「差の汤の会」とは彫刻家 阿部乳坊と、奥本素子が取り組む2013年から始まった麻豆原创コミュニケーションの共同プロジェクトです。
「差の湯」は、日本の伝統的な茶室や茶の汤の作法をヒントに、お茶会形式で科学者や研究者、専門的な知識を持つ方々と対話/コミュニケーションをするための試みです。お茶やお菓子とともに、日常とは少し
违った科学の话が専门的な知识を持つ方々から语られます。そこで行われるのは、大学の讲义のような一方
的な话ではなく、少人数で、互いの违いを尊重しながらじっくりと语り合う対话です。
限定的で身体的规律を求められる空间の中、一定の紧张感を保った状态での対话はどのようなものになるのか。お互いの「差」ー考え方や経験の违いーを知り、受けとめ合うことを大切にしています。
対话の场である「差室」は、日常の延长ではなく、普段とは少し异なる时间と空间が流れる场所を目指して
います。「禅の思想」「千利休の茶の汤」からインスピレーションを受けつつも、现代的な新たな解釈を加
えています。「差室」では他者と肩が触れ合うような、狭い限られた空间であったり、バルーン作品に寝そ
べりながらなど、非日常の空间の中での対话を行うことに重きを置いてきました。またその都度の研究者、専门家の特徴や个性などのリサーチを通して、アイデアを巡らせ「差室」を制作しています。材料选びなども含め、対话と空间に合わせたテンポラリーな空间を作ってきました。
东日本大震灾から14年。
2026年に福岛で再び芸術祭、が开催されます。その芸術祭に差の湯も再び出展します。今回は「ややこしい話に少しだけ足を突っ込む」をコンセプトに、足汤の上に差室を作ります。この差室の中で、少しだけめんどくさい話を足に突っ込んでみませんか。
差の汤の会 お申込み
差の汤の会のお申し込みは以下のリンクからお申し込みください。
差の汤の会は研究目的で対話の様子を記録しますが、個人が特定される形では公開しませんので、フォームにてご同意ください。
差の汤の会 ラインナップ
4月
4月10日(金) 13:00~ 差の汤の会

閉じられた空間の中でちょっと話しにくい話をする「差の汤の会」。「差の汤の会」が生まれたのはちょうど2013年初めてのアラフドアートアニュアルの時でした。話しにくい話を話すためのアートとは、差の汤の会についてちょっとだけ足を突っ込んでみませんか。
ゲスト 阿部乳坊?奥本素子
4月11日(土) 10:00~ ウサギの会

かつて毒ガスの製造が行われていた无人岛が、现在では「ウサギの岛」として知られる観光地になっています。岛という闭じられた空间の中で形成された、ウサギが多数生息する独特の生态系。観光客の饵やりに依存せざる得ないウサギとそのウサギの存在が野生动物と我々に与える影响など、「かわいい」の背后にあるさまざまな侧面について、ちょっとだけ足を突っ込んでみませんか。
ゲスト 兼子伸吾さん(福島大学共生システム理工学類 教授)
4月11日(土) 15:00~ 雪の会

雪国の民にとって、雪は故郷の风景であり、自然の胁威でもあります。温暖化が进み雪害の被害も顕在化している昨今。それでも雪国に住み続けることの意味とは何でしょう。
雪の美しさ、雪という文化、そして雪に対処する暮らしという视点を通して、降り积もる雪への思いを语りつくしませんか?
ゲスト 上石勲さん(国立研究開発法人防災科学技术研究所 雪氷防災研究センター 客員研究員
雪国総合研究所(仮称)準备室长
4月12日(日) 10:00~ プレコン!の会

プレコンという言叶はご存じですか?受胎前の健康づくりという意味のプレコンセプションケアという活动の略称です。出产の高齢化が进む中で、出产や性に関する医学的な情报を若い人にも伝えることが求められています。ただ、なかなか伝えづらい!个人の意思决定に影响をもたらすような情报をどのように伝えればいいのか?情报を伝えるゲームなども使いながら、话してみましょう。
ゲスト 朴炫贞さん(千叶大学コネクト)
4月12日(日) 13:00~ プレコン!の会

プレコンという言叶はご存じですか?受胎前の健康づくりという意味のプレコンセプションケアという活动の略称です。出产の高齢化が进む中で、出产や性に関する医学的な情报を若い人にも伝えることが求められています。ただ、なかなか伝えづらい!个人の意思决定に影响をもたらすような情报をどのように伝えればいいのか?情报を伝えるゲームなども使いながら、话してみましょう。
ゲスト 朴炫贞さん(千叶大学コネクト)
5月
5月16日(土) 10:00~ ラッパムシの会

ソライロラッパムシはさわやかな青い色の単细胞生物です。池や沼などに住み、単细胞なので目を持ちません。それなのにラッパムシは自分の居心地のいい场所、実はすみっこ!を探し当てて移动します。
一见何も役に立たなさそうなこの研究、だけどなんで调べるの?越后谷さんに闻いてみよう!
ゲスト 越后谷骏さん(东北大学 医工学研究科 特任助教)
5月16日(土) 15:00~ これからの浜通りを语り合う会

福岛第一原子力発电所の事故で、福岛県の浜通りエリアの多くの场所が避难指示区域に指定されました。あれから15年、今、浜通りには新しい研究机関や観光施设が生まれて、復兴のその先の街づくりが始まっています。
富岡町にある廃炉環境国際共同センターもその一つ。そこで働く須山さんは富岡町に住み始めて1年になります。差の汤の会も1年前に浜通りエリアへ取材に行きました。震災、そして原子力災害が起こった後、地域はどのように立ち上がるのか。当事者も部外者も、足を突っ込んで語り合います。
ゲスト 須山 賢也さん(JAEA、廃炉環境国際共同研究センター センター長代理)
5月17日(日) 10:00~ 里山の会

人が住む场所と自然が交差するところ、それが里山です。人口减少や离农の影响で里山への人の影响は减少しており、野生动物の被害が顕在化したり、环境が逆に破壊されたりと困った问题が生まれています。
じゃあこれからの里山への人の関わりは?私は関係しているの?ライフスタイルに合っていたから成り立っていた里山での环境保全。里山との距离が离れた现代で、自然と共に生きることの难しさについて、ちょっと足を突っ込んでみませんか?
ゲスト 上田羊介さん(神戸大学大学院人间発达环境学研究科里山共生讲座 学外连携研究员)
5月17日(日) 13:00~ 原子力発电を越えての会

原子力発电はクリーンで再生可能なエネルギーである一方、ひとたび暴走すると大きな被害をもたらします。原子力発电のように暴走しないエネルギーとして期待されているのが、核融合発电です。最近ではフュージョンエネルギーと呼ばれています。原子力発电は重たい原子を分裂させてその时に生まれる热で発电します。一方、核融合は水素のような軽い原子を衝突させ、それが融合する瞬间のエネルギーを使います。核融合は安全でクリーンなエネルギーであるとされていますが、実现するのはとても难しく、まだ研究が続いています。どうして难しいの?本当に安全?など未来のエネルギーを研究する大学院生と直接话してみませんか?
ゲスト 宮岸太一さん、齋藤隼輝さん(東北大学 工学研究科 量子エネルギー工学専攻 原子力材料工学部門←研究室名 博士後期課程)