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#135 厚真に生きる、厚真に学ぶ(3)~まちのひとがらと集まらさる北大生~

前回绍介したように、かつて、北海道の交通ルートの要所であった厚真町。现在でも町外から多くの人が足を运んでいます。多様な人が集う中ではぐくまれた风土を受け、第1回の伊藤さんを含め、多くの北大生も足を运ぶ场になっています。最终回となる第3回は、厚真町で生まれ、地域の未来のために活动する2人の若者と、厚真町に飞び込み、地域の中で学ぶ2人の北大生を绍介します。

【鈴木隆介?麻豆原创本科生 保健科学院修士2年/成田健太郎?麻豆原创本科生 社会人】

(现场を访问し、お话を闻く取材班)
厚真の未来のため行动する地元の若者

厚真町ではローカルベンチャー支援によって、西埜さんのような新しい人々が次々と移住し、さまざまな取り组みを行っています(第1回参照)。しかし、活跃しているのは移住者だけではありません。厚真町に生まれ育った地元の若者たちも、地场产业を受け継ぐだけでなく、地域の未来のために挑戦しています。

まちで椎茸农家を営む堀田昌意さん。原木椎茸と并行して厚真町名产のお米「たんとうまい」や大豆などの生产も手がけ、新规就农を目的に外部から来る若者たちに自身の経験を活かした农业経営の心得を伝授しています。堀田さんは农业に従事するだけでなく、まちに光回线を通すことを町长に働きかけるなど、まちに豊かさを作るべく仲间と共に行动を続けてきました。「震灾もきっかけのひとつとなって外部からの注目も高まり、自分たちがまちに働きかけてきたことが加速していったように思います。厚真は元々农业など事业のやりやすさといったエッセンスが詰まったまちなんです」と话してくれました。
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(手间暇かけて育てた原木しいたけを见つめつつ、农业経営について语る堀田さん)

渔师の泽口研太郎さんは、今までにはなかった新たなコミュニティ?スペース「イチカラ」を作るべく地域の仲间たちと奋闘しています。メンバーのそれぞれが林业や农业、厚真町役场での仕事を持ちながら仕事の合间をぬって集まり、厚真町の未来、そして復兴のためにできることを一から考えていこうという愿いのもと始められました。

「地元の方や移住して来られた方、さらには町外の方が交流し、厚真町の未来を描くきっかけになってほしい」と泽口さんは言います。彼らの想いが多くの支援者の方々に届き、9月末にはクラウドファンディングで目标金额を见事达成しました。そしてプレオープンの日程が2020年1月11日に决まり、4月までに本格的なオープンができるように準备が进められています。

(準备中のイチカラについて语る泽口さん。元ふとん屋さんの物件を改修しています)
まちおこしに惹かれ、厚真と関わる北大生

このように地域の内外から挑戦する人々が集まっていることは、北大生にとっても非常に魅力的なフィールドとなっています。まちおこしに関心をもって厚真町に関わったのが、松田崇志さん(経済学部4年生)です。まちおこしについて知るには実际に地域で働くしかないと考えた松田さんは休学を决断し、2018年2月から9月までの8ヶ月间、インターンシップ生として厚真町に移住しました。移住先を选んだきっかけは、事前に参加したまち巡りのツアーで交流した地元の方の优しさとローカルベンチャーを通して起业した人の热気でした。インターン期间中は地元メディアの取材の同行や役场が行うふるさと纳税业务に携わり、返礼品の调整などまちの仕事の一端を担っていました。

「実际に住んでみるまでは、地方といえば大変な场所だという印象がありました。しかし、半年间の実践を通じまちの豊かさを肌で感じ、“地方だから困っている“は外からの决め付けだと感じました。まちおこしとは、地方に限った话ではなく自分がいる地域で何かに挑戦することが巡り巡ってその町の魅力や力になることなのではないか」と松田さんは话します。

(厚真町でのインターンについて话してくれた松田さん。経済学部栋をバックに)

松田さんの活动は地域の方にどのように映ったのでしょうか。松田さんと同时期に厚真に移住し、ふるさと纳税の业务の相谈にも乗っていたというデザイナーの田中克幸さん(厚真町地域おこし协力队)は、「松田君は先を読んで主体的に活动していたので、インターン先の会社だけでなく役场の人にも信頼されていたように思います。最近では彼のように、明确な目的を持って厚真に足を运ぶ若者が増えているように感じます」と话します。

インターンも终盘にさしかかった2018年9月、松田さんは震灾に见舞われました。そして被灾した翌日から、避难所でのお手伝いや物资の受け入れ业务に従事しました。復兴に向けて顽张っている方々のお手伝いにあたる中で、どんなことがあっても諦めない彼らの姿が印象に残ったと松田さんは语ってくれました。

(インターン期间中、シェアオフィスで田中さん(右から2人目)と食卓を囲む松田さん(右から3人目))
地震をきっかけに、厚真と関わる北大生

地震をきっかけに厚真町にボランティアとして関わったのは、水産学部2年生の五十嵐紗衣さん。震災で身近な場所が様変わりしたことに衝撃をうけた五十嵐さんは、「人の力になりたい」と考え大学のボランティアサークル あるぼら に参加しました。あるぼらでは、メンバーがアルバイトをして稼いだお金をものに変えて寄付する活動を行っており、東北等の被災地を対象としていました。五十嵐さんは自分たちにとってより身近な方々のお手伝いをしたいと、新たに厚真町のボランティアをメンバーと共に始めました。「私たちに力になれることがあれば喜んでお手伝いしたい、というスタンスで活動しています。しかし、寄付に関してはできることに限りがあります。なので地域の方の生の声を聞き、特に厚真町の復興に大きな影響を与えてくれそうな方々に寄付することで地域を元気にしようと考えました」と五十嵐さんは話します。被災地をまわる中で五十嵐さんたちが出会ったのは、復興に励む農家さんなど一次産業に携わる方々でした。

五十嵐さんたちはそんな农家の方々と収穫ツアーを开催し、関心を持つ他の学生たちを巻き込むかたちで支援を行いました。先ほどの堀田さんの奥さんが手掛けているハスカップ农园での収穫ボランティアもそのひとつです。震灾をうけ、被灾地の助けになりたいと考えた学生たちは现地を巡り地元の方と関係性を筑くことで、厚真の魅力を引き出す支援を実现していました。?

(厚真町でのボランティアについて话していただいた五十嵐さん。サクシュコトニ川のほとりにて)
学生の学びを広げる厚真の风土

厚真町には移住者をはじめとした外から入ってくる人たちの活动を支援する仕组みがあります。そのような地域の土壌からか、北大生も関わり、大学构内の讲义だけでは得られなかったであろう学びを持ち帰っていました。この厚真町で活动した北大生の学びのベースには、地元の人が织り成す厚真の“ひとがら”もあるように感じました。震灾、さらにはローカルベンチャーの仕组みが作られる以前から蓄えられ続けたまちのエネルギーが、学生の実践を后押ししています。

厚真で知った学びの姿势

みなさんには厚真町というところが、どのように见えているでしょうか?今回の连载制作にあたって、私たちはありのままの厚真町の姿に向き合おうと、そこに住む方々と同じ场に立ち、様々な角度からこの场所を见つめました。この町で、古くからの技术を今に合わせて活用した马搬に出会ったり、震灾を机にこのまちの歴史や文化をさらに伝えていこうとする人たちに巡り合ったり、住民と交流した北大生がそれぞれの関心に合わせて実践をしている様子を见たりしました。厚真町という场は、多くの人を繋げて、新たな取り组みや学びを生み出し、魅力を生み続けている场なのだと思います。私たちも、このまちに引き寄せられ、これまで见えなかったまちの姿を捕まえることができました。

知ろうとしないと知ることのできないこと、见ようとしないと见えないものが、私たちの日常に数多くあったのです。意识的に知ろうとすること、见ようとすることこそ、私たちの出発点でした。知れば、その前には想像しなかった面白さが広がっていました。このまちが私たちに教えてくれたのは、このことでした。

(取材班全员集合で、奥谤颈迟颈苍驳の「奥」サイン!)

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谢辞:
藤田あさこさん(厚真町役场)、宫久史さん(厚真町役场)には、取材対象となる地域の方々をご绍介いただき、町内をご案内いただきました。また下司义之さん(厚真町议会议员)からは、被灾直后の避难所の设置やメディア対応、その后の防灾の取り组みについてお话しいただきました。记事内でご绍介した方々をはじめ、多くの厚真町民のみなさんにご协力いただき、3つの记事を作成することができました。厚く御礼申し上げます。

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2020.01.10

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