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#146 北大と静冈を结んで恐竜トーク!

2021年1月31日(日)、静岡科学館る?く?るにて、小林快次さん(北海道大学総合博物館 教授)が恐竜トーク「恐竜最新研究 in 2021」と題した講演会を行いました。講演会は大学の講義のように90分で構成され、カムイサウルス(むかわ竜)の話題など、さまざまな恐竜の化石に関する成果についてお話いただきました。なお、小林さんは会場入りする予定でしたが、COVID-19の感染拡大状況を踏まえ、オンラインでの講演となりました。

(「恐竜最新研究 in 2021」は2月23日まで開催の「」の関连イベントとして企画されました)
(インターネットで北大と静冈を結び、恐竜トークのスタートです)

北海道の化石研究の“今”

白亜纪后期の化石が见つかっている北海道。その中でも、上川地方最北部に位置する中川町では獣脚类と考えられる化石が见つかっています。现在、小林さんはその化石がどのような恐竜だったのかを明らかにする研究を进めており、近い将来にはその成果を発表できるといいます。また、今年1月6日にむかわ町で発表された、新たな恐竜とみられる化石は獣脚类の恐竜の可能性が高いと考えられ、こちらについても研究を进めているそうです。

そして、话题は小林さんが调査にたずさわった、日本最大の恐竜骨格であるカムイサウルス(むかわ竜)の展示に及びました。2019年夏、国立科学博物馆で开催された「恐竜博2019」はカムイサウルスの展示の影响もあり、67万8,000人以上の来场者で賑わいました。この来场者数は2019年における全国の展覧会入场数叠贰厂罢1に辉く数字です。なお、北海道大学では「恐竜博2019」の际に小林さんに取材を行い、「」と题した映像を制作しています。

(会场には抽选で选ばれた80名の市民が集まりました。指定席で密にならない配虑がなされています)

コロナ祸だから

2020年、小林さんは新型コロナウイルスの影响で、调査地のあるアラスカに渡ることができませんでした。しかし一方で、10月20日にアリューシャン列岛(アラスカ州南方)を震源地とする、惭7.5の地震がありました。メディアで确认すると、调査地の近くだったそうです。コロナ祸で调査は进まなかったものの、地震に遭遇しなかったのは幸いだったと小林さんはいいます。

そして现在、小林さんは国立科学博物馆と凸版印刷が企画した「」のオンライン講座 第3回「恐竜ココだけの話」(2021年2月20日12:00開始)に向けて準備を進めています。「ディノ?ネット デジタル恐竜展示室」では恐竜の骨格や標本資料をデジタルアーカイブして公開したり、小林さんらのオンライン講座を開いたりして、コロナ禍であってもデジタル空間で博物館の学びが得られるようになっています。

(小林さんの恐竜トークに耳を倾ける参加者。中には热心にノートをとる子どももいました)

双方向コミュニケーション

小林さんのお话は70分ほどで终わり、残りは质疑応答の时间に充てられました。会场の子どもたちからのユニークな质问に対し、小林さんは専门家の立场で回答しました。その际、きちんと相手の名前を寻ね、その名前を口にしながら受け答えをし、时には逆に质问を织り交ぜて知识を确认していました。画面越しではありましたが、円滑な双方向コミュニケーションをとっていたのは印象的でした。以下は质疑応答の抜粋です。

質問(1)- デイノケイルスなど大きな恐竜は骨がスカスカ(中空状態)になっているそうですが、その場合、恐竜は怪我しやすかったのでしょうか。

回答(1)- いい質問ですね。骨がスカスカだと弱くなってしまうイメージがありますよね。大型の恐竜でも身体を支える脚自体はしっかりとした太い骨でできています。それ以外の部分、特に脊椎などは筋肉に覆われていて、簡単に骨折することはなかったと考えられています。今も生きているものだと鳥がそうですね。飛ぶために骨をスカスカにして軽くしていますが、十分な筋肉がついているので骨折しづらいんです。

質問(2)- 小林先生の恐竜研究ともだちは何人くらいいらっしゃるのですか。

回答(2)- いっぱいいますよ。私はアメリカの大学と大学院で学びましたから、その時の仲間が立派な研究者になって世界中にいるので、恐竜研究でいうとおそらく100人くらいいるんじゃないかなと思います。アメリカはもちろん、カナダ、ヨーロッパ、アフリカ、モンゴルや中国などのアジアにたくさんのともだちがいます。そういった人たちが一緒に恐竜研究しようよって誘ってくれます。

(元気いっぱいに质问する子ども)

最后に

白热した质疑応答の时间が终わった后、小林さんは会场に集まった市民の方々に向けて、缔めくくりの言叶を送りました。

- 今回、静岡に行くのをとても楽しみにしていましたが、新型コロナウイルスの影響で叶いませんでした。みなさんになにより優先していただきたいのは、感染しないように注意してほしいということ。ただ、こういう中でも楽しいことはいっぱいあります。今回の「」はいいチャンスなので、ぜひ楽しんでいってください。そして、みなさんとは静冈でいつかお会いできればと思います。今日はありがとうございました。

会场には、小林さんの近着である「」(新潮社)と、监修者としてたずさわった「」(构成?冈田善敬/碍础顿翱碍础奥础)が置かれていました。前者はまさにタイトル通り、息をのむくらいスリリングな発掘现场の様子が描かれています。后者は恐竜の化石に色を涂りながら、恐竜について学びを深めることのできる新感覚の涂り絵本です。自宅にいる时间が长くなる春休み、小林さんの本を手にとって恐竜に思いを驰せてみてはいかがでしょうか。

「恐竜 骨ぬりえ」と「恐竜まみれ ~発掘現場は今日も命がけ~」

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2021.02.16

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