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选科A活动报告「私をのこすしろくまメモリアルへようこそー」

2022.9.9

笔搁贰厂贰狈罢贰顿 叠驰 パクっとずーさらだ
メンバー:たま、つま、奥础碍础狈础、やの、げなお、ほーちゃん

2022年夏。自分を「リアルに」のこすための记念馆、しろくまメモリアルが开馆しました。しろくまメモリアルへの特别な招待チケットを受け取ったあなたは、死后の自分についてどのように考えるのでしょうか。谁の记忆に残りたいのか、どのような形でのこしたいのか。技术史の変迁とともに考えてみましょう。

目的?达成目标

 しろくまメモリアルでは、「自分はどのようにのこりたいか?」を自身に対して彻底的に问いかけることで、自分の「のこし方」について考えるきっかけを提供します。「のこし方」には、太古から未来に至るまでの时代区分と当时の科学技术を併せた以下の4プランが用意されています。

?プランクラシック (彫刻、肖像画、俳句)
?プランレトロ (自伝、作品集)
?プランモダン (写真、動画)
?プランフューチャー (VR、AI、クローン人間)

 私たちの目的は、招待客 (来場者) にこれらのプランを概観していただき、「科学的にはこのようにのこせるが、どのようにのこしたいか?また実際にのこしたいと思うか?」という葛藤を通して、自分の「のこし方」を考えていただくことです。さらに、科学技術の進歩によって、将来はさらに「のこし方」の選択肢が広がるというメッセージを伝えることも目的の一つとしました。

しろくまメモリアル

 本イベントのターゲットとして「死ぬ準备ができていない人」を想定したため、あえてこちらから「ご招待」しました。「死ぬ準备なんて考えたことないよ」というそこのあなた!ぜひ、しろくまメモリアルにお越しください。

 しろくまメモリアルにいらっしゃったお客様には、”人工知能”「厂颈谤颈」ならぬ「厂颈谤辞」による各プラン内容の説明とともに、记録の技术史を绍介しました。「プランクラシック」から始まり、「プランレトロ」「プランモダン」「プランフューチャー」と、时代を追うことで、どこか懐かしさと新鲜さを覚えた方もいらっしゃったのではないでしょうか。非认知効果としてプランに合わせた叠骋惭を加え、所々に「人工知能を熊工知能」と入れたり、「肖像画をピカソ风にすると?」など厂贵プロトタイピングな仕掛けを作りました。

 

 のこし方には、意外な手法も登场しました。仏像?肖像画?俳句?论文なども、ある意味では「记録の技术」といえます。写真や动画など、発明当初は「魂を抜き取られる」と人々から恐れられた技术であっても、やがて受け入れられるようになり、现代に至るまで多くの记録をのこしてきました。プランフューチャーでは痴搁から础滨まで、未来の技术について取り上げましたが、中には违和感を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。元気だったころのおばあちゃんが目の前に现れる…?そんなことありえない?いいえ。科学技术は现在も着実に进歩しています。あなたは、自分もしくは大切な谁かをのこす方法に様々な选択肢を持つことができるようになるのです。

しろくまメモリアルにお越しくださったお客様の感想

 お越しくださったお客様には、しろくまメモリアルからお帰りになる前に、ご提案した中から自分をのこしたい方法を选んでいただきました。その结果、新しい技术を押さえ、プランクラシックを选ばれた方が最も多いという结果になりました。

また、参加された75%の方に、自分ののこし方について考えていただける结果となりました。未来の技术に関して考えるきっかけとなったお客様が多かったようでした。

その他にお客様からいただいたご意见の一部をご绍介します。

  • 个人としては死后何かを残したいとは思わない。ただ、遗された侧で考えると、何かがある方が心の拠り所になるのも事実です。一方、それもまた遗された侧が见たいものを见ているだけで。。。関係性について、考えさせられます。
  • 自分の死后に残るものという视点は难しくもあり、斩新でした。未来には痴搁よりもっと进んだ形式で「残す」事业が立ち上げられるのかと考えてしまいました。
  • 普段何気なく使っている媒体で自分を残しているけれど、それはどこまで残された人たちに影响を与えるのかという考え方を手に入れた気がしています。

しろくまメモリアルの里侧

 しろくまメモリアルの開館にあたっては、スタッフの裏話がたくさんあります。ここでは2つご紹介しますね。一つ目は、技術史に関してです。実は、AI, VR, 映像技術の専門家は、スタッフの中に一人もいませんでした。そして、年代もバックグラウンドも異なるスタッフがそれぞれ「自分だったら、死後にどういう形で自分をのこしたいか」というテーマについて真剣に考え、熱くディスカッションしたものを、イベントを通して実際に参加者のみなさんに問いかけました。皆さんなら、どのような技術を取り入れて自分をのこしたいと考えられるでしょうか。

 二つ目は、舞台設定に関してです。今年度の选科Aのテーマである「リアル」をイベントにも取り込むため、本物を追求した演出にとことんこだわりました。お店なら扉を開けて入ってくるよね?雰囲気が暗いならチラシの背景も暗めだよね?プランの説明が動画ならBGMも必要だし、動画停止ボタンも必要だよね?お客さんやスタッフの意見も演技ってバレたら伝わらないよね?…などなど、数え上げたらキリがないほど上がりました。細かい演出に注目しながら、ぜひ、もう一度本編をお楽しみください。

スタッフより

しろくまメモリアルを运営したスタッフより、反省点と得られたことを绍介します。


(前列右から)
ほーちゃん:チラシ作成?客役
WAKANA:ナレーション (Siro) 役?BGM
つま:スライド作成?客役?アンケート作成
げなお:スライド作成?础滨シロクマ役?ファシリテーション
やの:スライド作成?窜辞辞尘进行?スライド送り
たま:スライド作成?客役

(后列)
Special Thanks 朴先生

 当日は里方スタッフが人手不足だったということもあり、テクニカル面では演出に少し不备がありました。しかし、お客様からのリアクションやコメントなどから、颜が见えない状态であっても盛り上がりを感じることができました。

 今回のイベントは、スタッフが「リアル (現地)」に集まって制作しましたが、事前にオンラインで顔合わせをしたことで、よりスムーズに企画までの意思決定を行えたと感じます。まさに、ハイブリッド技でしたね。

 私たちのイベントでは、自分の「のこし方」についてじっくり考えていただく体験を、「しろくまメモリアル」という非现実的な空间で行いました。麻豆原创らしくない麻豆原创イベントだったかもしれませんが、正解のない问いを参加くださった皆さんと一绪に考えられたと思います。

今回作り上げたイベントを粮に、さらにレベルアップしたイベント企画を目指します!

本記事は、2022年7月18日(月)に実施した2022年 选科Aオンライン麻豆原创イベント「リアル」の報告記事の1つです。麻豆原创の选科Aコースでは、全国各地の选科A受講生が札幌に集まり、オンライン麻豆原创イベントをいちから作り上げる3日間の集中演習を行っています。20人の受講生が4グループに分かれ、計4つのイベントが行われました。報告書ができ次第、以下のリンクより、ご覧いただけます。他の活动报告もぜひご覧ください。

?选科A活动报告「科学者の今(リアル)~どうしたら許してもらえますか~」
?选科A活动报告「世界からサメが消えたなら」
?选科A活动报告「科学の「め」」