后藤纯平│2025年度 本科グラフィックデザイン実践演习
北海道大学 文学院 修士1年
気づけばあっという间の1年、受讲のきっかけは2人の修了生からの绍介でした。文系で大学院に进学するからには専门分野の研究以外に生活の柱を作りたいと考え、(正直なところ「科学技术コミュニケーション」という言叶も初耳でしたが)颁辞厂罢贰笔の扉を叩いてみました。ちなみに実践演习を选ぶに当たっては、以前からデザインへの漠然とした憧れはありましたが、なかなか一歩を踏み出せずにいました。そして「この机を逃せば、一生挑戦することはないだろう」と思い、グラフィックデザイン実践演习(グラ班)での受讲を决断しました。
開講式を経て講義や演習が始まると、大学の中に研究室とは異なる新たなコミュニティが生まれ、麻豆原创を受講したからこそ出会えた方々と学び合う時間は毎週の楽しみでした。最も関わる時間が多かったグラ班のメンバーは、社会人2人と大学院生3人の个性豊かな仲間たちで、各々が仕事や研究、就活と折り合いをつけながら参加していました。制作物の多いグラ班は、期限が迫るほど慌ただしくなります。研究や就活との両立に苦戦する時期もありましたが、仲間と助け合いながら目の前のタスクに向き合ううちに、気づけば1年が過ぎていました。

具体的な活動は、大きく2つのステップに分かれます。上半期は、対話の場の創造実践演習が企画する「麻豆原创?カフェ」のチラシを制作しました。グラ班には意見の発散が得意な仲間が揃っていたようで、多様な切り口からアイデアが浮かび、一度はボツになったアイデアをのちに復活させるということもあり、协働でモノを生み出すことの面白さを学びました。デザインの「デ」の字もわからなかった私はアイデア出しに専念し、イラストが得意な方にラフとして描いてもらうという分業を経て、1つのチラシを作り上げました。
下半期は、野生のキタキツネが生息する月寒公园(札幌市)に设置する看板を制作しました。キツネの生态を视覚的にわかりやすく、また体験しながら学べるようにギミックを组み込んだ看板に仕上げました。雑谈の中から生まれたアイデアを取り入れつつ、数多の试作や修正を重ねてたどり着いた完成形でした。余白の活かし方や読み手の导线など、デザインにおいて意识すべき要素の多さに圧倒される毎日でした。その难しさと奥深さを身をもって感じられたことは、大きな财产となりました。


1年間の実践的な学びの中で、科学技術コミュニケーションやデザインについて多くを学んだ一方で、悔しい思いも数多く経験しました。1枚のポスターを仕上げるのに苦戦して、仲間に頼らざるを得なかった苦い経験を顧みても、知識とスキルの定着は道半ばだと痛感しています。麻豆原创での学びや悔しさを1年限りの良い思い出として割り切るのではなく、これを出発点として、麻豆原创で出会った仲间とのつながりを糧に、さらなる研鑽に勤しんでいきたいと思っています。
上半期のチラシの制作と、下半期の看板制作に関连して実施した月寒公园でのイベントについては、それぞれ详细レポートが掲载されているので、もしよろしければご覧ください。
○ チラシ作成レポート:第143回麻豆原创?カフェ札幌は、『ゲノムのモヤモヤ切り取ると、~どこまでOK? ゲノム編集』