島崎 俊介(2017年度 选科础/社会人)
今回の讲义は、北海道大学URAステーション 江端新吾先生(主任URA)による、「URA -大学改革を担う経営マネジメント人材-」です。URAとは、「University Research Administrator:ユーアールエー」の略で、大学経営や研究支援の中核を担う、教員?事務職員に次ぐ、第3の専門職人材であると言われています。URAは北海道大学だけに配置されているのではなく、平成26年度現在、88機関、791名が全国の大学等に配置されています。
激动の时代における「大学経営のリアル」状况
颁辞厂罢贰笔受讲生に、大学経営に関するイメージについて质问すると、「大学経営は事务职员が担当している」、「国立大学は税金で运営されているので、豊富な资金がありそう」といった意见が出ました。しかし、実际には、国立大学の资金源である运営费交付金は年々削られており、各国立大学は自ら资金获得を行い、自立した大学経営改革が求められているといった背景があります。そこで鲍搁础は、大学财务基盘の强化、自己収入拡大、外部资金获得、科学研究费支援等の大学机能强化に大きく贡献しています。その际には、文部科学省の资料や、科学技术政策に関する资料を読み解き、分析する力が求められます。
「大学経営改革のあり方」とイノベーション
大学経営改革を踏まえ、大学の設備を最大限活用するにはどのような戦略が考えられるでしょうか? 一例として、北海道大学URAでは、グローバルファシリティセンター設立携わり、学内研究設備の共同利用体制を構築しました。具体例として、試作ソリューション事業があり、北海道大学の利点として、企業と協働で工作機械を使用することで利用料金を徴収できる点と、学内技術職員の技術?ノウハウの継承を促すことができる点があります。本事業により、産学地域と連携し協働することができ、自立的な組織運営体制の構築が期待できます。またグローバルファシリティセンターは、学生、大学研究者、技術者、企業研究者をつなぐ創造の場でもあり、異分野?異業種の研究者や技術者の交流を通してイノベーションを促進する機能もあります。
北海道大学の目指すビジョン?政策
北海道大学鲍搁础は、「大学経営マネジメント人材」という役割を担っています。江端先生も研究者だった时の経験、専门の宇宙化学、分析化学の実験机器利用における大学経営问题意识が、鲍搁础として働いている际に役立っているとのことでした。鲍搁础の実践している科学技术コミュニケーションとして、学内研究広报、シンポジウムでの人的ネットワーク形成、科学技术人材育成プログラムなど多岐にわたります。多様な経歴を有している鲍搁础だからこそ、多面的な视点でビジョンや政策を立案することができます。
北海道大学鲍搁础の目指すものは、「组织としての机能を発挥ささえる集団として北海道大学をデザインする」です。鲍搁础は、北海道大学が前进するための戦略を考え、ビジョンや政策を协働で立案することを目指しています。このように、鲍搁础は、学内外研究者、教职员、公司をつなぐ、大学における新たな科学技术コミュニケーターとしての役割を担う人材だといえます。
江端先生、ありがとうございました。


