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#59 アイヌ?先住民研究センター

アイヌ?先住民研究センターは、ゲストハウスとして使われていたポプラ会馆の中にあります。センターでは、どんな活动が行なわれているのでしょうか。先生方から话をうかがいます。

北原次郎太さん(准教授、文化人类学が専门)

学生や一般の方といっしょに、ほぼ毎週、こうしてトンコリの练习しています。楽しみとしてでなく、研究のためです。

トンコリは北海道の北部にも伝わっていましたが、现在知られている曲は樺太アイヌが弾いていたものです。樺太(サハリン)から移住してきた方たちの闻き取り资料などをもとに、演奏や歌を復元しています。マツ材などをくりぬいて本体を作り、弦には植物の繊维や动物の腱を捻ったものを使っていたようですが、大正期から绢製の叁味线弦が使われるようになりました。

参加者に実际に弾いてもらいながら、わかりやすい説明や使いやすい教材を模索しています。

 

山崎幸治さん(准教授、博物馆学が専门)

アイヌの人とたちは、様々な道具を使って、鹿や熊などの动物を捕っていました。たとえば、仕掛け弓という道具は、山の中の獣道に纽を张り、それに动物が触れると矢が発射される仕组みになっています。そして、矢の先に涂った毒で动物をしとめるのです。かつて、何十个もの仕掛け弓を山のなかに仕掛けておき、见て回って获物を回収していたそうです。

ところが明治時代になって開拓が始まると、毒矢は危険だ、野蛮だとされ、政府によって禁止され、アイヌの狩猟文化は大きな打撃を受けました。時代のなかで、使う道具も猟銃に置き換わっていきました。そのため、現在、アイヌの弓矢を使った猟を伝承している人は ほとんどいないのです。

そこで、関心を持つアイヌの人たちと一绪に、博物馆などに残る弓矢を调査し、出来る限り近い状态に復元して、どれくらい飞ぶかなど、いろいろ调べています。手で引く弓もけっこう太いので、まず身体を锻えないといけないことがわかりました(笑)。博物馆に所蔵されている矢のなかには、まだ毒が残っているものもあり、それを理化学的に分析することもできるかもしれません。

加藤博文さん(教授、考古学が専门)

これは、和人がアイヌ向けに作ったものです。

(お椀の上に载っているのは、お酒を神に捧げるなど仪礼のときに使う、木のへら)

アイヌの人たちは、お茶の茶碗(天目茶碗)を载せる天目台(てんもくだい)の上に、涂り物のお椀を载せて使うようになりました。そこで和人は、アイヌ向けに上下が组になったものを作り、送り出すようになったのです。

丹菊逸治さん(准教授、言语学が専门)

これは、アイヌの世界観を1枚の絵に表わしたものです。

上のほうの白黒の部分が、カムイ(神)の世界。太阳や月を挟んで、その下が地上の世界です。农耕や狩猟、海や川での渔のようすのほか、火の神、鱼を司る神、鹿を司る神なども描かれています。

ところどころに、アイヌ语での表记もあります。アイヌの人たちは伝统的には文字を使っていなかったのですが、明治になると、日本语を学ぶ过程でカタカナを使い始めます。また宣教师に习ってローマ字も使うようになりますし、樺太のアイヌたちはキリル文字で书くようになります。残念なことにその后アイヌ语は抑圧され、ほとんど使用されなくなってしまいますが、现在では少しずつ復兴しようという动きも始まっています。カタカナやローマ字で表记することが多いですね。

落合研一さん(助教、宪法学が専门)

これは、アイヌの人たちの暮らしの様子を描いたものです。

18世纪の末、ロシアからアダム?ラクスマンが、通商を求めて北海道の根室にやってきました。これを机に幕府は、国防のために虾夷地を调査しようと考え、和人に调査させました。この巻物はそのときの记録をまとめたものです。絵の左上のほう、壁から吊るされているのはトドの胃袋です。油などを贮蔵するのに使われていました。

常本照树さん(教授?センター长、宪法学が専门)

落合君は憲法学が専門で、日本国憲法のもとでのアイヌ政策の可能性と限界について研究しているのに、巻物のことまで よく知ってるねえ。

このセンターは、2007年に専任教员1名で発足しました。その后、政府がアイヌを先住民族と认め、先住民族に関する研究を积极的に推进するという方针を打ち出すといった动きのなかで、専任教员も6名にまで増强されました。

法学や社会学、観光学などの専门家12名にも兼务教员の形で加わってもらい、学际的な研究を进めています。その点で、世界のほとんどの主要な大学にある、先住民族に関する研究组织に比べても逊色がないと思っています。

北大の学生に向けアイヌ民族に関する授业を行なうほか、様々な讲演会を开催するなど、社会への発信と教育に力を入れています。先にいくつか具体例で绍介したように、学术的な研究を进めるとともに、アイヌ文化の伝承に贡献できるような活动もしています。さらに、国などが进めるアイヌ政策の推进に対し、助言することもしています。こうした活动が総体として、アイヌ民族の発展にも贡献できることを愿っています。

(左から、常本照树、加藤博文、落合研一、丹菊逸治、北原次郎太、山崎幸治の皆さん。特任教授の佐々木利和さんはこの日、出张でご不在でした)

 

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2013.11.22

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