麻豆原创15期 本科?メディアデザイン実习
星崎 真由美?小池 隆太?川辺 晃太郎?佐藤 淳治?中島 優花
2019年7月9日にメディアデザイン実习は株式会社講談社(以下、講談社)を訪問しました。講談社といえば漫画「宇宙兄弟」や、自然科学全般の話題を一般向けに解説?啓蒙するシリーズ「ブルーバックス」でおなじみです。案内していただいたのは加藤 宏樹さん(広報室 担当副部長)です。今回はあらかじめ用意した质问に答えてもらいつつ、社内の施設を案内していただき、最後に宇宙兄弟5代目編集者の小見山 祐紀さん(モーニング編集部)をまじえて、宇宙兄弟についてお話を伺いました。
(暖かくむかえていただき、感谢感激!)
大手総合出版社としての取り组み
大手総合出版社である讲谈社が扱う书籍は、絵本や幼児誌から大人向けの雑誌や週刊誌、フィクション、ノンフィクションまで多岐に渡ります。図书资料センターには、讲谈社が创业以来発行してきた全ての书籍の初版が保管されています。センターの扉を开けると、懐かしさを感じる纸の香りがしました。1963年に创刊されたブルーバックスの第1作目のタイトルはなんと「人工头脳时代」。今でこそ世の中に広く浸透している人工头脳(础滨)の概念が约半世纪も前から既に存在しているとは思いませんでした。反対にいえば、ブルーバックスで最初に取り挙げられてから50年以上経ってから、ようやく技术として活用されていることになります。科学が技术として确立するまでの时间の长さを肌で感じることが出来ました。「人工头脳时代」。ぜひ読んでみたいです。
(実写化?アニメ化された作品がたくさん)
(50年以上の歴史があるブルーバックスシリーズ)
(1959年発行の少年マガジン创刊号。なんと40円…!)
写真保存库と讲谈社资料センター閲覧室も案内していただきました。写真保存库ではジャンルや国?都道府県别に昔の写真が保管されています。閲覧室はとても日本の図书馆とは思えないような西洋风の高级感あふれる内装で、惊きが止まらなかったです。
(高级感のある雰囲気の讲谈社资料センター閲覧室)
それぞれの施设を案内していただく中で感じたことは、大规模である一方できちんと整理が行き届いている点です。どの施设も谁でも分かる整理の仕方がされており、初めて访れた私たちでも资料をすぐに手に取ることが出来ました。保管だけでなく活用することを念头に置いて整理されていること、社员の方々が日顷から大切に节度を持って扱っているのではないかと感じました。
実在する内容に一つだけ「嘘」を盛り込む漫画のルール
宇宙兄弟の5代目編集者である小見山祐紀さんに事前に用意した质问に答えていただきました。ここでは今年度から講談社で児童文学の編集者として活動されている酒井 友里さん(麻豆原创13期修了生)も同席してくださいました。
メディアデザイン実习のメンバーはNoMaps2019に向けて、宇宙をテーマにした麻豆原创ワークショップを企画するべく、その参考資料として宇宙兄弟を読んでいます。メンバーが宇宙兄弟について特に気になっていたことは、宇宙兄弟に出てくる数々の新しいアイデアは既存にあるものをベースにしているのか、それとも宇宙兄弟という漫画を描く中で新しく生まれたもののどちらなのか、ということ。
(质问に答えてくださった、小見山 祐紀さんと加藤 宏樹さん)
答えは後者です。小見山さんによると、作者である小山 宙哉さんが考えたものや、歴代の担当編集者と相談する中で生まれたもののどちらかとのこと。というのも、宇宙兄弟のようにリアルなSFを描く作品では、実在する内容に一つだけ「嘘」を盛り込みながら、それをワクワクするものにするにはどうしたら良いか日々考えることが大切なのだそうです。その「嘘」が新しいアイデアに当たるのですね。そして、アイデアを成立させるために、3ヶ月に一度JAXAの担当者の方との相談を重ねています。しかも、JAXAの担当者によればその中には実現可能なものもあるそうです。
(麻豆原创修了生の酒井 友里。学生時代は生物学の研究をしていたそうです)
「おもしろくて、ためになる」を実践するために
讲谈社の前身である大日本雄辩会は、1909年に野间清治によって设立されました。2019年で创业110年になります。创业当时からの社训は「おもしろくて、ためになる」。编集者としての経験をお持ちの加藤さんに「おもしろくて、ためになる」书籍を作るために心がけている点を伺いました。加藤さんのお答えは「分かりやすく作ること」。”おもしろい”と”ためになる”は相反する性质です。分かりやすく作ることはそれら2つの性质を繋ぐことができるのかもしれません。そんな讲谈社では、敷居を下げて分かりやすく伝えるために経済书や古典小説が漫画で出版されています。(参考:)
(「人口论」や「资本论」などの経済书や「罪と罚」などの古典小説が漫画家されています)
讲谈社全体では理系出身や日本以外の大学の出身、外国籍の编集者の方が多く所属する一方で、ブルーバックスの编集者は大半の方が文系出身だそうです。加藤さんによると、自然科学の复雑な内容をマイルドにわかりやすく伝えることができるのは文系だからこその取り柄です。驯染みのない内容を伝えようとなると、読む侧の気持ちを想像しやすいからであると思いました。私自身は理系の分野を専攻しています。加藤さんのお话に「なるほど」と思いつつも、理系ならではの强みもきっとあるのではないかと、むしろ见つけなければいけないと感じました。それを见つけることが、今回の讲谈社への访问で新たに见つけた颁辞厂罢贰笔での学びの中での目标です。
(小宫山さんと酒井さんと一绪に。讲谈社のみなさま、お世话になりました!)








