鈴木 朝子(2019年度 本科/学生)
2019年10月20日(日)、小泉 逸郎さん(北海道大学 大学院地球環境科学研究院 准教授)をゲストにお招きし、第110回麻豆原创?カフェ札幌「动物のおもしろい『生き方』探してみた?进路に迷うサケからシャイなリスまで!??」を开催しました。秋晴れに恵まれた今回のカフェでは120名を超える方にお越しいただき、野生動物の様々な「生き方」を通して生態学のおもしろさに触れてもらうことができました。
森のラジオ放送局へようこそ
今回のカフェは、森の中でのラジオの公开収録、来场者はその観客で、小泉さんはこの日の収録のゲストという设定のもとで行われました。カフェの企画?运営は「対话の场の创造実习」受讲生(铃木朝子、铃木伶音、坪川、樋口、渡辺)を中心に进めてきました。ヒグマの毛皮が目を引く受付から会场へと足を踏み入れると、席をぐるりと囲むように动物の展示があります。司会の挨拶が终わると础顿役の坪川が元気良く会场を盛り上げ、パーソナリティ役の铃木朝子と小泉さんが入场。いざ番组の収録がスタート。
(本当にたくさんの方にお越しいただきました)
お悩み相谈室?「?(フシギ)」と「!(ハッケン)」に触れる?
第一部は「科学者お悩み相谈室」のコーナー。リスナーから寄せられたお悩みに対して、动物生态学者の小泉さんに独自の目线でコメントしていただくという内容でした。様々な动物(小泉さん本人含む)の「生き方」を绍介しながら、动物や生态学の魅力に迫ります。そして、そこから私たちが普段抱くような悩みの解决への糸口を探りました。また、动物の生态に関するクイズを盛り込むことで、来场者の方々と共に动物たちの「生き方」を考え、今回のカフェのキーワードである「?(フシギ)」と「!(ハッケン)」に触れる时间をつくることができたように思います。
(たくさんの来场者とのやりとりがありました)
森の観察会?「?」と「!」を见つける?
第二部は「森の観察会」と称し、会场の展示を来场者の皆さんに楽しんでいただきました。展示の中には生きているヤツメウナギやニホンザリガニもいます。普段目にする机会が少ない动物を目の前にして、时には実际に触ってみて、五感を通じて各々が自分だけの「?」や「!」と向き合います。それらを付笺に书き留めてボードに贴っていくという工夫を盛り込みました。そのほか、小泉さんのメインの研究対象であるサケ科の展示、头骨や毛皮の存在感が抜群のヒグマ展示のブースにも大势の人が集まり、展示解説に耳を倾けたり、展示品を手にとったりして楽しんでいました。
(不思议な生き物ヤツメウナギは子ども达にも大人気)
小泉さん自身のブースも設置しました。そこには、本人の等身大パネルが!フィールド調査の際に使う道具なども展示され、見る人たちの目を引いていました。小泉さんも来場者に混じって一緒に展示ブースを回り、来場者からの直接の质问に応じるなど、科学者と市民の交流の場となったのではないかと思います。
(ヒグマブースでは、実际に手にとってその质感や匂いを确かめる人の姿も)
皆で「?」と「!」を共有しよう
第叁部は、各展示ブースのボードに付笺で贴ってもらった皆の「?」や「!」を会场全体で共有するコーナー。小泉さんに、気になる内容の「?」や「!」を选んでいただき、説明やコメントをいただきました。
(ヒグマの头骨を用いたりしながら、様々な来场者の「?」や「!」に答えていきます)
ここでも流石の小泉さん。実は、第叁部で绍介された生态学に関するスライドの一部は事前に使う予定のなかったもので、その场でご準备いただきました。ブースに贴ってある皆の「?」や「!」の内容を受け、より内容を深められるよう临机応変に答えていただきました。パーソナリティー役だった私も初めて触れる内容だったので、思わず闻き入ってしまいました……。
(答えきれないくらいの「?」や「!」が)
好奇心は谁もが持ち得る财产、人生を楽しむための键
「おもしろい」と感じる気持ちを大事に、鱼类から哺乳类まで様々な动物の生态を研究する小泉さん。生物は想像を超える「生き方」で私たちを魅了し、生态学を通してヒトとは何なのか?を问うことができると语ります。そして、小泉さんが研究者人生の中で常に大事にしてきたものが「好奇心」。全ての人が生まれながらに持っている财产。如何にうまく保ち続けられるかが人生を楽しむ键だそうです。
(小泉さんの研究の原动力は、谁もが持っている「好奇心」)
今回のカフェの中では、「好奇心」を「?」と「!」という形で表现しました。そして、クイズや展示を通して来场者の皆さんが「?」や「!」を感じ、自分の中からそれらを引き出してもらえたのではと思います。しかし、そうした「好奇心のタネ」は実は私たちの身の回りに溢れています。忙しい日常の中でもその感性を大切にすることができれば、人生をより楽しむことができるかもしれません。
(サケ科のボード。皆の「?」や「!」が见える形に)
(たくさんの方にお手伝いいただきました)
小泉さん、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました!
対话の场の創造実習:鈴木 朝子、鈴木 伶音、坪川 耀一、樋口 栄子、渡邉 洋子









