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#52 女性医师として多様なキャリアパスを求めて/福津佳苗さん(医学研究院 医员)[FIKA No.8]

颁辞厂罢贰笔とダイバーシティ?インクルージョン推进本部の连携企画、ロールモデルインタビュー贵滨碍础。

贵滨碍础とは、スウェーデン语で甘いものと一绪にコーヒーを饮むこと。

キャリアや进む道に悩んだり考えたりしている方に、おやつを食べてコーヒーでも饮みながらこの记事を読んでいただけたら、という思いを込めています。

 

第八弾は医学研究院の福津佳苗さん。

福津さんはこの春博士课程を修了し、现在二人のお子さんを育てながら眼科医としての仕事と研究を両立しています。ワークライフバランスに悩みながらも、学生时代に経験した短期留学や海外研修で得たかけがえのない経験からお子さんを连れて研究留学に行くことを目指しています。

【森沙耶?いいね!Hokudai特派員 + ダイバーシティ?インクルージョン推進本部】

(医学研究院の福津佳苗さん)

母の姿を见て志した眼科医

小児科医の父と眼科医の母のもとで育った福津さん。「开业医の母はいつも患者さんの话を亲身に闻いていて、ご家族の话など症状以外のことでもじっくりと闻いていました」自身も医师となった今、それが当たり前ではないことに気づいて「改めて母の伟大さを感じました」といいます。そんな母に日ごろから「医者っていいよ。ありがとうって言われる职业ってあんまりないんだよ」と闻かされていた福津さんは自然と医师の道を志すように。「今思えば母なりの洗脳だったのかもしれないですね」と笑います。

医学部を卒业し、医师国家试験合格后の初期研修では数カ月単位で様々な科を回り研修を受けます。そしてその后の后期研修では北大の眼科医局に入局。他の科も考えましたが、迷ったときに决定打となったのは选択肢の多さでした。「子どもがいる状态でも勤务医として働き続けられるだろうし、母のように开业医としても働ける。研究も続けられるだろうし、留学もできるかもしれない。女性で医师として进むときにどれも无理なく选択できそうだと感じたのは眼科でした」と话します。

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英语で他国の人とコミュニケーションできる喜びを知って

元々英语が好きで国际交流や海外留学に兴味があった福津さん。大学2年生の时にニューヨークへ短期留学、他にもウィーン大学の眼科を见学したり、医学教育振兴财団が主催する英国短期留学フェローシップという临床実习のプログラムに参加したりと精力的に海外へ足を运びます。
また、若者を対象とした国际的なバスツアーであるコンチキツアー1)で3年生の时にはヨーロッパ各国を、4年生ではアメリカを回ります。「このときにできた友达とペルーにも行きました。お互い子どもが产まれたりして环境は変わりましたが、今も交流は続いています」と话します。

初期研修を终え、后期研修に入るタイミングで结婚。将来もしも留学するなら博士号を取得して研究留学したいと考え、北大の眼科医局で大学院に进学することを决めます。「最初の动机は留学のためでしたが、入ってみると研究はとても面白くて、また研究を通じて知り合う人との交流は留学の时に感じたワクワク感に通じるものがあります」と话します。

 

大学院入学と同时に出产、夫の単身赴任の中始まった子育て

大学院入学とほぼ同时に第一子を出产。このとき夫は札幌から离れた町で単身赴任中だったため、ワンオペ育児がはじまります。「実家にしばらくいることも考えましたが、母は今も眼科医の仕事を続けていますし、祖父の介护も重なり早々に自宅へ戻ることにしました」しかし、はじめての子育てで一日中子どもと1対1で家の中で过ごすのが辛い时期だったといい、「言叶も通じないので、なんで泣いてるんだろうとか子どもも自分も寝られない时间がただただ过ぎていくのが辛かったです」と振り返ります。

半年间の休学の后に、4カ月で保育园に入园、福津さんも復学します。子どもと二人きりの环境から自分の研究の时间が持てたことで精神的にも良かったといい「保育园ってありがたいな」と强く感じたといいます。
とはいえ、子どもが発热し予定していた実験が行えないことも间々あり、そんなときは研究室の先辈方に助けられたといい「妊娠を伝えたときも喜んでくださって、产まれてからも子どもが热を出すたびに実験を変わってくださったり、予定を変更していただいたりと本当にありがたい形で支えていただいています」と、研究室の先辈方の理解がはじめての育児と研究の両立を支えていたと话します。

その后も大学院在学中に第二子を出产。このころには夫の単身赴任も终わり、家族4人での生活がはじまります。「子どもが热を出したときに、自分が休むのは仕方がない」と以前は思っていた福津さんですが、あるとき夫に休めないか闻いたところ、外せない会议があると断られ「でも私だっていつも打ち合わせや会议、色々な予定をリスケしてもらってやりくりしているんだよ」と话すと、夫はそのとき改めて妻侧がこれまで仕事の予定を调整していたことを认识したようで、それからはなるべく互いの状况を言叶で伝えるように心がけていると话します。
今も急な体调不良や発热で対応を迫られることは多いといいますが、「今はもしかしたらこれから热が上がりそう、みたいなときもお互いのスケジュールを确かめて対応できるようにしています」と対応のしかたも确立できてきたそうです。しかし2人とも休めない时には祖父母や亲戚を頼らせてもらうことも多々あり、「大げさじゃなく周りの人々に助けられて生き延びています」と话します。

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(保育园の送迎时の车内では子どもの好きなプリンセスの歌を一绪に歌うことが多いそう。「でも私が歌いすぎると、娘から「お母ちゃんちょっと静かにして?」と怒られることもあります」と福津さん)
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保育园の入札制度は谁のためのもの?

第一子出产后、子どもが4か月の时に復学。学内の保育园に入园しますが、そこで半年后の年度替わりには事业者が変わることを知らされます。転园を検讨し、复数の园の见学や手続きなどに追われつつも、なんとか希望していた学内の他の保育所に入ることが决定。
「北大は保育所施设が充実していて本当に助かっています。今の保育所は亲戚のおうちに预かってもらっているような温かい雰囲気がとても良くて、他の保护者の方とも自宅にいるよりいい経験をしているよね、とよく话しています」

今もその保育所に子ども二人を预けていますが、3年ごとに行われる入札2)で事业者が変わる可能性があるということで、やっと惯れてきた保育园の环境が、入札により保育士も园の方针も仕组みも変わってしまうかもしれないという不安を抱えています。
「学内施设ということで保育所の运営委託者は公募型企画竞争方式という入札の下、决まります。3年という短期で入れ替わりの可能性があることは、通う子どもたちに影响はないのかとても心配です」と、同じ不安を抱える保护者から成る父母会で、现在3年である委託期间の妥当性を含めこれからの学内保育所について考える枠组み作りができないかと思案を重ねています。

 

仕事、研究、育児をしながら目指す海外留学の梦

博士号を取得し约半年。大学院生の间は研究に専念することができていましたが、今は外来での诊疗や市外の病院への外勤が週の半分以上を占めているため、研究にかけられる时间は各段に减ってしまったといいます。「诊疗は医师としての根干ですし、まだまだ勉强し続けたい。でもどうしても论文执笔や発表準备の时间を确保したくて、週末に子どもを夫にまかせてカフェにこもって作业することも度々あります」と福津さん。こういった経験からも、今はライフワークバランスをどうとっていけばいいのかが课题だと话します。

博士课程最终年度には研究者を目指す优秀な女子学生に赠られる北海道大学大塚赏を受赏。福津さんは「自分の力で达成したことは何一つなくて、すべて理解して支えてくれる周りの皆さんのおかげです」と话します。大学院进学を考えている人には「子育てしながら大学院で研究をすることは一见すると大変なことに思えますが、両立できることだと感じているので、よほどの障壁がない限り进学することをお勧めしたいです」と话します。

博士号取得の当初の目的であった留学について、二人の子どもを连れて留学するのは絶対に无理だろうと思っていたとのことですが、あるとき学会で知り合った先生からアメリカに3人のお子さんを连れて単身留学している医师の方を绍介してもらいました。闻いてみると他にもそういう先生方がいるとのこと。「勇気が持てました」と话します。
「好奇心が强い性格なのでそれを向ける先を持っていることは大事だと思っています。人生一度きりなので后悔しないように进んでいきたいです」と笑みをこぼす福津さんの目は辉いていました。

(福津さんの研究のおともはホットのブラックコーヒー。论文执笔や発表準备の时间を确保したくて週末カフェにこもって作业することも)

贵滨碍础キーワード 【大学の保育所运営】

(全国の国公私立の大学、短期大学、高等専門学校 計1,167校を対象とした調査で「保育所(施設)を設置している」とする大学等の保育施設の運営種別。北大同様、国公立大学は「事業委託割合」が最も高い)〈転載:〉

注:

  1. コンチキ(颁辞苍迟颈办颈)とは、ニュージーランド先住民マオリ族の言叶で”仲间”。18~35歳しか体験できない异文化交流バスツアー。
  2. 入札とは国及び地方公共団体が业务委託等を発注する际に、公正に业者选定をするための制度。

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2023.11.30

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