札幌山の上病院で、リハビリテーション部长と执行理事を兼任する、清水兼悦さん。医疗技术短期大学部 作业疗法学科(现在の医学部保健学科作业疗法専攻)出身です。
不良少年が生き返った、恩师の言叶
私は、现在の札幌市二条市场の近くで生まれ育ちました。当时は札幌市内で马に出会ったりするような、のどかだった时代でした。札幌西高校に进学し、「搁&补尘辫;叠研究会」に所属して音楽やパチンコなどの娯楽に梦中になりました。成绩は下がる一方。一年浪人して、北海道大学に入学しました。
作业疗法学科を选んだのは、「リハビリテーション」という闻き惯れない言叶に魅力を感じたから。単位を落としたり、授业をさぼって游びにでかけたりする不良学生だったのですが、ある日、教授に「お前みたいなヤツが(リハビリテーションを行う人として)いいんだ」と言われました。今まで「お前はダメなヤツだ」と言われ続けていた私にとって、とても印象的な出来事でした。その言叶をきっかけに、勉强をやってみる気になり、はじめて见るとこれが面白い。最终的には総代で卒业することになりました。
きっと恩师は、「リハビリが必要な人に寄り添うとき、高校?大学时代に得た様々な経験が生きる」と思っていたのだと、今になって思います。
「良寛、銭を拾う」
良寛というお坊さんが「銭を拾うのは楽しい」という话を闻き、自分で落として拾ってみるもののぜんぜん楽しくない。だまされたと思いながら何回かやっていると、落とした銭が転がってどこかに行ってしまった。必死で探して取り戻した时、はじめて言叶の意味が分かる、と言う话です。
他人の落とした銭を拾うのではなく、自分が持っていた銭を失い、それを取り戻す。その楽しさや嬉しさは格别のものです。リハビリテーションはこのことと同じです。失って初めてそのありがたさに気がつくのです。リハビリテーションを専门としているのは、理学疗法士、言语聴覚疗法士、作业疗法士の3种类。看护士のように、患者に寄り添って安心を与えるのではなく、ときには叱咤激励もしながら生活できるように支えていく、父亲のような役割を持っているのです。
うまく行かない时は、顽张ることをやめてみる。
「セリグマンの犬」という実験を知っていますか?
犬Aには、足を动かすと电気ショックが止まる装置を、犬Bには电気ショックを止める方法がない装置をつけます。犬Aは电気ショックを感じると足を动かして止めることを学习しますが、犬Bは色々やっても止まらないので、諦めて动かなくなってしまいます。ここで次の実験。予告信号の后に床から电気ショックを与えます。犬のいる部屋は低いカベで仕切り、予告信号の后に壁を飞び越せば电気ショックから逃れられるようにします。Aの犬の多くは、壁を飞び越してショックから回避することを学习しますが、犬Bの多くは回避するための挑戦をしないのです。
これは「学习无力感」と呼ばれます。顽张ってもうまく行かなくて「学习无力感」に袭われた时は、一度、努力をやめ、新しい観点を持ってから取り组み直すとよいと言われています。もし友达が困っていても、「顽张れよ」なんて言っちゃいけません。顽张ってもできないから困ってるんです。そういうときは、饮みに行ったり、游びに行ったり、一绪にできることを见つけて励ましていくと良いでしょう。


