カフェの前半で绍介した石井哲也さんと児玉真美さんのお话はをご覧下さい。ここからは、后半のディスカッションタイムで交わされた意见などを绍介します。また、カフェに参加されたみなさんからお寄せいただいたメッセージも绍介します。
参加者のみなさんは8つのグループに分かれて、「人としての尊厳について」「胎児の検査について」「胚の検査について」「胚の改変について」意见を交わしました。グループファシリテーターを务めたのは、池田贵子さん、小仓加世子さん、佐藤はるかさん、内山明さん、平野港さん(いずれも颁辞厂罢贰笔本科受讲生)と、教员の石村源生、早冈英介、滝沢麻理です。会场のみなさんへの4つの问いかけに対して各グループで意见を交わし、最后にアンケートを取りました。その详细结果についてはをご覧下さい。
この〈レポート 2 〉では、胎児の遺伝学的検査について「胎児の染色体や遺伝子の異常を調べる検査をあなたは受け入れますか?」問いについての参加者の意見を、2013年12月に実施された第73回麻豆原创?カフェ札幌「生命に介入する科学?不妊治療?出生前診断の光と影?」で行ったアンケート結果と、大手新聞各社が公開した世論調査「胎児の染色体異常の検査をあなたは受け入れますか?」と比較しながら示します。
(ある程度の専门的科学情报や児玉さんのような当事者から话题提供を受けた市民と世论调査との违いがわかります。)
【参加者から寄せられた意见や感想(一部)】
?出生前の検査で障害の有无を调べることばかりに目がいっていたが、児玉さんの话を闻いて、人生の途中で障害を背负った场合のことを考えさせられた。途中で障害を负うこともあるのだから、胎児(胚)の遗伝子検査をしても意味ないのでは?障害を持ったとたんにその人は排除されてしまうのだろうか、考えさせられました。
?自分の価値観や状况とほかの方々の见方とは违うので、难しい问题だと思います。ぜひまた次回も企画してほしいです。
?障害にかかわらず人が生きやすい社会って何だろうか。もっとさまざまな方の立场から発せられる言叶を闻いて、当事者の気持ちを自分のことのように考える人が増えたらいいなと思います。
?生殖医疗において、科学の発展ばかりが目立ち、伦理観や障がいのある方を受け入れる制度が整っていない気がします。
?私が初めての出产をしたのは、当时高齢出产といわれていた30歳でした。大変こわく、不安だったのを覚えています。不安の原因は、やはりダウン症が大きかった気がします。羊水検査は危険に思え、受けませんでしたが无事に生まれてくれて本当にホッとしました。ですから、出生前诊断(现在の血液検査によるもの)があれば受けていたと思います。ただ、遗伝学的検査、というのは、どこまでのものなのか?また全てのゲノム情报が开示されたとして、そこからどういう选択が可能なのか、考えさせられます。
?科学技术が発达しても、人の心、尊厳は大切だと考えます。尊厳死も含めて。
生まれてすぐ、臓器移植が必要な体とわかる异常が、お腹の中にいるうちに治るなら、そのほうがいいと思うことがある。それが、遗伝子を改変することについては、考えてしまう。
?児玉さんのお话を拝聴し、「コントロール幻想」というご指摘がありましたが、全くそのとおりだと思います。その背景には、やはり西洋的な「抑圧」思想があろうかと思い、このような现状の中で东洋的な自然や环境との「共有」思想が重要になってくるのではと思われます。不安や心配があっても「あるがまま」に受容していくことが重要だと思います。
?望ましい社会とは何でしょう。その时代、时代で変わっていくものであり、どこで产まれたかで変化していくもので、自分では良くわかりません。でも、望ましい社会と考えていくのは、永远に続いてほしいと思います。
?障がいを持つ人が、どのような生活をしているのか、マイナスイメージだけでなく、プラスイメージについても知ることが大切だと思った。
?生殖补助医疗の肝心な问题は、结局何か?健常な他人が异常を持った子を望む夫妇の意思决定にこんなに干渉してよいのか?
?まだまだ议论が足りないので、别の机会に続きを开催してください。
?障がいが性格の违いのようなものに过ぎない、といえる社会になったらと愿います。そもそも「障害」という言叶にも疑问を持ちます。「害」という言叶に违和感を感じます。でもこの意见は、障害のない自分だからと思ってしまうことなのかもしれません。「害」といわなくてはいけないほどの辛い思いをされて来た方に言わせたら、もしかしたら、キレイゴトの思いかも知れません。そうだとしたら申し訳ないです。ですが、「障害の有无」によって出产を判断しない人たちが増えて、そうなる社会に向かっていくことを愿います。
?私には発达障害の兄がいます。両亲亡きあと、どのように関わっていったら良いか、とても悩んでいます。本日児玉さんのお话を闻き、障害を持っている当事者の方、家族関係、社会とのかかわり方について、改めて考えてみたいという気持ちになりました。また自分の立场だからできることを见つけて取り组んで生きたいという気持ちにもなりました。
?このテーマは絶対にシリーズでやった方がいいと思うので、ぜひ継続して3年、5年と开催していってください。その间に考え方や技术も変わっていくと思います。その変化をぜひ追っていくべき。
?生む前にいろいろ考えなければいけない社会のほうが问题なのかと思う。ほかの国はもっと何も考えずに子宝が一番と気楽に子供を产み育てている。子供も幸せそう。障害があったとしても。
?この问题が当事者以外にとっても望ましい社会のあり方を考える问题だということに改めて気づかされました。
?出生前诊断について、个々の夫妇の问题と考えていましたが、今日のお话を闻いて、社会をどういう仕组みにするかや人间の生き方、幸せの定义の问题と考え直しました。
?卵子/遗伝子改変の実情を知ることができました。自然の摂理に反していると思います。
?健康、健常、正常といったような言叶は気をつけて使う必要があろう。
?児玉さんが仕事を辞められたように、障害児が生まれて、人生が制限されるのは女性なので、子供を持とうと思えなくなりそうです。
?医学の进歩に人々が置き去りという意见に纳得した。もっと话し合い、知识を身につける机会が全ての人に必要だと思う。
?児玉さんがおっしゃったように、私も価値感がぐらぐらです。
?社会から障がいがなくならないことに纳得した。ありのままのそれぞれを大切にできる社会となればいい。
※ 参加者のみなさんの記述のとおり、掲載しました。
〈レポート 3 〉につづく
(ディスカッションタイムの様子)



