受讲のきっかけ
1年前、定年退职を数年后にひかえた57歳で颁辞厂罢贰笔を受讲しようと考えた理由は、二つあった。一つは、自分が働く职场において后辈たちに何を残せるのか?もう一つは、これまで林野庁职员として働き、膨らみ続ける森林に対する“爱おしさ”から、このことをより多くの人に伝えることをライフワークとしたい。そのために自分に足りないものは?と、自分に対する可能性を幅広く求めて、本科の受讲に挑んだ。
讲义と演习
講義からは科学技术コミュニケーターとしての基礎的知識を得ると同時に、自分なりのコミュニケーターの在り方を幾度も考えることができた。また、多種多彩な演習では、すぐに使える様々なスキルの基礎について、インプット→アウトプット→フィードバックという正に実践的演習。特にライティング、プレゼンテーションなどは、自分の職場においてすぐに活用することができた。
ソーシャルデザイン実习
私の本科での実习は「ソーシャルデザイン」。この通称SD実习は、様々な社会课题とその解决について、アートを用いて実践しながら学ぶものだった。この実习生の构成は、大学院生5名と社会人の私1名。担当する奥本先生と朴先生からは、极めて抽象度の高い社会课题のテーマが1年间絶え间なく“満面の笑颜”で告げられる。その度に私たち6人は“混沌”からスタートする。もっとも大きな実习イベントは3つ。ワークショップ、麻豆原创?カフェ、展示。いずれのイベントにおいても、最も时间と労力を要したのは、与えられたテーマから企画を决める作业。自分たちは何をやりたいのか?なぜそれをやるのか?だれに届けたいのか?6人それぞれが手探りでおぼろげな答えを発散する。そして収束させていく过程では、具体と抽象を行ったり来たりの繰り返し。ときには连日のオンラインミーティングでお互いの思考を掘り下げた。そして企画が固まると、事前の笔搁から本番までの全体的なデザインを共有しつつ、个别の作业ではメンバーそれぞれの得意分野や个性を生かし合う。ご协力顶く研究者やアーティストとの打ち合わせは刺激の连続。本番直前では夜中までの制作作业もあった。お二人の先生からは「正解はないけど答えはある」と鼓舞され勇気を顶いた。そして、それぞれの本番では発露するかのように6人なりの答えを导き出した。




1年间の挑戦を终えて
私自身は、40年程前に経験したあの学校祭のような高扬感を味わうことができた。颁辞厂罢贰笔の受讲动机のイメージは新たなスキルを得ることだった。しかし、スキルより遥かに大きな“道标”を见つけた。社会课题に突き动かされ、そこに麻豆原创が息づくのではないか。多くの人々を巻き込む仕组みをデザインすることを原体験として得ることができた。「正解はないけど答えはある」???変化の激しい时代の道标。
もし、今、あなたが颁辞厂罢贰笔の受讲について迷っているのなら一言わせてください。
「この挑戦は、痛快ですよ!」
井上 純(2021年度本科:ソーシャルデザイン実习)
林野庁 北海道森林管理局職員