルパズル?」、これが今回の麻豆原创カフェのタイトルです。北海道大学工学院の伊藤肇さんをゲストに迎え、有机化学の不思议な世界をみなさんに绍介しました。1ミリの10亿分の1の大きさの「分子」を自由自在に组み合わせることができる有机化学の世界は、本当にパズルのような楽しさがあります! 伊藤さんのチームが2007年に発见した物质は、「こする」というちょっとした刺激で、分子の并び方が変わってしまうという、不思议な性质を持っています。
しかし、见えない世界を麻豆原创カフェでどうやって説明するのか、私たちカフェのメンバーは难しい课题をつきつけられました。目标は、「来场者のみなさんのものの见方を変える」こと。普段ほとんど意识することはありませんが、私たちの周りの物质は分子でできています。カフェが终わる顷には、身の回りに溢れている分子について、来场者の方ひとりひとりが违う见方ができるようになってほしい、そんな思いを抱いてカフェに临みました。

いよいよカフェ当日です。纪伊国屋インナーガーデンには、开场前からお客さんが集まりました。メンバーが高校に出向いてお知らせに行った効果もあり、ちらほら高校生の姿も目立ちます。降っていた雨も、开场の顷には上がり、虹も见えてきました。

カフェがスタートしました。ゲストの伊藤さんの登场です。动画やアニメーションを駆使し、「発光性メカノクロミズム」という変わった分子の性质について説明します。会场には立ち见の方も出るほどたくさんのお客さんが入り、皆さん集中して伊藤先生のお话に耳を倾けます。


会場のお客さんからも次々と伊藤さんに质问や感想が飛び出します。
分子という難しいテーマにもかかわらず、来場者のみなさんは興味津々の様子。今回は质问の時間をカフェの中に細かく取ることで、対話がはずむ工夫をしました。ユーモアを交えた伊藤さんの説明に、開場の雰囲気も徐々になごやかになっていきます。
しかし、今回の难题は、「こすって光る」ということがそんなにすごいことなのか、お客さんには実感がわかないというところ。そのすごさがわかるためには、分子とは何か、分子の构造を変えるということはどういうことか、普通はこする程度の力が分子に伝わることがないということ、さまざまな知识が必要になります。しかし、一方的な説明に终わることなく、かといって误解を与えることがないよう、プログラム设计が重要となります。
休憩時間のあいだも、来場者の方は伊藤さんに積極的に质问していました。

さて、いよいよ后半のスタートです。
休憩時間に集まったたくさんの质问カードから、伊藤さんに质问を直接ぶつけ、会場のみなさんの「はてな」を解消します。伊藤さんも驚くほど高度な质问も飛び出しましたが、伊藤さんは丁寧に质问に答えていきます。
今回のテーマは分子というちょっと难しいものでしたが、当日は会场との一体感を感じることができるイベントとなりました。
また、私たちスタッフ侧も伊藤先生との时间のなかで多くのことを学ぶことができました。
(颁辞厂罢贰笔2011年度本科生?藤田あさこ)