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#39 僕は勉强する……何のために?

北大に入学して数か月。大学は楽チン、という僕たちの幻想は崩れました。なぜ、将来使いそうもない歴史や数学を、大変な思いをして学ばなくてはならないのでしょう? 大学での勉强に疑问を抱き始めたころ、僕たちはこの疑问を晴らしてくれそうな先生がいることを知りました。経済学部を卒业后に、労働省、民间シンクタンクを経て、その后大学院で学び、现在は教育と职业の関係を研究する亀野淳さん(高等教育推进机构?准教授)です。僕たちは亀野さんの部屋を访ねました。

【上泽将大?総合理系1年/茶木骏?医学部1年】

大学の勉强は将来の职业に役立つのか?

亀野さんは现在、大学などの高等教育が、働く上でどのように役立っているかに注目して研究を行っています。そこで、大学の教养科目を受ける意味について闻いたところ、「将来职业に就いた时に役に立ってくる」と答えてくれました。

亀野:教养科目の勉强が意味ないというのはちょっと疑问で、大学の勉强と职业というのは色々な形で繋がっています。コミュニケーション能力や问题を论理的に考える能力、问题発见能力など、いわゆるジェネリックスキルと呼ばれる能力をつけるためには、色々な分野の勉强をして、论理的に物事を考えたり、相手にわかるように话す経験を积む必要があります。

教养の勉强は広い视野を持つためにも必要だと思います。専门の勉强を深めることも必要ですけど、それだけではいけません。违う分野のこともいろいろかじっていく。そうすると、いろいろなことが繋がっていることがわかるんですよ。大学の教养の勉强は间接的に役立っているのです。

(热心に説明してくれる亀野さん)

僕たちは正直、教养科目の意义に疑问を抱き、早く専门分野の勉强をしたいという気持ちさえ生まれていました。しかし、亀野さんからお话を闻いて、その考えは浅薄であったと感じました。でも、北大の教育制度に関しては、まだ纳得できないことが残っていました。

北大の総合教育は良いシステムなのか?

北海道大学の大きな特徴の一つである、一年次で学部に関係なく同じ科目を履修し、成绩によって二年次以降进级する学部を决定する「総合教育」制度。僕たちは次に、北大生を苦しめている(?)この制度がなぜ行われているのか质问しました。


(北海道大学の総合教育制度。1年生は全员合教育部に所属する。総合入试入学者は1年次の成绩によって进级先が决まる)

&濒迟;北海道大学高等教育推进机総合教育部ウェブサイトの図を参考に作成&驳迟;

亀野:何も知らないで早いうちに学部を决めてしまうのは、ちょっとリスキーかなって思います。だから大学に入っていろいろ勉强しながら学部を决めるのは悪い制度ではないと思うんですよね。北大の総合教育は賛成も反対もありますけど、私はどちらかと言えば賛成派ですね。

?学部选びに限らず、日本はまだまだやり直しがしにくい国です。やり直しがしにくいということは、最初の选択がもの凄く重要になってしまいます。大学卒业后の职业においても同じ问题があります。

この话を闻き、他国ではどのような教育が行われており、日本とどう违うのかについても知りたく思いました。

「世界一」といわれるフィンランドの教育

亀野さんはフィンランドの高等教育や人材育成について研究しています。僕たちはそれがフィンランドの教育が优れているからだと思っていました。しかし亀野さんの答えは意外なものでした。

亀野:一研究者として客観的に比较の対象として见ていて、一概にフィンランドと日本のどちらがいいとは言えないですね。ただ大きな违いはあります。たとえば日本では18、19歳で大学に入り、4年间大学に通って就职するというのが一般的ですが、フィンランドではそんなことはありません。卒业する前に公司に勤め、また大学に戻ったりすることも多いのです。つまり大学と公司の関係がフレキシブルなのです。

(フィンランドにて。この明るさですが夜の7时。调査后の一时です)
<写真提供:亀野淳さん>

大学の教育と职业の関係に対する意识にも违いがあります。日本と欧州の国々で、高等教育机関卒业者に対してアンケート调査を行いました。「学んだことが现在の仕事でどの程度役立っているか」「现在の仕事で自分の知识や技能をどの程度使っているか」を闻いたところ、日本はフィンランドや他の国より否定的な结果が得られました。

(「学んだことが现在の仕事でどの程度役立っているか」という教育有用度(横轴)と、「现在の仕事で自分の知识や技能をどの程度使っているか」という知识活用度(縦轴)を5段阶で回答し、その平均値をプロットした図)

<原図提供:亀野淳さん>

この结果を见て日本の教育を変えなければ、と言う人もいますが、その国の労働市场や公司の人事制度など様々な要因が络んでいるので、原因について一概には言えません。色々なシステムがかかわりあって人材育成という一つのシステムが成り立っているのです。

先生にとって勉强とは?

最后に僕たちは、亀野さんに「勉强はなぜするのか?」という纯粋な疑问をぶつけました。亀野さんは

「将来の选択肢を広げるため」

と答えてくれました。大学での活动がジェネリックスキルの形成につながり、それが社会にでたときに活かされるという事です。これから僕たちが社会に出て必要とされる様々な能力は、今、大学で学ぶ际に培われるという事を知ることができました。インタビュー前に感じていた、大学での勉强に対する疑问はもうありません。これからの大学生活では、すべての授业を有意义なものにするべく顽张ろうと思います。

※ ※ ※ ※ ※

この记事は、上泽将大さん(総合理系1年)と茶木骏さん(医学部1年)が、学部授业「北海道大学の「今」を知る」の履修を通して制作した作品です。

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2015.09.24

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