デザイン、満を持して始动
チラシおよびポスターの本格的なデザインが始まったのは、12月に入ってからだった。まず、もともと抜群にカッコ良いブルーインパルスに下手な细工は无用だということで、ベースには写真を用いることにした。また、当初から私はデザインの中に「直线」を生かしたいと思っていた。「直线」はブルーインパルスの喷射する真っ直ぐなスモークに通じるだけでなく、ブルーインパルスの速さ、正确さ、硬质感を象徴すると感じていたからだ。更に、何か今までにない新しいことをしたいなと思っていたところ、ふと「银の箔押し」をするというアイディアが浮かんだ。
箔押しとはチラシの上に银折り纸のようなキラキラした箔を乗せる技术で、箔押しのメタリック感はブルーカフェにはぴったりである。果たして箔押しなど可能なのか不明であったが、まずはイメージをカタチにすることが先决だと思い立ち、印刷した写真の上にアルミホイルをペタペタと糊で贴り付けていくつかの试作品を完成させた。试作品は、直线で画面をいくつかのスペースに分割し、その一部にアルミホイルを贴ったものとなった。こうしてできた试作品をデザイン実习の指导教员である大津珠子先生の元へ持って行き、おずおずと
「あの???チラシの纸にキラキラの箔を入れるというのは可能でしょうか?」
と寻ねてみた。すると、确かに费用は高くつくが箔押しは可能で、ブルーカフェが年明け最初のカフェであるため縁起も良いということで、意外なことに即座に翱碍が出たのである。
(チラシに使うことになった写真)
(最初の试作品。画面を直线で分割し、一部にアルミ箔を贴っている。)
タイトルはコトバのデザイン!
チラシの大まかなレイアウトが完成した顷、まだ一つ、极めて重要なことが决まっていなかった。それは、カフェのタイトルである。タイトルは、お客さんがそのカフェに来るか来ないかを判断するとても重要な要素の一つだ。まさしくイベントの颜とも言うべき存在であり、しかも今回はタイトルを抜き文字にする形の箔押しの予定だったため、非常に目立つことは确実だった。
タイトルについてブルーカフェ企画者の一人である川本思心先生に寻ねに行ったところ、とりあえず皆で思いつく限りのタイトルを出してみようということになり、しめた!と思ったのであった。かねてから私は、『このチラシにはこんなタイトルが似合うなぁ』と妄想しながらデザインをしていたので、それを採用してもらうチャンスを逃す手はなかった。「不安定に学ぶ安定の発想」「不安定は大空へのキップ」といったタイトルのほか、「手に入れる」というフレーズや「思考と飞行で韵を踏む」といったアイデアなど、今まで心に溜めてあった考えを、ここぞとばかりに大放出した。
ブルーカフェメンバー间での议论の结果、私のアイディアのエッセンスは存分に盛り込まれ、メインタイトルは「自在の翼を手に入れろ」に决定した。タイトルはブルーインパルスのスモークと平行になる形で、帯状の银箔の上に乗せられることになった。タイトル文字が右上がりなのは、チラシの画面に跃动感を持たせるためと、皆さんの今年一年が常に右上がりになりますように、との愿いを込めたためである。
(完成したチラシ。タイトル背景の灰色の帯部分は、银の箔押しが入る。)
遂にチラシが纳品!イメージが现実に
かくして、约半年间格闘してきたブルーカフェのチラシは完成し、1月上旬、ついに纳品される日がやって来た。チラシの出来はそれはそれは素晴らしいもので、真っ青な大空にブルーインパルスと银箔の帯がとても良く映えていた。箔押し部分は触ると指纹がくっきり付くほどの光りようだったので、触らないように慎重に発送作业をしなければならなかった。同デザインのポスターも印刷され、北大の各所に掲示して歩いた。ブルーカフェのゲストである西浦さんが元?北大电子科学研究所(电子研)所长であったので、今回のポスターはぜひ电子研にも贴らせて欲しいと思い、电子研にもはるばる出向いて行って掲示してもらった。このようにして少しずつ準备は整い、后は本番を待つのみとなっていった。
(纳品されたチラシとブルーインパルスの模型。银の箔押しが辉いている。)
(チラシ発送作业中、ブルーカフェ担当の先生たちと)
次のページで、をお届けます。
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