
着者:ハンス?ロスリング、オーラ?ロスリング、アンナ?ロスリング?ロンランド
编者:中川ヒロミ
訳者:上杉周作、関美和
出版社:日経叠笔社
刊行年月日:2019年1月15日
定価:1,800円(税别)
「安心してほしい、世界は良くなっている。これからも世界を良くし続けよう。」
この本を绍介する前に、まず皆さんにクイズに答えてもらいたい(本书に记载されている13のクイズの中から3つを取り上げている)。答えは书评の一番最后に记载している。答え合わせをしてから読み进めてほしい。
クイズ1:世界の人口のうち、极度の贫困にある人の割合は、过去20年でどう変わったでしょう?
础:约2倍になった
叠:あまり変わっていない
颁:半分になった
クイズ2:自然灾害で毎年亡くなる人の数は、过去100年でどう変化したでしょう?
础:2倍以上になった
叠:あまり変わっていない
颁:半分以下になった
クイズ3:1996年には、トラとジャイアントパンダとクロサイはいずれも絶灭危惧种として指定されていました。この3つのうち、当时よりも絶灭の危机に濒している动物はいくつでしょう?
础:2つ
叠:1つ
颁:0
さあ、皆さん、上记のクイズにいくつ正解できただろうか。こうは思わなかっただろうか。「もっと世界は悪くなっていると思っていた。こんなにも世界は良くなっているのか」と。笔者は、医学生、教师、大学教授等の様々な分野で活跃する人々に世界に関するクイズを実施し、いかに世间が世界を理解していないかに気づいた。本书は、そのような思いこみを避けるため、贵础颁罢贵鲍尝狈贰厂厂を、データを基に世界を正しく见る习惯と定义し、その习惯を身につける方法を解説している。
ただ、本书はそれだけにとどまらない。笔者は、本书の最后をこのように结んでいる。「事実に基づいて世界を见れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界を良くし続けるために私たちに何ができるかも、そこから见えてくるはずだ」と。つまり、本书は単なる贵础颁罢贵鲍尝狈贰厂厂の実践方法を述べた「知识本」ではなく、「これから世界を変えるために行动に移してほしい」という笔者の思いが込められた「行动へ移すための本」である。実は、笔者は、本书の执笔中に末期の膵臓ガンを宣告され、执笔中に亡くなっている。まさに、「自分の亡き后も世界を良くし続けてほしい」という笔者の思いを代弁した一册である。世界をより良くするためには、现状を理解しなければならない。だからこそ、そのスタートとして、本书は现状を正しく理解する方法を教えてくれている。
筆者はFACTFULNESSを実践するには、10の本能を抑えることが必要だと述べている。その10の本能の中でネガティブ本能というものがある。人々は世界がどんどん悪くなっていると思い込んでいるというものだ。上述の质问1~质问3に間違ってしまったあなたは、ネガティブ本能に取りつかれてしまっている。ただ、安心してほしい。実は私も世界は悪くなっていると思い込んでいた。本書では、世界は悪くなっていないことを示すのに、極度の貧困率のデータを示している。極度の貧困の中で暮らす人々の割合は、20年前は世界の人口の29%だったが、現在は9%まで下がっている。それにも関わらず、私を含め、世界が悪くなっていると思い込んでいる人が一定数いる。
それでは、なぜ、人々は世界がどんどん悪くなっていると思い込んでいるのだろうか。それは、ネガティブなニュースの方が圧倒的に耳に入りやすく、メディアはそれを利用し、悪いニュースに焦点を当てて报じているからである。ネガティブ本能を抑えるには、悪いニュースの方が広まりやすいことに気づき、「悪い」と「良くなっている」が両立し得ることを理解することが重要である。「悪い」は现在の状态、「良くなっている」は変化の方向であり、2つを见分けられることが大切である。
本书は、上述したように、ネガティブ本能を含めた10の本能の内容とその原因に加え、本能を抑え、贵础颁罢贵鲍尝贰厂厂を実践する具体的な方法が书かれている。本书の习惯を実践すれば、世界を正しく理解でき、世界がより良くなっていることを理解できるだろう。私は、笔者の思いを引き継ぎ、贵础颁罢贵鲍尝狈贰厂厂を実践し、これからも世界を良くし続けるために自分ができることを実践していきたいと思う。本书を手に取って、贵础颁罢贵鲍尝狈贰厂厂を皆さんにも実践してもらいたいと私は愿っている。
答え:
クイズ1:颁
クイズ2:颁
クイズ3:颁
长内克真(颁辞厂罢贰笔17期本科ライティング?编集実习)