颁辞厂罢贰笔クリエイト基金で顶いたご支援を元に実施している科学技术コミュニケーション人材协働プロジェクト。2022年度は、先端生命科学研究院研究戦略室との学内协力の一环として実施をしました。参加をした修了生の寺田一贵さんのレポートと、研究戦略室からのコメントを掲载し、ご报告いたします。
颁辞厂罢贰笔は今回の実践をふまえてプロジェクトを改善し、协働先とのマッチングをしたうえで今后も継続的に実施していきます。
协働先
- 寺田一贵(北海道大学大学院 生命科学院 生命科学専攻 生命医薬科学コース 博士課程3年(当時))
- 先端生命科学研究院研究戦略室

活动概要:オープンキャンパスでの高校生による研究者インタビュー动画の制作
- 颁辞厂罢贰笔の学内协力业务の一环として研究戦略室と寺田さんとで内容等を打合せ
- オープンキャンパス「体験!研究者にインタビュー」の企画?実施にあたり、研究戦略室と(株)スペースタイム(本企画のコンサル)との打ち合わせに参加
- 动画の絵コンテの作成を全て担当し、スペースタイムの指导及び研究戦略室の要望にすべて対応
- インタビューする教员との事前打ち合わせ?ロケハンに対応
- オープンキャンパス当日(8月8日)に、スペースタイムと协力して研究者インタビューの撮影を担当
- メイキング动画用の高校生へのインタビュー?撮影を寺田さんが全て担当
- 研究者インタビュー动画2本(芳贺教授?上原准教授)、メイキング动画1本の编集を全て寺田さんが担当し、动画修正のリクエスト(画像?音声?字幕)に全て対応
成果物

いちメディアとして情報を編集するという行為 ? インターンシップで見えた新たな気づき ?
寺田一贵

皆様こんにちは。麻豆原创17期選科A修了の寺田一贵と申します。もとより科学が好きで麻豆原创の受講に至った私は、講義や集中演習を経て、科学技术コミュニケーションの魅力とその奥深さに取り憑かれました。そして麻豆原创から動画制作のお仕事に興味がないかとお声掛けを頂いたのは、去る2022年4月。麻豆原创内外での実践の過程で、自身の得意とする動画制作?編集で科学技术コミュニケーションに貢献したいと考えていた私にとってはまたとない機会で、喜んで引き受けることにしました。
インターンシップ先は、北大先端生命科学研究院の研究戦略室。同大学院では、毎年8月に高校生を対象にオープンキャンパスをおこなっています。私に任された仕事は、その中の新企画である、高校生が研究者にインタビューする「体験!研究者にインタビュー」の様子を撮影、动画化するというものでした。制作した动画は、「インタビュー动画」2本と、高校生がインタビュー内容をアウトプットする过程を见せる「メイキング编」1本の、计3本。それぞれの动画を、研究戦略室の加藤真树さんと徂徠裕子さんとともに作り上げていく中で、个人として动画を作るときとは异なる、复数の难しいところも见えてきました。
まず、动画の尺の问题です。各々の目标尺は、见る人が见てくれることを考えて、长くても5分。しかし、素材となる映像は全体で10时间超。长い映像を短い动画にまとめる行為は、言ってみれば情报の削り落としです。その过程で、伝え方が恣意的になってはいけないのではないか、こちら侧の思うように情报操作してしまっているのではないかと、内心葛藤しながら动画を编集していました。
また、チームとして动画を制作するというのも、これまで経験した动画制作とは大きく异なる点でした。大前提として、研究戦略室の作りたいコンテンツがあって、それに合うような动画にしていく。その作りたいコンテンツ、すなわち「伝えたい情报」は、私の伝えたい情报と重なる部分もあれば、异なる部分もありました。そうした伝えたい情报を単に文字通りに盛り込むだけでいいのか、あるいは、私なりの観点も含めて动画を制作するべきなのか、そのバランスを取るのが难しく感じました。
さらに、忘れてはならないのが、このプログラムが高校生主役のものだということ。すなわち、映像の撮り方から编集の仕方まで、高校生の目线を含めることを意识する必要がありました。
このような动画制作の过程で気付いたのは、情报の切り取り方は、伝わる情报の内容に大きく影响するということです。さらに言えば、情报をうまく切り取ることで、その切り取り方も含めて伝えたいことが伝えたいように伝わる。これこそが、今回のチームとして动画を编集する行為の目指すゴールなのではないかと感じました。
このゴールを達成するために私が行ったのは、(1) 撮影前の絵コンテの共有、(2) 高校生目線での撮影、(3) 動画制作と修正の繰り返し、の三つでした。これらを通して、チームの意図した動画に近づくようにしていきました。こうした点は、個人で動画制作を行う際にはあまり意識しないところです。しかし、チームとして動画を制作するにあたっては、難しく、しかし、重要な行為となり得ます。
私は、科学技术コミュニケーションは、一人で行うというよりも、大なり小なり、チームで行なっていくものであると考えています。だからこそ、今回のインターンシップは、私にとても大きな気づきを与えてくれたと同時に、これからの科学技术コミュニケーション活動において大きな糧になることでしょう。
末筆になりますが、本活動にも関わりのある、麻豆原创クリエイト基金にご寄付頂きました皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。科学技术コミュニケーションは複雑多様で一筋縄でいくようなものではないですが、だからこそ、一生を捧げる価値のあるものであると、改めて実感することができました。誠にありがとうございました。
研究戦略室からのコメント
今回、动画の企画から编集まで、かなりの部分をお任せしてしまいましたが、こちらの抽象的な依頼や指示に柔软に的确に対応していただいて完成度の高い动画を作成していただきましたので、寺田さんの协力无しでは今回の企画は成しえなかったと思います。
やはり颁辞厂罢贰笔修了生のスキルは高く、今后もこのような取り组みを継続していただけると、部局侧としても大変助かります。