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#48 悩んだ先にあった海外での大学院生活/大友瑠璃子さん(国际広报メディア?観光学院 准教授)[FIKA No.4]

颁辞厂罢贰笔とダイバーシティ?インクルージョン推进本部の连携企画、ロールモデルインタビュー贵滨碍础。

贵滨碍础とは、スウェーデン语で甘いものと一绪にコーヒーを饮むこと。

キャリアや进む道に悩んだり考えたりしている方に、おやつを食べてコーヒーでも饮みながらこの记事を読んでいただけたら、という思いを込めています。

 

?第四弾は国际広报メディア?観光学院の大友瑠璃子さん。

大友さんは学部生のときに言语教育に兴味を持ち、修士课程をオーストラリア、博士课程を香港で过ごしました。しかし、最初から留学を念头に置いていたわけではなく、学びたいことを学べる场所を求めていった先に海外での研究に行きついたといいます。どのような选択をしていったのか、そして研究の场であるフィールドワークでハラスメントが起こらないための环境づくりの活动(Harassment in Fieldwork, HiF)についてもお話を伺いました。

【森沙耶?いいね!Hokudai特派員 + ダイバーシティ?インクルージョン推進本部】

(国际広报メディア?観光学院の大友瑠璃子さん)

 

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就职と大学院进学で悩んだ大学3年生

 

大学の専攻选択については「教职课程の科目の単位が楽に取得できるといった安易な理由で英文学専攻にしました」と大友さんは振り返ります。しかし、そこで受讲した授业で、小学校の英语教育がアカデミックな议论よりも、政治や力のある団体や世论に大きく影响されることを知り、ショックを受けます。
「英语教育政策が作られていく中で、それによって一番影响を受けるであろう子どもや先生の声を反映するしくみがないことを知り、ショックを通り越して怒りを覚えました。」と大友さん。

こういうことを研究をしてみたい、とこのときはじめて修士に进学することを検讨しはじめます。しかし、当时、すでに就职活动は始めていた大友さん。就职活动もスムーズに进み、就职先もすんなり决まっていたものの、「进学したい」という気持ちを捨てることができなかったため、働いてお金を贮めてから修士へ进むことを検讨していました。その话を両亲にしたところ、「働いている间にその気持ちがなくなってしまうかもしれないから、やりたいと思ったときに行ったほうがいいんじゃない?」と背中を押され、就职せずに修士に进むことを决意。
しかし、先生に相谈するとその时点ですでに日本の大学では修士课程の试験は终了しており、海外の大学院で修士课程に进むことを提案されました。

 

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进学先のオーストラリアで论文を书く难しさに直面

 

「はじめての留学先なのであまり日本と时差のないところで、比较的”日本円が强く”、言语学について学べるところで探しました」と、オーストラリアの大学を选択。
日常生活にはすぐに惯れましたが、研究では卒业论文と修士论文に求められるレベルの差や英语のアカデミックライティングをなかなか会得できず「なんでこんなに一生悬命书いたのにダメ出しされるんだろう」と指摘されていることがわからず、最初のうちは苦労したといいます。
自分がどれだけ顽张ったかアピールする场ではなくて、読み手に负担ない形でどれだけ纳得させるかを考えて书かなければいけないというアカデミックライティングのコツを体得できたことで戦略的に论文を书く作业を楽しめるようになります。

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実家で过ごした博士进学までの宙ぶらりん生活

 

オーストラリア留学中に东日本大震灾があり、修士修了后は帰国し、しばらくは実家のある仙台で过ごします。「博士课程に进みたい気持ちはあったものの、その先には研究职しかないと思っていたので、就职の幅を狭めるリスクをとってまで进むべきかどうかで悩んでいました」と大友さん。モヤモヤした気持ちを抱えたまま、中学校の非常勤英语讲师や英会话教室の先生、大学での言语学研究のプロジェクトアシスタントなどの仕事を掛け持ちしながら过ごします。

そのような生活の中、やはり博士课程に进んで研究したいという思いが强くなっていき、日本で言语政策の研究ができる大学を探します。着书に感铭を受けた研究者にコンタクトをとってみると、日本から香港に移ったことが判明。その研究者が所属する香港大学では博士课程の学生に対する金銭的な支援が手厚いことも后押しとなり、香港大学の博士课程に进学することを决めます。

 

(研究室の棚には英语の书籍がずらっと并んでいます。研究に関する本は通勤时间に电车の中で読むことが多いそう)
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日本のフィールドと行き来した香港での博士课程

 

大友さんは修士课程まで日本の英语教育政策について研究をしてきましたが、东南アジアの国々から介护士?看护师候补者の労働移民を雇うという动きに注目し始めました。「大きな枠组みは贸易协定だけど、これは言语政策なのではないか?」と、博士课程では研究の対象が日本语教育を含む言语政策へシフトしていきます。

それまで政策文书などの文献调査がメインだった言语政策の研究分野で、政策が影响している场所でフィールドワークをする、という动きが盛んになってきていたことから、大友さんも外国人労働者を雇用する日本の介护施设を対象に调査を行い、日本と香港を行き来する生活を过ごします。

大友さんはその顷を「全部合わせると合计3?4カ月はフィールドワーク先の土地に住んでいました。フィールドにいる间はほぼ毎日介护施设に通っていました。インタビューや観察调査をして、それが终わったらそのデータを整理するということを繰り返していて毎日必死でした」と振り返ります。そのようなフィールドワークを経て、博士号を取得し、日本に帰国します。

 

(研究室では授业準备や事务仕事などをメインに、论文执笔は家やお気に入りのカフェなどで行うことが多いそう)

 

若手研究者との交流で生まれたフィールドワークのハラスメントへの问题意识

 

香港で博士号を取得后、北大で研究者として歩み始めたころ、他大の若手研究者との交流会でフィールドワークやそこで体験したハラスメントや”ハラスメント”と名前を付けて语っていいかも分からない小さな”もやもや”について话す机会がありました。

交流会はその場限りのものでしたが、大友さんを含め話し合ったメンバーは「安全に若手研究者や女性研究者がフィールドワークをできる環境づくりが大事。実態把握も含め、何か行動を起こすべきでは?」という共通認識を継続して持っていました。そこで、このテーマに向き合うためにHiF(Harassment in Fieldwork)という有志の団体を立ち上げ、共同研究として取り組んでいくことになりました。最初は交流会で話し合った大友さんを含む3名のみでしたが、取り組みに共感した人が参加し、現在は8名で活動しています。
この共同研究の活动の1つとしてフィールドワーク先で起こったハラスメントの体験谈を収集し、贬颈贵のウェブサイトで公开しています。

 

フィールドワークとハラスメント
(アーティストの小室萌佳さんによる贬颈贵の奥别产サイトのイラスト。メンバーと小室さんで打ち合わせを重ね、イメージを固めていきました)

 

大友さんは、これらの活动を进めていく中で见えてきた大きな课题が少なくとも二つあると言います。

一つ目はフィールドワーク先で起きるハラスメントの存在自体があまり知られていないことです。
「フィールドワークの方法论の教科书を见ても、「あなたが伤つけるかもしれません」とは书いていても、「あなたが伤つくかもしれません」と书いているものはほとんどないように思います。まずは、フィールドワーカーの気持ちの上で、そういう可能性があるんだということを知ってもらえたらいいのでは、と思い体験谈を公开しています」と大友さん。何か起きたときにどう対処するかと、起きないようにどう対処するかという点でも体験谈が参考になるかもしれないと言います。

もう一つの问题点はハラスメントに遭った人への大学などの研究机関が取る救済措置についてです。
「修士课程や博士课程など、决まった期间の中でフィールドワークをして成果を出さなければいけない人たちがハラスメントから逃げられないという状态を作りたくない。大学侧が修学期间を延长できるようにするとか、何かしら“経験しなくてもいいことを経験してしまった人”に対しての救済措置があってほしいと思います」と大友さん。

贬颈贵ではウェブサイトで体験谈を公开するとともに、関连する书籍の読书会や产妇人科医を招いたイベントなど、精力的に活动を続けています。
「フィールドワークが危険だと思ってほしくはない。次の世代のフィールドワーカーが伤つかないで安全にフィールドワークができるような道を开くことが大事」と大友さんは话します。活动が始まって3年、未来の研究者のためにもこの大きな问题への大友さんの挑戦は続きます。

(大友さんの研究のおともは热いコーヒー。「香港は外は蒸し暑いのに建物の中はとても寒くてエクストラホットのコーヒーを饮むようになりました」と大友さん)

贵滨碍础キーワード 【ハラスメント】

(职场におけるハラスメントでは、コミュニケーションや规定の存在、女性管理职の比率が低いことなども特徴として挙げられている)〈転载:〉

 

大友さんの研究室ホームページと、フィールドワークとハラスメント(Harassment in Fieldwork, HiF)のサイトはこちら

 

 

 

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2023.06.29

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