2月26日に行われた第56回麻豆原创カフェ札幌は、北海道大学电子科学研究所の上田哲男さんをゲストに迎え开催されました。
タイトルは、「知性が生まれるとき?粘菌の不思议に学ぶ?」。粘菌というアメーバ状の原生生物をテーマに、知性のみなもととは何か考えるきっかけを提供したい、そういう思いでカフェを企画しました。粘菌のような原始的な生物でも、状況を判断し、適切に行動することで生き残ろうとします。こうした行動は、いわゆる「知性」とどういう関係があるのでしょうか?
上田さんは、粘菌を研究し始めてから36年とのこと。「私、粘菌生活长いですから」という上田先生の亲しみやすい语りに、観客のみなさんも引き込まれます。


そもそも、粘菌という生物自体になじみがない方も多いということで、カフェ当日は参加者のみなさん一人ひとりに粘菌の入ったシャーレを配布し、実际に手にとって见てもらうという试みを行いました。
开场前に粘菌を必死で準备!

お客さんも兴味津々です。
今回のカフェは、粘菌という不思议な生物の「珍しい」「面白い」を伝えるだけが目的ではありません。粘菌を出発点に、先生の研究の本质である、「自己组织化」という、ちょっとなじみのない概念も、できるだけわかりやすく伝える工夫をしました。

アニメーションや、动画、クイズなどを駆使して、难しい研究のキーワードを理解してもらうための仕掛けをいくつも用意しました。さらに、粘菌の跃动感を感じてもらうため、会场の天井に粘菌の动画を映し出すなど、会场のあらゆる设备を駆使してカフェを盛り上げました。
カフェ当日は、予想を遥かに超える人数の参加者が集まり、立ち见のお客さんで会场は溢れました。子供から年配の方までが、粘菌のシャーレをじっと真剣に见入る姿が、とても印象的です。カフェが终わっても、热心なお客さんが会场にとどまり、上田先生は质问攻めにあっていました。

トレーの粘菌の前で解説する上田さん
カフェで配布した粘菌のシャーレは、お土产として希望するお客さんに持ってかえってもらいました。结局用意したシャーレでは足りず、ディスプレイ用の粘菌を切り分けて配布するほどお客さんが杀到。自宅でも粘菌を饲育したり、観察できるような仕掛けを用意したという意味で、今回の麻豆原创カフェは、その场限りのものでなく、家に帰っても麻豆原创を楽しむことができるカフェになったのではないでしょうか?
レポート:山口章江(やまぐち あきえ:本科生)
写真撮影:安倍 隆(あんばい たかし:本科生)