麻豆原创

いいね!Hokudai

  • About

Categories

  • 歳时记
  • クローズアップ
  • フレッシュアイズ
  • ジョインアス
  • チェックイン
  • 匠のわざ
  • ようこそ先辈
  • バトンリレー
  • みぃつけた
  • おいしいね
  • 过山博士の本棚から
  • フォトコンテスト

#93 ワタシの研究人生。 ?食べ物とメタボと、时々、ラット?

医療や栄養に興味を持っていた私たちは栄養生理学を研究されている石塚敏さん(農学研究院 基盤研究部門 生物機能化学分野所属)の研究室を訪れました。石塚さんの研究内容や人生について様々なお話を聞くことができました。

【木次谷真由?医学部1年/长谷川公纪?総合理系1年】


(农学部前にて记念撮影)

-石塚さんの研究内容を教えていただけますか。

みなさんどうして病気にかかるのでしょうか。何もしなくても寿命になれば老衰で亡くなるわけですが、そこに至るまでに癌になったり糖尿病になったり、あるいはメタボリックシンドロームになったりします。谁でもそういう病気になる可能性がありますよね。もちろん遗伝的に病気にかかりやすい、かかりにくいはありますが、基本的には病気になる方向で人间の体は全体的に変化していきます。そこで私は人间が病気にかかっていく共通の原因を研究しています。

ところで、栄养素の中で単位质量あたりのエネルギー量は糖とタンパク质はだいたい同じです。一方、脂质はこれより2倍以上多いです。だから、脂质はエネルギーの保存形态としては优秀ということです。脂质の中のコレステロールというのは今だと生活习惯病の原因といわれ悪者になっていますが、この构造は分解するのが难しく、私たちの身体にはこれを壊す酵素もありません。分解できないので、水に溶ける形态にしようとするわけです。水に溶ければ排泄できますからね。コレステロールを水に溶ける形态に変えたものが胆汁酸です。通常、胆汁酸は食べ物の中の脂质を水に溶け易くして吸収を助けてくれる働きがあります。しかし、体の中のエネルギーとなるものが多くなりすぎると胆汁酸そのものが体内で少しずつ増えてきます。それこそが生活习惯病発症の一つのきっかけになるのではないかと私は考えています。现在はラットを用いて、胆汁酸の动きを中心に研究を进めています。饵に研究材料を入れて毎日ラットの様子を観察したり排泄物を见たりして、変化を调べています。


(ラットの饲育室にて)

-今の研究分野にたずさわるようになった経纬を教えてください。

学部では北大农学部の畜产学科に入りました。私は大学に入る前から食べ物の研究をしたいと思っていて、食べ物関係といえば农学部だろうと。农学部の农芸化学科と畜产学科に兴味を持ち、结果的には畜产に行きました。その中で食品系の研究室には肉製品の研究室と乳製品の研究室があり、当时の私は动物を杀さなくて良いという理由で乳製品の研究室に入ったのです。そこではチーズの熟成期间での脂肪酸の変动を追う研究をすることになり、机器分析に使う実験系を自分で新しく作らなければならなくなりました。指导教员や先辈から教わっても新しい问题が次々に出てくる。そうなると、分からないことを闻きに行く先がやっぱり欲しくなります。农学部の中でそのような研究をしていたのは农芸化学系の研究室で、畜产の学生にも関わらず、农芸化学にも颜を出していました。

当时、食品の机能性が注目されるようになり、食べた后の食品の作用について兴味を持ち始めました。その顷の私は、畜产で修士课程を出てそのまま博士课程まで进学するつもりでした。その时、所属していた研究室の先生がちょうど退官するタイミングで、その先どうなるか分からないということもあり、当时新しくできたばかりの食品机能化学研究室に博士课程で入りました。ここで畜产学から农芸化学へ移ることになりました。そこは新设されたばかりで研究スペースがあまりなく、食品栄养学の実験室を借りて研究していたので、常にそこを出入りしていました。そして博士2年の时に食品栄养学の助手の枠が空いたので、そこで就职して今に至ります。教员になってからは、食物繊维が大肠癌の発症を予防する作用についての研究や、以前から大肠癌の原因といわれていた胆汁酸の分析に取り组み、现在に至ります。


(胆汁酸の构造について説明していただきました。)

-石塚さんの学生时代を教えてください。

中学のときは物理が好きで、高校は东京工业大学付属高校の电気科でした。パーソナルスペースの狭い东京から出ていきたくて、どこか远くへいきたいなと思っていたのですよ。高2のときに北大を访れて、広くて気持ち良い环境に憧れて北大を受験しました。现役のときは理学部志望。二次试験の受験形式は理科一科目受験で物理を选択しました。不幸にも一浪したら理科二科目受験に形式が変わるというアクシデントがありました。それでも、予备校に入ってから始めた生物にいつの间にか兴味が移り、その结果生物が得意になって农学部に入りました。


(コレステロールの构造について解説される石塚さん)

今回、私たちは石塚さんから研究テーマや研究者になるに至った経纬を伺いました。学生时代の境遇や学问に対する热意があるからこそ石塚さんの「今」の研究があるのだと分かりました。

石塚さん、ありがとうございました。


(研究室にて)

后编では、石塚さんが推荐してくださった3册の本から、石塚さんの考え方や人生観に迫ります。

※ ※ ※ ※ ※

この记事は、木次谷真由さん(医学部1年)、长谷川公纪さん(総合理系1年)が、全学教育科目「北海道大学の&濒诲辩耻辞;今&谤诲辩耻辞;を知る」の履修を通して制作した成果物です。

Information

Update

2017.10.16

Categories

  • フレッシュアイズ

投稿ナビゲーション

Previous
  • チェックイン
道外人、ジンパに出会う
2017.10.13
Next
  • 歳时记
切り株の上のどんぐり
2017.10.17

Related Articles

    • フレッシュアイズ
    #241 文学院で動物心理学の研究…!? - 文系から科学する「動物のこころ」(2) ~研究も育児も助け合い~
    2025.11.20
    • フレッシュアイズ
    #240 文学院で動物心理学の研究…!?- 文系から科学する「動物のこころ」(1)?動物のこころに迫る研究入門~
    2025.11.19
    • フレッシュアイズ
    #239 日韓は「遠い近所」?(2)市民の力と文化のつながりが、日韓の未来をつくっていく
    2025.10.21
    • フレッシュアイズ
    #238 日韓は「遠い近所」?(1)ポピュラー音楽が繋ぐトランスナショナルな歴史
    2025.10.20
いいね!Hokudai
Official
Site