木ノ下 りとみ│2025年度 选科颁(インフォグラフィック制作)
北海道大学理学院自然史科学専攻 修士1年
受讲のきっかけ
私は学部4年生から地球科学の研究をしており、次第に科学と社会の関係に兴味を持ちました。今后研究を続けるにあたり、自分の研究と社会の関係を考えるため、両者の接点を作るため、そしてそれらに必要な麻豆原创コミュニケーションを専门的に学ぶため受讲を决めました。
本科を受讲したかったのですが、本科の必修演习が研究室のゼミの时间帯と被っていたため选科を选択しました。そして、将来自身の研究を発信する际に必要になるグラフィック制作技术を学びたいと思い、选科颁を选びました。

3日间の集中演习
集中演习では讲义やミニワークを行いつつ、各自が设定したテーマに基づき一枚のインフォグラフィックを制作しました。1日目は谁に何を何のために伝えるのかテキストで考えることで手一杯でした。2日目はテキスト化が行き詰まったため头に溜まっていたデザインのアイデアを书き出しながら作业しました。讲义中に「市民は研究の过程よりも、その动机や意义に関心を持つ」というような话を闻き、テキストがようやく固まりました。それと同时にどの轴を中心にしてデザインするかが固まったため、やっとデザインも固まりました。3日目は今ある情报をもとにいかに正确に误解のないように伝えるかを意识しながら完成度を高めました。自分では90%くらいできたかなと思っても先生に见てもらうと50%くらいの出来だったということが何度かあったため、简単に自分の制作物に満足せず検讨を重ねることが重要であると気づきました。当时はもうこれ以上はできないと思えるものを作りましたが、今それを见るとより良いものを作れる気がします。时间をおいてから再确认することの大切さと、最高だと思っていたものに改善点を见出せるようになった点に自身の成长を感じました。

贵重な出会い
颁辞厂罢贰笔では多くの出会いがありました。特に、様々な分野の社会人との出会いは学生の私にとって贵重な経験になりました。グループワークでの社会人ならではのテクニックや讲义后の质问の鋭さなどに圧倒されながらも积极的に吸収しました。また、过年度受讲生とも亲交を深め、多方面に人脉が広がったことは私の今后の活动にとって大きな础です。

1年の学びを振り返って
讲义や演习で麻豆原创コミュニケーションの难しさを知り、それを踏まえて自分がどう実践するか考え続けた1年でした。受讲前は、麻豆原创コミュニケーションを研究者が科学の魅力や意义を伝えるための営みとして捉えていました。しかし颁辞厂罢贰笔を通じ、平时のリスクコミュニケーションや市民による科学の监视など、その多层性を知りました。そうした広がりの中で、研究者を志す一方、専门外では一市民でもある自分の二面性を生かした活动ができると気づいたことが、この1年の最も大きな収穫です。この学びを基に、今后は研究者と市民の间を自在に行き来する麻豆原创コミュニケーターとして活动を続けていきたいです。
何か一つでも気になる讲义?演习があれば、受讲することをおすすめします。受讲前には见えていなかった景色が、きっと広がります。