麻豆原创

いいね!Hokudai

  • About

Categories

  • 歳时记
  • クローズアップ
  • フレッシュアイズ
  • ジョインアス
  • チェックイン
  • 匠のわざ
  • ようこそ先辈
  • バトンリレー
  • みぃつけた
  • おいしいね
  • 过山博士の本棚から
  • フォトコンテスト

#185 森へと还る研究?磐渓発、环境再生型农业への挑戦?

内田義崇??さん(農学研究院 准教授)が株式会社ユートピアアグリカルチャー(以下:UA社)と共に進めている「FOREST REGENERATIVE PROJECT」1)。去る10月17日にそのモデルファームとなる盘渓农场のオープンイベントが行われました。

イベントで内田さんは「本プロジェクトで生产した食品を通して、消费者に新しい食粮生产のあり方も伝えたい」とお话ししました。札幌市民に亲しまれている盘渓スキー场のすぐ隣の山林で、ゆくゆくは乳牛を放牧しようというプロジェクトの详细と背景をお届けします。

【福浦友香?北海道大学颁辞厂罢贰笔】

(実験の舞台となる盘渓农场。北大札幌キャンパスから车で约30分という都市近郊でプロジェクトは行われます)
(当日はたくさんの报道阵が詰めかけ、本プロジェクトへの関心の高さが伺えました。なお会场を含め、磐渓农场の建物は农业资材を活用しながら、饲育动物と周辺环境へも配虑した形で设计されているとの説明がありました)
(栄养素の循环や土壌について研究している内田さん)

FOREST REGENERATIVE PROJECTとは?

FOREST REGENERATIVE PROJECTは、森林や土壌を再生させながら放牧酪農や養鶏を行う、UA社と内田さんとの共同プロジェクトです。こうした手法は「環境再生型農業(リジェネレイティブアグリカルチャー)」と呼ばれ、環境負荷をなるべく低減しながら持続可能な食糧生産を実現する新しい農業のありかたとして、近年注目されつつあります。

これまでプロジェクトでは环境再生型の酪农や养鶏を北海道日高町で行ってきましたが、都市近郊のメリットをいかした第2の拠点として、盘渓农场を立ち上げました。盘渓农场は作业栋や鶏舎のあわせて4栋と、その背后、盘渓スキー场の西侧に広がる约22丑补の山林からなっています。

(周辺环境に驯染むようデザインされた作业栋や鶏舎。「この场所に元々あった农机具の小屋からインスピレーションを受けてデザインしました」との説明が建筑家大野友资さんにより行われました)
(磐渓农场では、500羽の鶏が饲育されており、「自然に近い平饲いを目指している」とのこと。鶏舎の中には树木が植えられており、鶏にとって适切な密度だけでなく饲育环境の面からも配虑がされています)

食粮生产活动が环境に与える影响は大きい

これまで人类は、いつでも十分な食粮を安定的に得るために科学技术を発展させてきました。これは私たち人类にとってありがたく素晴らしいことです。ですが同时に私たちの食粮生产活动によって地球が本来持っている土壌の栄养素循环システムが崩れ、ひいては気候変动リスクを増大させる、生物多様性を胁かす、などの地球规模の课题をより深刻なものとしている侧面があるといいます。内田さんは、「研究を进める中で、人间と地球の関係がこのままではいけないという危机感を抱きました」と语ります。そんな时、「地球にも动物にも人にも优しいお菓子作り」を目标に食粮生产と森の活性化を促す行动を行いたいという思いを抱いていた鲍础社の代表の长沼真太郎さんと共に、プロジェクトを発足することとなります。

(内田さんが示した図「プラネタリー?バウンダリー(地球の限界)」。この図は、人間の活動が環境に及ぼす影響の程度を表しており、ストックホルム?レジリエンス?センターの環境学者ヨハン?ロックストロームらによって提唱されました。大きな影響を受けているのは、オレンジ色で示されている窒素とリンの循環、そして生物多様性です。これらは食料生産活動が一因となっています)〈環境省(2018)『環境白書平成30年度』p.5 を一部改変〉
あらためて、环境再生型农业(リジェネレイティブアグリカルチャー)とは?

従来型の农业では、安定供给と大量生产のために化学肥料を积极的に使っています。化学肥料には作物にとっての栄养素、つまり窒素やリンが含まれています。これらの物质を土壌细菌が分解?代谢することで作物の生育を促进するしくみです。しかし、化学肥料を过剰に使うと、土壌细菌による分解が追いつかず、土壌に窒素やリンが蓄积することとなります。これによって大気や土壌の状态に悪影响を及ぼすのです。
そこで、环境再生型农业の考え方が登场しました。环境再生型农业は、自然の栄养素循环にそった形で食粮生产を行うため、余剰な栄养素の土壌への蓄积を軽减し、环境への负担を少なくしようとする考え方です。

センシング技术ではソニーグループと共同研究中

环境再生型农业を実现するためには、その土地の自然の栄养素循环に沿った形になっているのか、実际に大気や土壌がどのような状态にあるのかをモニタリングしなければなりません。そのためにはさまざまな种类のデータを広范囲に継続的に集め、分析する必要があります。そこで、北大とソニーグループ株式会社が共同研究としてセンシング技术の実装に取り组んでいます2)。大気と土壌の情报を収集する环境センサー、家畜につけられた首轮型のデバイスといった技术が今后盘渓牧场でも用いられていく予定です。

山间放牧も计画中

环境再生型农业による放牧酪农の共同研究は、现在は鲍础社の日高牧场で行われています。今后は、盘渓农场の山でも放牧を実施し、马や乳牛が立ち入る区画と立ち入らない区画とに分けて、土壌や植物の変化を比较する研究が本格的に行われる予定です。

(盘渓の山での自然调査を説明する内田さん。动物の粪などの有机物を分解する粪虫(ふんちゅう)や、北大のシンボルマークのモチーフでもあるエンレイソウも见つかったそうです)

食粮生产と森の活性化を促す行动を行いたいという鲍础社の长沼真太郎さんの思いを受けプロジェクトに参加することとなった内田さん。「単に温室効果ガスや环境负担を减らすということだけではなく、消费者が环境再生型农业によって生产される商品を选択的に消费することが、まちや地域の活性化にもつながります。このような持続性が必要だと考えています。また、生产者が取り组んでみようと思える新しい食粮生产のあり方を伝えるためにもさまざまなデータを取り、公开していく活动を行いたい」と発表を缔めくくりました。

(左から内田さん、共にプロジェクトを行う株式会社ユートピアアグリカルチャー代表取締役の長沼さん(中央)、DOMINO ARCHITECTS代表?建築家の大野友資さん)
味わいながら FOREST REGENERATIVE PROJECTに参加

鲍础社のウェブサイトからは、日高の放牧酪农で作られた牛乳と饮むヨーグルト、そして卵を定期便として购入することができます。

(定期便として购入できるセット。付属の册子は贵搁笔や环境再生型农业について理解を深めるのに役立ちそうです)

笔者も、さっそくいただいてみました!牛乳と饮むヨーグルトからは、あっさりしているが深みのある味わいを感じられ、少量でも満足するものでした。卵はクセのない味です。作り手の思いを知ることで、より大事に食べようという気持ちになるものでした。

(磐渓农场の卵は磐渓农场に併设されている自动贩売机で购入することもできます)

参考文献

Information

Update

2022.11.16

Categories

  • チェックイン

投稿ナビゲーション

Previous
  • 歳时记
からすの寝床
2022.11.15
Next
#43 少年ジャンプの連載作家に聞く、水産学部で学んだこと/権平ひつじさん(漫画家)
2022.11.17

Related Articles

    • チェックイン
    北海道産ワインの魅力を発信! ~北大ワインテイスティング?ラボ~
    2026.01.23
    • チェックイン
    作り手の「想い」を届ける博物館カフェ 【ミュージアムカフェぽらす】
    2025.12.26
    • チェックイン
    北大牛乳へのこだわり ?北大マルシェ颁补蹿é&尝补产辞?
    2025.12.24
    • チェックイン
    北大から日本公司へ つながる外国人博士のキャリア支援
    2025.12.22
いいね!Hokudai
Official
Site