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#214 怖い?可爱い?ヒグマについて知る(2)~獣医から研究者への転换~

前编では、下鶴倫人さん(獣医学研究院 准教授)のヒグマ研究についてうかがいました。年々数が増加しているヒグマ。実はまだまだ未解明なことが多いのだといいます。後編では、下鶴さんが獣医学に興味を持ち、どのようにしてヒグマ研究に至ったのか、調査研究を進めるうえで抱いた責任についてうかがいました。

【岩崎航志/総合理系1年?菅遥香/文学部1年?小岛隆之助/文学部1年?柴田爱菜/医学部1年?须贺勇斗/総合文系1年?毛利友哉/総合理系1年】

獣医学に兴味を持ったきっかけは何ですか?

中学3年生の顷、犬を饲おうと思ったことがきっかけですね。犬种図鑑を买ってきて、どんな犬を饲おうかと眺めていました。それを隅から隅まで読んでいたら、犬に完全にハマってしまいました。実际に犬を饲い始めると、とても可爱くて。その时、獣医师になりたいという思いを强くしました。

最初から动物の临床医ではなく研究者になろうと考えていたんですか?

いい质问ですね(笑)。獣医学部イコール动物のお医者さんになるところという视点しか持っていませんでしたが、大学に入って何年か経って、獣医といってもたくさんの道があることがわかり、动物の生理学や行动学、血液の研究などに兴味を持つようになりました。そこからどうして研究者の道に进もうと思うようになったのか、はっきりとはわかりませんが、考えが変わっていきました。

(学部生时代の下鹤さん)〈写真提供:下鹤伦人さん〉
最初はどのような研究を行っていたんですか?

东京大学の獣医学部から大学院まで动物行动研究室にいて、动物行动学の研究を行っていました。当初はネズミの行动研究に取り组んでいました。行动研究というのはマーキング行动や攻撃行动、不安行动などについての研究で、环境がどのように动物の行动に影响を与えるかというテーマで主に研究していました。「动物がどういうことを考えながら生きているのか」ということに兴味があったので、今の野生动物研究にも自分の持つ问いは共通しているものがあると思います。

(大学院生时代の下鹤さん)〈写真提供:下鹤伦人さん〉
野生动物の研究を始めようと思ったきっかけは何だったんですか?

博士号を取得し、就职先を模索する际、偶然にも当时の恩师から野生动物に関するポストが空いていることを知らされました。その后、运よく採用され、その后に、知床というフィールドを访れる机会を得ました。ヒグマの研究に関わるようになったのはそこからですね。知床はあまり研究されていない地域であり、偶然と縁が重なった场所でした。そこでの経験が僕のヒグマ研究への関心を高め、现在の研究者としての道を歩むきっかけとなりました。

(知床でのヒグマ)〈写真提供:下鹤伦人さん〉

ヒグマの研究を通じて感じる「伝える责任」

野生动物研究の际に大変なことはなんですか?

野生动物が対象なのでこちらが考えているような通りには全然いかない。そこが、実験动物を観察する场合と大きく异なる点ですね。野外での野生动物の研究は実験动物を観察する场合と异なり、待ちが多いですが、本州に比べ、自然豊かな北海道ののどかな风景に囲まれて研究することは待ち时间を含めて気持ちの良いことで素敌だなと感じます。

ヒグマに関する今后していきたい研究はありますか?

昔から兴味がある「动物が何を考えて暮らしているのか」という问いについてその一端を掴めるような研究を进めていきたいと思っています。また、ヒグマについて正しい情报を伝えていきたいと考えています。研究者としてキャリアを积んでいく中でヒグマを巡る状况は确実に悪い方向に向かっていると感じています。僕は自分が知りたいことや関係あることだけと思い生きてきましたが、ヒグマの研究をしていく中で観光业?渔师?周辺住民など立场によってヒグマに対する捉え方が违い、1つの视点だけでは语れない部分があると実感します。そのような経験を通し、自分がここにいる意味ではないですが社会的な役割みたいなのを少しずつ感じてきています。自然に囲まれて研究するのは自身のためだけでなく、ヒグマと社会がより良い関係を筑くためにも役立たせることができると考えています。

(「知りたいことだけ研究することは素敌なことだけど、何か足りないというか、それだけでいいのかなと感じる思いは强くなってきているかな」と语る下鹤さん)
まだまだ未解明のことが多いヒグマの研究を行っている中で、下鹤さんはヒグマの専门家と呼ばれることが多くなってきています。「ヒグマの会」などの市民団体に属し、政策决定や人とクマが共存できる环境作り、どのように伝えるべきかを模索しているといいます。

直接僕が何かをやれば减らせるのかという问题ではないけれども、どう皆さんに伝えていくべきなのか、伝えていくことの重要性を身に染みて感じ、重要な立场に立ってきているという责任感のようなものを感じています。

(取材班と下鹤さんの记念撮影)

取材を终えて

「学生时代、研究だけでなくバイトや人间関係などの経験が今につながっていると感じます。これからの大学生活では好きなことや楽しいこと、兴味を持ったものを初めから取捨选択せずに挑戦する时间にしてみるといいんじゃないかな」と取材班にエールを送りました。下鹤さん、ありがとうございました。

この记事は、岩崎航志さん(総合理系1年)、菅遥香さん(文学部1年)、小岛隆之助さん(文学部1年)、柴田爱菜さん(医学部1年)、须贺勇斗さん(総合文系1年)、毛利友哉さん(総合理系1年)が一般教育演习「北海道大学の”今”を知る」の履修を通して制作した成果です。

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Update

2023.09.27

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