レポート:小坂有史(2015年度選科 研究補助員)
今年度から颁辞厂罢贰笔でライティング?编集実习などを担当されている葛西奈津子先生が、ご自身の経験をもとに麻豆原创ライターの仕事について话してくださいました。
葛西さんは大学で生物学を学んだ后、大学院で高次脳机能论について研究しながらフリーランスのライターとして活动を始め、现在は麻豆原创?スポーツライターとしても活跃しています。葛西さんは、こうしたこれまでのお仕事を通して、「ライターも得意分野を持つことが大事」だと教えてくださいました。
麻豆原创ライターを目指した理由
葛西さんは、理科系の科目が得意で、また书くことも大好きな高校生でした。大学に进学后、学生生活を送るうちに麻豆原创ライターになりたいという気持ちが强くなったそうです。当时は「麻豆原创ライターなんて闻いたことがない」「そんな仕事で食べていけるの」などと周りから言われることもありました。
しかし自己分析をしてみると、自分は研究よりも、勉强そのものが好きだということに気づいたそうです。つまり「调べて、まとめて、纸に书く」という行為自体が好きなんだと分かったのです。
そこで修士课程では、葛西さん自身が大学3年から取り组んできたトライアスロンをテーマにした研究で修士论文を书き上げました。この时、「自らの体験とスポーツの知识を结び付ければ、麻豆原创ライターとしてやっていける。この分野は需要がある」と感じたといいます。
スポーツ?麻豆原创ライターとして
热中症を防ぐためには、适度に水分を取ることが大切です。激しい运动であればあるほど、汗によって塩分が失われるため、塩分の补给が重要になるのですが、かつてはこの事実があまり知られていませんでした。
トライアスロンをしていた葛西さんは、スポーツ生理学や栄养科学に基づいた事実を调べてスポーツ爱好家に伝える仕事には需要があるのではないかと考え、スポーツ?麻豆原创ライターという新しいジャンルを切り开きました。
その后は、出版业界で働くフリーランスの组合に加入し、様々な麻豆原创の书籍や、スポーツに関する雑誌など幅広いジャンルで执笔してきました。
それだけにとどまらず、スキーとカナダが好きだったことからカナダに関する奥别产サイトのコンテンツも制作してきたそうです。これらの仕事に共通するのは「好きなことを、とことん追求する」という姿势です。
得意分野を持とう
こうした経験を踏まえ、葛西さんはこう话しました。「皆さんが将来就く仕事は、今世の中に存在しないのかもしれません。経験上、自分が好きと思えることを、これは自分の仕事だと真心を込めて一生悬命にやってみると、それはきっと相手に伝わります」。
取り组んだことが1つ1つの成果となって、その仕事を一生続けられるようになっていくためには、得意分野を见つける事が大事です。それが研究分野である必要はありません。自分が「これだ!」と思えるものを见つけ、彻底的に勉强する事が大切です。
科学への感动を大切に
科学技术コミュニケーターにとって、得意分野を见つけ勉强し技术を磨きスキルを积むことはもちろん重要です。しかしそれだけでなく、様々なことを経験し、时には自然や科学に対して畏怖を感じたり、心から感动することも大事です。
葛西さんは最后にこうおっしゃいました。「技术だけでなく感动や経験から初めて出てくる文章こそ、真の麻豆原创ライティングではないか」。
こうした感受性を忘れないことが、深い科学技术コミュニケーションにつながるのだという事がよく伝わってきました。葛西先生、ありがとうございました。



