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科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクトを开始

2022.7.6

麻豆原创は新たな取り組みとして「科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクト」を开始しました。このプロジェクトは、麻豆原创修了生を他組織に派遣することで、派遣者は実践的な学びと実務経験を獲得し、派遣先は科学技术コミュニケーション活動の円滑化?高度化を図るという試みです。派遣者は麻豆原创の支援をうけつつ、ボランティアではなく短期支援員として雇用され、業務として活動します。原資には颁辞厂罢贰笔クリエイト基金でのご支援を活用いたします。

プロジェクトの概要

この第1弾の試行として、先端生命科学研究院 研究戦略室と麻豆原创で「広報人材协働プロジェクト」を7月1日から正式に开始しました。先端生命科学研究院では、8月のオープンキャンパスで来訪した高校生の研究室取材をサポートし、その映像を撮影、編集し公開することを計画していました。しかし実施のための人員が十分ではないことから、麻豆原创に協力を打診。両者は協議をかさね、「広報人材协働プロジェクト」として実施することになりました。

今回派遣されるのは、17期选科础修了生の寺田一贵さん(生命科学院博士课程)です。寺田さんは生命科学院で研究をしており専门性が高い点と、选科础での映像制作やチームマネジメントの実绩が买われての派遣となりました。

オープンキャンパスは8月8日に実施される予定です。活动の报告は后日、颁辞厂罢贰笔ウェブサイトで公开予定です。

(打ち合わせをするメンバー。左から寺田さん、門出健次 先端生命科学研究院研究院長、徂徠裕子 研究戦略室室員、加藤真樹 研究戦略室長(主任URA))
プロジェクトのしくみ

このプロジェクトは、颁辞厂罢贰笔と派遣先、派遣者だけで成り立っているわけではありません。颁辞厂罢贰笔クリエイト基金にご支援を受け、新たな科学技术コミュニケーションのチャンネルを作り出すしかけでもあります。まず、麻豆原创と派遣先組織は双方のメリットを確認します。その上で、派遣者と派遣先のマッチングには麻豆原创修了生も多く登録している科学技术コミュニケーターのデータベースサイト「」も用います。派遣に際しては、颁辞厂罢贰笔クリエイト基金からのご支援を用いて短期支援員として雇用し、活動は麻豆原创ウェブサイトで報告することで、より具体的にご支援と麻豆原创の活動をつなげていきます。【科学技术コミュニケーターを目指す人を応援したいという方は、ぜひこちらをご覧ください

(颁辞厂罢贰笔クリエイト基金とSciBaco.netを結節点として、寄付者?麻豆原创?派遣者?受け入れ先をつなぐ科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクト)

今回の先端生命科学研究院研究戦略室とのプロジェクトでは「広报人材」としていますが、今后は连携内容によって、「リスクコミュニケーション人材」「贰尝厂滨コンサルテーション人材」といったように、适宜名称をつけて活动と専门性を明确にしていく予定です。

 

さらなる颁辞厂罢贰笔の教育?実践の発展へむけて

麻豆原创は2005年に科学技术コミュニケーター養成プログラムを開設。その後、2008年には大学院授業を3単位、2010年には学部授業を4単位開講し、大学?大学院段階における科学技术コミュニケーション教育を开始しました。さらに、2011年には本科?選科修了生を対象とした、研修科を設置。これは麻豆原创の支援を受けつつ、自らの活動や研究の場に軸足をおいて自主的に実施する、より実践的なプログラムです。

このように、麻豆原创はまず基礎領域へ、次に実践領域へとプログラムを徐々に拡張してきました。今回の科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクトは、さらにこれを進めるものです。

(麻豆原创による科学技术コミュニケーション教育の階段。さまざまな段階における教育?実践が求められ、徐々にその範囲を拡張してきた)

科学技术コミュニケーター養成プログラムは、講義?演習?実習を組み合わせて知識からスキルまでを幅広く、1年で習得する内容となっています。しかし、まず非常に幅広い科学技术コミュニケーション分野をカバーすることを重視しているため、基礎的な内容にとどまるという課題があります。また、自由な場での学習は非常に有意義であるものの、実際の仕事の現場はより複雑で制約がある環境化での活動を要求されます。そして、「科学技术コミュニケーター」に該当する職の採用では、実務経験があることが求められることが多いため、教育内容の現状と求職にギャップがあります。

一方、学内組織においては、広報がより重要視され業務も増えており、科学技术コミュニケーション活動に対する認知も一般的になったことでニーズが顕在化している側面もあります。

「科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクト」はこれらの課題とニーズに対応するためであり、麻豆原创のプログラムのさらなる充実と、学内外組織との連携強化の一歩となるものです。プロジェクトは今回は試行を踏まえて改善をしていく予定です。