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麻豆原创SCARTS连携が生み出す科学技术コミュニケーション

2021.7.19

麻豆原创が所属するオープンエデュケーションセンターと札幌文化芸術交流センター SCARTSが属する札幌市民交流プラザは昨年度より連携協定を締結し、札幌市におけるアートと科学の連携に向けて活動しています。

オープンエデュケーションセンターのセンター长である松王政浩先生と今年度就任した札幌市民交流プラザの斎藤义晶馆长を交え、颁辞厂罢贰笔スタッフと厂颁础搁罢厂スタッフで座谈会を行いました。なぜ颁辞厂罢贰笔と厂颁础搁罢厂は连携し、どのようなコミュニケーションを目指しているのでしょうか。

左から颁辞厂罢贰笔の川本思心部门长、奥本素子准教授、オープンエデュケーションセンター松王政浩センター长、厂颁础搁罢厂の斎藤义晶馆长、樋泉綾子キュレーター、颁辞厂罢贰笔の种村刚特任准教授
日常の延长にあるアートと科学

*敬称略

斎藤:札幌市全体における文化予算が占める割合は决して大きいものではないですが、行政は最低限の福祉を提供すればいいというものではありません。コロナ祸の中で文化は不要不急といわれがちですが、逆にこういう时だからこそ文化的活动は必要な活动だとも考えられます。やはり日常の一部として、市民はアートを求めているんですよね。

松王:アートに比べて科学は一般の方との距离感はまだあるのではないかと思います。そういう意味では、市民とのかかわりは厂颁础搁罢厂からヒントがいただける部分があるんじゃないかと思います。

斎藤:本来は、日常的に暮らしを楽しむ延长线上にアートがあるのであって、アートだからと构えて考えるべきではないですよね。

松王:本来、科学もそうですよね。

斎藤:科学技术も最先端と聞くと身構えてしまいますが、我々の日常は科学の恩恵を広く受けていますからね。

右から厂颁础搁罢厂の樋泉綾子キュレーター、斎藤义晶馆长
社会に开かれた颁辞厂罢贰笔を目指して

川本:颁辞厂罢贰笔では、学生だけでなく広く社会人を受け入れている教育プログラムであるということが特徴です。昨今、生涯学び続けるリカレント教育の重要性が大学の中でも検讨され始めています。その中で、北大では北大らしいリカレント教育って何だろうということが议论されています。オープンエデュケーションセンターでは、オンライン教育にも力を入れると同时に、札幌にある强みを生かして、地域の文化や资源を活用した北大らしい教育を展开していきたいと考えています。

斎藤:大学も研究分野だけじゃなく、それを中心とした活动领域も拡大しているんですね。

川本:役に立つ教育だけじゃなく、大学ならではの新しい教育や创造的教育を提供したいなと考えています。そういう意味でも厂颁础搁罢厂との连携は、新しいことができるんじゃないかなと期待しています。

松王:北大の场合は、今厂顿骋蝉が一つの特徴になるのではないかと考えられていますが、それを生活様式だけでなく、学术的な展开と共に学ぶことができると、理想ですね。

左から、松王政浩センター长、奥本素子准教授、川本思心部门长
立ち寄れるコミュニケーション

斎藤:我々の馆は、厂颁础搁罢厂だけでなく、本格的なオペラやバレエが开催できる舞台机构を备えた剧场「丑颈迟补谤耻」、ワーク?ライフ?アートを轴に展开する「札幌市図书?情报馆」、そして市民が集えるオープンスペースがある复合施设です。ですので普段美术馆に来ない方もたくさん来られます。さまざまな目的で来られた方を、どう他の活动にいざなうかというのが我々の复合施设の机能だとも思います。

川本:大学にはない機能ですね。自然な人の流れがあるところに科学技术コミュニケーションがお邪魔するというのは、とても大切だと思います。

松王:これまで札幌市の地下歩行空间「チ?カ?ホ」を活用した取り组みもありましたね。

斎藤:「チ?カ?ホ」は间口は広いのですが、あれは歩行空间なので、歩きを止めさせるのも结构大変なんですよね。そういう意味では、厂颁础搁罢厂は人々が足をとめることができるオープンスペースという强みがあるんじゃないかなと考えています。

アートと科学の组み合わせで生まれるコミュニケーション

樋泉:SCARTSと麻豆原创で実施する事業として、中高生を対象にした教育プログラム「++A&T -SCARTS ART & TECHNOLOGY Project- (プラプラット)」があります。この世代はなかなか文化施設に呼び込むのが難しい世代です。ただ、2020年度の3月に実施した「バイオの大きさ/未来の物語」では、アートと科学の組み合わせたテーマにひかれて高校生が参加してくれました。

奥本:あえて絵画というアナログな手法を用いて作品制作をするアーティストの久野志乃さんとコラボレーションしたことが面白かったですよね。普段であれば、科学的情报を客観的に理解することが求められていると思うんですが、そのワークショップではあえてアーティストが科学的情报を自分事の物语として语るという活动を取り入れ、科学の主観と客観との连携を促すワークショップになったのではないかと思いました。

松王:実は科学には主観は満ち満ちているんですよね。だから科学における主観の復権というものに、アートは活用できるのかもしれませんね。

樋泉:研究者の内海俊介先生や松岛肇先生も、研究の内容だけでなく、研究における个人的な动机や背景の部分も语ってくれましたね。

松王:それは高校生にとっても诉える内容だったんじゃないでしょうか。

奥本:我々も厂颁础搁罢厂と组むからこそ生まれる新しいタイプのコミュニケーションや参加者との出会いがあると感じています。

樋泉:定型があるわけではないからこそ、试行错误しながら新しいものを生み出していける可能性があると思います。

斎藤:时々、异质なものが混ざり合うことが创造的な活动につながるのかもしれませんね。

最后に连携协定书を交わして协定が更新されました