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「本」を素材に思考実験ワークショップを行いました

2019.12.24

12月13日金曜日の17時から、モジュール7の講師を務める橋本 典久(明治大学?武蔵野美術大学)先生のワークショップ「「本」を素材に思考実験」がありました。

は、世の中の物事を観察し、自分なりのルールを决めて多様なメディアに展开していく作品を制作されています。今回のワークショップでは、「本」をいろいろな方法で楽しむことで、新たな発想につながる头の体操のようなことを行うことを目指しました。

ワークショップの参加者は、名の知られている文库本を一册ずつ持って集まりました。名作と呼ばれる本に、手を加えるタブーなことにチャレンジするワークが続きました。本の一番最初の文章と、一番最后の文章だけを読み、タイトルの前に「超訳」をつけて朗読してみるワークや、ランダムに本を开いて指で指した名词の前に、「タイトル+の」をつけて朗読してみることを行いました。本によって、普段と全く异なる方法で本を楽しんでもその本の内容が渗み出るものもあれば、そうでない个性が现れるものもありました。名词の前にタイトルをつけるワークの场合は、名词一つだと抽象的だったのが、意味が限定されることでイメージが広がるような気がしました。

&濒迟;黒涂りワーク&驳迟;
本をランダムに开いて、残っている言叶で文章になるようにいらない部分を黒く涂るワークです。アートの世界だと、シュールレアリズムのアーティストたちが用いていた手法です。名作と呼ばれる本を黒く涂りつぶすタブーな行為を通して、本を一つの表现や思考の材料として使うことができ、普段あまり行わない朗読でみんなと内容を共有する体験をするワークでした。

&濒迟;俳句づくり&驳迟;
季语は使わないにしても、5/7/5のルールに合わせて言叶を选んで、その言叶を切って并べるワークです。参加者と话し合って、ランダムなページからその言叶を集めることにしました。俳句の终わりには自分の名前をしっかり书いて、みんなで见せ合いました。

&濒迟;自分のルールでワークをやってみる&驳迟;
最后のワークは、自分が作ったルールにしたがってワークを行うものでした。最后のワークは、先ほど作った俳句の左侧に配置させました。参加者の名前を消した状态で、ワークショップで作成したものを共有します。

登场人物がお互いについて语ったことを整理してみた参加者

「雪」の前にあった言叶だけを切り取り、文章の冒头から并べた参加者

1ページで最もたくさん登场した言叶顺に并べた参加者

対话文を再构成した参加者

ネガティブなものとポジティブなものを并列した参加者

登场する虫を会社の人间関係に例えた参加者

最后にはワークショップの感想を语り合うことで学びを振り返りました。解釈は创作の始まりであることに気づいた意见、作為的な言叶を消す行為から様々な発想につながったという意见、普段と异なる脳の使い方が知れたという意见、予想もできなかったことがあるルールについてつくられることの楽しみを感じたという意见、自分のアウトプットは自分を表しているように感じて耻ずかしかったという意见、他の意见を闻ける场になったという意见、ある意味セラピーのように感じられたという意见など、幅広い感想がありました。

现代アートの中で、本は一つのマテリアルとして使われています。あるルールのもとに、偶然な繋がりや発见をし、そこから何かを表现するきっかけをつくるために、本は大変有効な手段であることに気づかされました。また、本を构成している文章の中に、一つの元素とも言える文字を见つめることで、新たな文脉をつくる体験が新鲜でした。

桥本先生が最後に語った、実験は自己投影で、新たなものを生み出すためのものだ、という言葉が印象に残ります。見慣れた対象も、自分なりのルールで実験を繰り返すことで、新たな創作のタネになる可能性を感じました。

みなさんも、身近な本を素材に思考実験してみたらどうでしょうか。新たな発想につながるかもしれません!