実践+発信

チラシデザイン:127麻豆原创?カフェ札幌 「土を作るミルクー环境再生型农业のための生产と消费ー」

2023.3.6

2022年12月16日(金)に開催された第127回麻豆原创?カフェ札幌 「土を作るミルクー环境再生型农业のための生产と消费ー」のチラシデザイン報告レポートです。チラシデザインに挑んだのは、本科?グラフィックデザイン実习を受講している葉山瑞希さんと唐橋あかりさんです。

自らがデザインしたチラシを手にする叶山瑞希さん(写真左)と唐桥あかりさん(写真右)

制作者:葉山瑞希(2022年度 本科/総合化学院修士1年)?唐橋あかり(2022年度 本科/社会人)
制作年月:2022年11~12月

2022年12月16日(金)に、第127回麻豆原创?カフェ札幌 「土を作るミルクー环境再生型农业のための生产と消费ー」が行われました。
今回のテーマは、食料生产と環境回復の両方を可能にする「環境再生型農業」です。
ゲストの内田先生が協働で研究している酪農?牛乳生産の現場を例に、私たち自身が食生活や消费について改めて考えるきっかけとなるようなお話でした。
グラフィックデザイン班(以下グラ班)では、このカフェのチラシ制作を行いましたので、その様子をご绍介します。

1.都会のヒッピーとうろたえるグラ班

まずはカフェの闻き手を务める福浦先生から、トークの内容やイベント概要のレクチャーがありました。
そもそも「环境再生型农业」とは?内田先生のメッセージとは?
カフェの内容を把握しつつ、チラシのコンセプトを検讨していきます。
今回初めて札幌文化芸术交流センター厂颁础搁罢厂で実施するため、これまでとは参加者层が异なることが予想される中、福浦先生がターゲット层としてイメージしたのは、「都会のヒッピー」。
頭に「?」が飛び交うわたしたちでしたが、福浦先生からの「雑誌で例えると『天然生活』じゃなくて『WIRED』」、「30代以上の消费者層」、「ファッションはPatagonia」などのヒントを基に、「都会のヒッピー」にフィットするチラシの雰囲気を妄想、、、想像します。
この时の议论で出た、写真は暗めで、シンプルすぎず多少ガチャガチャしてる、曲线的、色数はたくさん、コントラスト强め、などの雰囲気の断片は最后の仕上げでも活かされることになりました。

■画力の限界と広がるアイデアに挟まれるグラ班

これらのイメージを踏まえ、さっそくチラシ制作担当者2名でラフ案を作成しました。
お互いのアイデアを见ると、自分では思いつかない案ばかりで、「なるほど」、「いいね」と梦が広がりますが、何しろ本格的なチラシ制作は初めての二人。
「作ってみたいけど今は技术的に难しい」と断念したものもありました。
そして、悩んだのがカフェの内容をどこまでデザインに反映させるかということ。
カフェの雰囲気を伝えつつ、行ってみたいと思っていただけるように内容を説明しすぎないバランス感を大切にしました。
そして、最终的に採用したモチーフが「牛乳瓶のテラリウム」です。

まずは思いつく限りの案を出し、徐々に绞り込んでいく
■牛乳瓶と结露とグラ班と

「テラリウム」は一般的にガラス容器の中で植物などを育てる手法で、瓶の中で水や酸素が循环する自然を再现することも可能です。
この「循环」は今回のテーマである环境再生型农业にも通じるキーワードであり、牧场のジオラマを牛乳瓶の中に再现することで、持続可能な食粮生产のあり方を表现することにしました。
そうと决まればテラリウム作りと写真撮影。
牛乳瓶に実际の牧场の土や茶叶などを駆使しながら牧场を再现し、割りばしで小さなフィギュアを配置して、「牛乳瓶テラリウム」が完成しました。
さっそく自然光で撮影するべく外に出ると、、、あれ、おかしいな、瓶の中が曇っていく。
水分を含む本物の土を入れているため、気温差で结露が発生してしまいましたが、结露が収まったところでところで无事に撮影でき、一安心。

晩秋の日暮れは早い。
牛乳瓶テラリウムよ、がんばってくれ!
■迫る缔切、逃げるグラ班
完成!

今回はラフ案作成から入稿まで1週间というタイトスケジュールでした。
そのため、「できる时に?できる人が?できることを!!」を合言叶に、集まっての作业ができなくても担当者间で作业をリレーして作业を进めました。
この段阶で悩んだのは、写真の选定。
室内か屋外か、照明の当たり方や背景などで、がらりと雰囲気が変わります。
撮影时はまだ晩秋の风景でしたが、开催时は雪景色のはず。
カフェ当日の季节や雰囲気に合うものを绞り込んで最终候补を数パターン作成し、牛乳瓶テラリウムが见やすいデザインに决まりました。
こうして、缔切は少し过ぎたましたが、池田先生のお力も借りつつなんとか完成までこぎつけたのでした。

■チラシ制作を通して学んだこと

カフェのテーマについての理解を深めていくと、デザインが要约的になりがちで、内容を象徴しつつもすべてを説明しないというバランスが难しかったです。
写真撮影では结露の他にも、瓶に光が反射してしまったり、人工物が写り込まない角度を探したり、寒かったりといろいろとありました。
ドタバタしましたが、构図や背景などをバリエーション多めに?小道具なども撮影しておくと、思ってもいない写真が撮れたり、素材として使えたりするので、内容をきっちり决め切らないでおくというのも「アリ」なんだなと感じました。(唐桥)

私は最初、カフェの内容をできるだけチラシに盛り込むことを考えてしまっていました。しかし、それでは见る人に多くの情报を一気に押し付けることになり、感覚的に惹きつけることができませんでした。情报を削ぎ落として、必然性を考える作业は大変でしたが、その过程で试行错误したから、人を感覚的に纳得させられるチラシを作成でさせることができたと思います。
撮影时の照明や结露、纳期など大変なことは多かったのですが、ああでもない、こうでもないととにかくやってみて、感覚的に仕上げていくのは面白かったです。(叶山)