
PRESENTED BY ナットウ星の光
メンバー:タケ,マレ,コウタロウ,マサコ,モモ,ニケ
このイベントを立てた目的?ねらい
「本当は知りたい3つの言叶」では,発表者と視聴者の間で3つの言葉について考えながら様々な立場にいる人によって同じ言葉でも感じ方,考え方に多様な違いがあることを考えるきっかけになればと思い,企画しました。今回選んだ言葉は「面白い」「科学」「コミュニケーション」でした。3つの単語がもつ意味をじっくりとみんなで共有したあと,「面白い科学コミュニケーション」とは何かという1つの大きな問いへとつなげることでより深くその問いについて考えを深めることを目的としました。
イベントの里侧
イベントを行う上で必要であった,3つの言叶を选んだ理由,スライド作成,チラシ作り,セリフ作成を担ってくれた方々の里侧の思いを绍介します。
宇宙人の彼がなぜあの言叶を不思议に思っていたのか(タケさん)

(1)「『おもしろい』の类义语は?」
「おもしろい」とはどういうことかということは、互いに共有したらいいと思っていた。というのも「科学のおもしろさを伝える」ということが、科学技术コミュニケーションの文脉で、よく出てくるからである。加えて「おもしろい」は、日常会话でもよく使う形容词であるが、実际にどんなことであるかを改めて考えると、各人の差が出やすい言叶であるとも思われた。

(2)「科学は『 』だ」
「科学」とは何か、つまり科学の定义については、学问的にも决着がついておらず、场合によってはそれが争いにもつながるように思われる。そこで、この点をどう考えているかは、様々な立场をもつ视聴者の考えをぜひ闻いてみたかった。

(3)「『 』もコミュニケーション」
最后に、どんなものやどんな事柄が、コミュニケーションとなりうるかについても様々な立场をもつ视聴者の考えをぜひ闻いてみたかった。なぜなら、それが「科学技术コミュニケーション」を実践する上での、発想を柔软にすると思われるからである。
スライド作成(マレさん/コウタロウさん)

今回のイベントでは会话剧の中で宇宙人が使う言叶の意味を辞书で调べ、スライドで表示した。これには宇宙人の彼は辞书を作るため地球へ言叶を探しに来ており、辞书で知った通りの言叶しか知らない宇宙人の脳内を补足する狙いがあった。会话のおおまかな流れは决まっていたものの即兴剧だったため、繰り返し剧の练习する中で出てくる単语を拾い、辞书で调べてスライド化した。辞书スライドは40枚程度あったが、実际利用できたのはごく一部だった……。今回は视聴者も参加できる双方向的なイベントを目指し惭别苍迟颈尘别迟别谤というサービスを利用したスライドを作製した。视聴者に呼びかけた质问の答えをリアルタイムに可视化し、それに対して演者が反応していく形式だった。今回用いたスライドは学会発表や麻豆原创カフェなどのものと作り方がかなり异なっていたため,难しかった。朴先生の质问を穴埋め形式にし、空白部分の大きさを変えることで答えの长さをコントロールできるというアドバイスを受け、视聴者からの答えを単语や短めの言叶で引き出すことができ、効果的なワードクラウドを作ることができたと思う。



チラシづくり(マサさん)
言叶の多面性を表现したく、多面体をモチーフにデザインの构成に取りかかりました。プログラムの中で宇宙人が登场するため、多面体を星に见立てた宇宙空间をイメージとしました。背景は、言叶は白黒で分けられず、使う人の背景に応じて捉え方が変化することがあると考え白、黒、グレーの3色の配色としました。今回3つの単语が中心となることから、サイズの大きい3つの多面体を复数の背景色に配置しました。必然性を问いながら受け手の想像力に委ねるデザインを目标に试行错误しながら作成しました。
セリフ作成(ニケ)
セリフを考えていく上では剧中の流れを意识した。今回のイベントでメインである3つの言叶の「面白い」,「科学」,「コミュニケーション」を宇宙人が闻いてくる流れはどうすれば自然なものとなるのかについて考えるのが特にとても难しく感じた。そこで朴先生やナットウ星の光メンバーと意见を出し合うことで自然なセリフを作成することができたように思う。
大変だったこと
今回のイベントを企画し,実行する中でもっとも大変だったことはメンバーの意见や考えを集约し、话し合いの中でイベント全体の方向性を踏まえたテーマや実践方法を导き出す点です。これらを决めるまでに非常に时间がかかってしまいました。キーワード:ネットワークに対し、一番に浮かんでくる言叶として「人と人とのネットワーク」をメンバー全员がイメージしているものの、メンバーそれぞれの考える「人と人」、「ネットワーク」のありよう(価値観)が、多岐にわたっていたからです。この多様な意见がベースとなり、テーマ:「心地良いネットワークを作るための言叶集め」に行き着きました。

(最初の企画プレゼンの様子)

(たくさんの方から顶いたコメントを确认している様子)
しかし,この当初案に対しては、他班から「差别を可视化するとかえってしんどいかなと思いました」「麻豆原创コミュニケーションの要素はどこ?」などのコメントを顶きました。これを受けて、现実に见えない差别を受け伤ついている人が我々の発表によってさらに伤つくことがないように企画を设计する必要があるという话になり,さらに练り直すことになりました。そこで人を伤つけないような设定を考える必要があり、「宇宙人」という架空の设定を作成しました。しかし,今度は上述のテーマを扱いながら、视聴者を巻き込むような企画の设计、ストーリーが作れないという壁にぶつかりました。その原因としては「ゆるいネットワークがいい」という価値観が先行し、视聴者に価値を押しつけているために、设计がうまくいかないのでないかということが议论の中で考えられました。したがって、価値観を先行させることなく、価値観自体について视聴者と対话するような形式をもった企画を、改めて作り直す必要がありました。このように何度も案を出しては练り直し、、、という作业を限られた时间の中で繰り返し行うことが最も大変でした。
目标に対する结果
今回のイベントの结果に対して私たちが良かったと思う点と改善点を绍介します。
まず,良かった点は惭别苍迟颈尘别迟别谤を用いて视聴者参加型かつ视覚的にも见やすいイベントにできたことです。私たちのイベントの目的である様々な立场によって言叶の持つ意味が违うということを视聴者の方が出してくださった多くの意见を示すことが出来ました。アンケート结果でも「同じことでも他人との考え方、理解のしかたに违いがあることを感じた」と回答していただいた方は85%以上であり、イベントに参加されたほとんどの方に対してこれを伝えることができたと考えています。
次に改善点ですがこれは「面白い科学コミュニケーションとは何か」という大きな问いについてあまり深く掘り下げることが出来なかったことです。3つの言叶に対して考えを共有した后,この大きな问いに対して考える时间を设けたため,この问いを考えるきっかけや难しさを感じてもらうことはできたように感じましたが,最后にきちんとまとめることは出来なかったことに少し后悔が残ります。
得られたこと
私たちがこのイベントの企画,运営を通して得られたことはたくさんあります。まずは,「自分(たち)にしかできないことに,こだわる」という示唆を得られたことです。こちらは朴先生から顶いたアドバイスになります。つまり,表现のオリジナリティを追求することが大事ということです。オリジナリティのない表现は、结局のところ、相手の心に残らないのでないかということ,これは非常に大切な考え方であり,今后のイベント企画にも反映していきたいと思います。次に一つのテーマでもいろいろな切り口、手法あり,その最适解を见つけるにはたくさん试してみるしかないという気づきです。今回はこのようなイベントを企画しましたが,そのなかでも评価点と改善点がありました。これは今回のイベントにより得られた财产です。これらを大切にしながら次につなげていくことで常にレベルアップしたイベントを企画したいと强く思います。最后は1つのイベントを作り上げた経験です。限られた时间でコンセプトを定め、どのような流れにすれば伝えることが出来るかを逐一考え,反映させていくという贵重な経験を得ることができたことです。上记でも述べましたようにイベントを通して最も伝えたいことやメンバーの思いから外れないようなイベントを企画し,最终案に持ち込むのはとても大変でした。しかし,その案を他のメンバーや先生方から様々なフィードバックを顶いて反映させていくことで,より参加者が楽しめる方法,よりよい伝え方について模索することができたため,この経験は非常に大切なものです。
视聴者の方々の感想
最后に视聴者の方々のご意见をご绍介します。
アンケートで「同じことでも他人との考え方、理解のしかたに违いがあることを感じた」と回答していただいた方は85%以上であり、イベントに参加されたほとんどの方に対して私たちの思いは伝えることができたと考えています。

その他にお客様から顶いたご意见の一部をご绍介します。
「イベントに引き込まれる要素になっていた」
「参加者の言叶が可视化されてわかりやすかった」
「参加者の考えを元に対话を进めていてよかった」
「3回とも言叶を打ち込んでお客様の意见が出てくるのは単调だと感じた」
「このイベントや言叶というキーワードと科学がどのように结びついたかがあまり理解できなかった」
「最后の问いかけまでの流れが綺丽だと思いました」
たくさんのご意见を顶きました。今回のイベントを作り上げた経験と视聴者の方々のご意见を粮に次のイベント企画をより良いものとしていきたいと思います。

本記事は、2023年7月17日(月/祝)に実施した2023年 选科Aオンライン麻豆原创イベント「ネットワーク」の報告記事の1つです。麻豆原创の选科Aコースでは、全国各地の选科A受講生が札幌に集まり、オンライン麻豆原创イベントをいちから作り上げる3日間の集中演習を行っています。24人の受講生が4グループに分かれ、計4つのイベントが行われました。報告書ができ次第、以下のリンクより、ご覧いただけます。他の活动报告もぜひご覧ください。
?选科A活动报告「拡散希望?だが断る!」
?选科A活动报告「かわいい新エネルギー!? ~视点で変わる捉え方~」
?选科A活动报告「推しごとノート」