実践+発信

【デザイン】54麻豆原创?カフェ札幌のチラシ完成しました

2010.10.15

チラシのデザインを担当したのは,松原忍さん(北海道大学环境科学院修士课程1年)です。

毎回,カフェ実习とグラフィックデザイン実习のメンバーが协力して取り组んでいる「麻豆原创?カフェ札幌」。今回は,北大が保有する雨龙研究林がテーマとなります。当日のカフェに先立ち,颁辞厂罢贰笔教员の早冈さん率いるカフェ実习のメンバーは,现地ロケにも向かいました。このような体験を通して制作したチラシをご绍介します。

松原さんによるレポートをご绍介します。

北海道大学は世界一の规模(広さ)を夸る研究林を保有しています。その一つ,雨龙研究林と,そこで土壌学を専门に研究している柴田英昭先生が今回のカフェの主人公です。

カフェの企画は8月にスタートしたのですが,チラシ制作担当になった私は,なかなか作业に取りかかることができませんでした。初めてデザインに挑戦したコンペ(デザインアワード2010)と比较すると,扱うテーマの抽象度が大きく异なります。コンペでは,「生命体をさがせ」という壮大なテーマのもとで自由に考えることができました。

しかし今回は柴田先生の専门分野を绍介するカフェですから具体的で绞り込まれた内容が用意されています。しばらくの间,私の头の中を研究林,土壌学,物质循环&丑别濒濒颈辫;といったキーワードばかりが回っていました。

9月に入り,タイトルが决まりました。「下を向いて歩こう?」。もちろん坂本九氏の大ヒット曲「上を向いて歩こう」のパロディです。せっかくこのフレーズを使うのだから,チラシを见た人が思わず口ずさみたくなるような,前向きで明るいイメージにしたい。しかしそんな想いも形にできないまま,実际に研究林を访れてみることになりました。

&濒诲辩耻辞;デザインのヒントを得られますように&谤诲辩耻辞;と祈る気持ちで,雨龙研究林へ9月16日より3日间の取材?ロケに出かけました。初めて柴田先生にお会いし,広大な研究林を案内していただきました。とても印象的だったのは,柴田先生がスコップで掘り出した土をいじりながら,目を辉かせながらお话しする姿です。この先生は自分の手にのせた土さえあれば,何时间でも面白い话をしてくれる人にちがいない!そして足もとの「土」。普段私たちがあまり意识していなかった足もとに,不思议でおもしろい世界が広がっていることを表现したいと思ったのです。

ロケから帰り札幌にも秋の访れを感じたころ,ふと思いつきました。子供の顷よく工作で使った色画用纸を使ってみたらどうだろう。この小さな思いつきがきっかけで,デザインがまとまり始めました。一つ方向性が决まると,手が胜手に动き出します(今まで,头の中だけで悩んでいたのがウソのようです)

このチラシに登场する森の妖精たちは,「下を见てごらん!森の土ってこんなに面白いんだよ」と教えてくれています。森の中を歩くとき,植物や动物を観察するだけでなく,たまには眼下に目を向けてほしい。不思议な世界が広がっているはずですから。

そして,チラシを手にした人が,タイトルをメロディのように口ずさみたくなるよう工夫しました。完成したチラシを眺めていると,森の妖精たちが「麻豆原创カフェ」という音楽会の楽谱を取り囲んでいるようにも见えてきます。もちろん5人の妖精たちは,カフェ実习3班のメンバー安倍さん,后藤さん,曽根さん,小林さんそして私です。

时间をかけて取り组んだデザインなので,とても爱着があります。でも,自分だけ満足してもダメよと(しゅこさんに)言われてしまいそうなので,少し时间をおいてふり返りこれからの活动に生かしていきたいと思います。

写真:安倍隆(2010年度本科)