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#87 北海道大学理学部図书室を访ねて

「理学部図书室と他の図书馆?図书室との违いは何か?」?常々そんな疑问を持っていた私は、7月の最终日、総合博物馆西手の理学部6号馆1阶にある理学部図书室へ取材に行きました。今回、理学?生命科学事务部図书担当として働いていらっしゃる磯本善男さんにインタビューし、理学部図书室のサービスについてお话をうかがいました。

【平山悟史?生命科学院博士后期课程2年?2015年度颁辞厂罢贰笔受讲生】

(磯本善男さん)
?

知られざる理学部図书室の歴史
理学部図书室の成り立ちについて质问している时に磯本さんが取り出されたのが、『北大理学部五十年史』という书籍でした。この本によると理学部図书室が最初にあった场所は、现在は北大総合博物馆となっている理学部本馆の中2阶、中3阶だったようです。そこから现在の场所に移ってきたのが、2002年(平成14年)とのことでした。
现在の场所は元々図书室のスペースとして设计されていたのではなく、移设の际に他に场所がなく、廊下等があった场所に设置されたということのようです。2阶の书库には、それまで廊下として使われていた名残が见られるかもしれませんね。

(『北大理学部五十年史』を手にする磯本さん)
?

理学部図书室の仕事
理学部図书室で提供しているサービスは、基本的に附属図书馆本馆が提供しているものと同じです。ただし、利用者の多くが理学部や生命科学院に在籍している学生や教员で、専门书の贷し出しや保管を行ったり、滨尝尝サービスとして文献を取り寄せたりしています。
なかでも磯本さんが「便利なのに使われていない」と残念がるのは、さまざまな文献情报にアクセスできる各种データベースです。

(附属図书馆が提供しているデータベースのページ
丑迟迟辫://飞飞飞.濒颈产.丑辞办耻诲补颈.补肠.箩辫/诲补迟补产补蝉别蝉/)

论文だけではなく书誌や特许など、データベースから取得できる情报は膨大です。特に、闯顿谤别补尘Ⅲや化学书资料馆、理科年表プレミアムなどは、学部の学生にももっと活用してほしいデータベースだそうです。「今は驳辞辞驳濒别のような検索サイトでも必要な情报は探せますが、すべての情报がオープンになっている訳ではありません」と磯本さんは言います。「学生は无料で利用できるので、是非、図书馆のホームページから利用していただければ、と思います。」

大学附属図书馆员として
「私が长年兴味を持っていることは、学术情报全般の流通についてです」と语る磯本さん。理工系では书籍よりも论文雑誌の方が重要性が高いというのが常识です。加えて、海外の学术雑誌の価格は年々上がってきています。そういった状况の中で図书馆员が注力しなければならないこととは何でしょうか。
「论文やその他の学术情报を円滑にお届けするのが図书馆の使命だと思っています。そのためには、理学部図书室だけではもちろん、北大の図书馆だけでも対応できないので、全国の図书馆で问题に取り组んでいかなければならないと考えています。」
学术情报のスムーズな流通の実现に本気で取り组んでいこうという磯本さんの热意が、ひしひしと伝わってきました。

(図书馆の未来を热く语ります)
?

図书馆と科学技术コミュニケーションとの共通点
今回のインタビューでは、学术情报を必要な人にいかに届けるかということに焦点をあてました。必要な情报を人に届けることは科学技术コミュニケーションでも非常に重要なことであり、课题としていることが似ていると感じました。
「现代は情报の検索机能がとても向上しているので、谁でも简単に情报を手に入れることができます。けれども、情报の実体にたどり着けないことが频繁にあるんです。それを何とかできないかといつも考えています。」
科学技术コミュニケーションを学ぶ私も、正しい一次情报をいかに正确に人に伝えられるかを考える良い机会となりました。
最后に磯本さんは颁辞厂罢贰笔との意外な関わりを语ってくださいました。「私は北大の1年生の时、当时北図书馆の馆长だった杉山先生(杉山滋郎理学研究院特任教授:颁辞厂罢贰笔初代代表)の授业を受けました。その时に、当时学部学生は入れなかった図书馆の书库を见学させてもらい、とても感动しました」とのこと。それが図书馆で働くきっかけの一つになったといいます。
インタビュー后に北大のウェブサイトを见ると、前日に平成26年度の学生アンケートによるエクセレント?ティーチャーズが発表されていました。その中に杉山先生の名前があり、今でも新入生向けの授业の中で附属図书馆の书库ツアーを実施していることが分かりました。知识を伝えるだけにとどまらず、魅力も伝えて人に影响を与えることは、科学技术コミュニケーションの重要な一面であることを强く意识することができました。
磯本さん、贵重なお话をしていただき、本当にありがとうございました。

(インタビュー后、书架の前での记念撮影)
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****
この记事は、平山悟史さん(生命科学院博士后期课程2年?2015年度颁辞厂罢贰笔受讲生)が、颁辞厂罢贰笔の「図书馆取材选択実习」(2015年度)を通じて制作した作品です。

次回は10月20日に「#88 新しいことをやっている楽しさ ~北海道大学発の研究成果を発信する HUSCAP これまでの10年とこれから~」を掲載予定です。

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Update

2015.10.13

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