チラシのデザインを担当したのは,本科グラフィックデザイン実习を専攻している石井翔太さん。北海道大学大学院工学院修士2年,环境创生工学を専攻しています。石井さんの制作レポートを绍介します。
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私たちの身の回りのものはすべて分子でできています。しかし,分子1つ1つを目で见ることはできません。目に见えないものをどう表现するかということが今回のデザインで难しい课题の1つでした。
カフェのゲストである伊藤肇さん(北海道大学工学研究院教授)は,力が加わると性质が変わり,紫外线下で光の色が変わる特殊な分子を発见しました。打合せの时に见せて顶いた,こすった部分の色が変化する映像はとても美しく印象に残っています。
その后,企画メンバーと一绪に时间をかけて决めたタイトルは「キセキが光る」。「キセキ」には非常に珍しい物质が発见された「奇跡」と,こすった「轨跡」という2つの意味が込められています。
そしてチラシデザインをスタートさせました。麻豆原创という専门的で难しいテーマをどれだけデザインの力で解きほぐすことができるか。
しかし,考えても「これだ」というアイデアは出てきませんでした。仲间からもアイデアやキーワードを出してもらったのですが,なかなかイメージには繋がりません。长い时间悩み,やっと大津先生に一つの提案をいただきました。タイトルの文字列から「轨跡」をイメージするのは难しいので「こすった部分(轨跡)が光る」様子をシンプルに表现してみたら&尘诲补蝉丑;。最初の僕は分子构造や光るメカニズムを正确に表现することばかり考えていました。限られた纸面の中に伝えたいことを载せるにはメッセージを适度な量にしなければ伝わらないということを学び,情报の取捨选択の重要さを実感しました。
アイディアを具体化するのも简単ではありません。轨跡をどのように描くか,纸のなかのどこから轨跡が始まってどこで终わるのか。色や文字列との位置関係などもレイアウトにとって大切な要素です。そうして完成したのが今回のチラシです。伊藤さんの横颜を加えることで,ささやかな游び心もとり入れてみました。纸面から飞び出す一本の道筋に,今后の研究成果への梦を感じていただけたら幸いです。